カテゴリー: 友松 誠(ともまつ まこと)

  • 薫風の時季より・・・2

    おはようございます。

     

    新緑のかおり。
    このかおりは花の香りを嗅ぐような、鼻の嗅覚優位のかおりの味わいではないように感じる。

    どちらかといえば、嗅ぐより先に吸気が入り、後からすがすがしさ爽やかさを味わい、空気が美味いと感じる、そんな感じ。

     

    意識的に匂いを嗅ぐのではなく、無意識的にすでにからだが新鮮な空気と識別して吸い込んでいて、すがすがしく爽やかな感覚をとおして意識に昇ってくる、そんな感じ。

    そして、からだと共に空間に身と心を委ねて、更に味わう。

     

    自分自身を洗濯するような、リラックスした時空。

    この時空は、外的刺激に反応しての喜びではなく、心とからだの内側から無条件に湧き上がる悦びの時空。

     

    忙しい中にも、一日一悦はあった方が良いと思うのです。

     

     

  • 薫風の時季より。

    おはようございます。

     

     東京操体フォーラム実行委員リレーブログ今週は友松の担当となります。
    どうぞ、よろしくお願い致します。

     

    前回のブログ担当の時は、スギ花粉が猛威を振るっていた頃で、外に出て空気を吸うのを躊躇ってしまうような時季でした。

    しかし、今回は空気をおもいきり吸ってみたくなるような時季を迎えました。

     

    緑の葉が萌える季節。

    緑が実にみずみずしい。

    木々の緑に囲まれていると、自然に周りの空気が入ってくるように感じ、更に吸い込みたくなる。

     

    鼻から吸って、そして背中で。

    背中が膨らみながら背すじが伸びてくると、胸郭も膨らみながら引き上がる。

    そして、お腹も下の方から軽く締まってきて、更に背すじが伸びながら息が入ってくる。

    実にすがすがしい。

     

    瑞々しさ溢れる空間と身体内部の腔間の調和への導き。

    息によって生じる流れからの動き、そして動きから更に息が入り、そして全身に行き渡る生命エネルギーの流れの循環。

    「あ~、気持ちがいい」

    からだとともに味わう気持ちよさと、生かされし空間の有難さ。

     

  • うららかな時季より・・・7

    おはようございます。

     

    今回の私のブログのテーマは「うららかな時季より」として、お付き合いいただいてきました。

    しかし、週半ばで雪が降ったりと、寒の時季に逆戻りしたような日もありました。

    週初めに、あまり冷たくしないでね、と書いておいたのに…。

    なかなか上手くいかないですね。

    相手は自然なのだから、自分の思い通りにいかないのは必定。

     

    それでも、雪の降った後は、前にも増してうららかな気候。

    寒い日と暖かい日が繰り返されて、本格的な春になっていく。

    混じり合いの積み重ね、そして麗らかなハーモニー。

     

    麗らかなハーモニーの空気感を愉しんでいると、ふと、耕された畑が目にとまる。

    耕された土の中でも、麗らかなハーモニーが奏でられていることでしょう。

    耕す。

    耕やすという言葉は、農業だけで使う言葉ではない。

    心も耕す必要がある。

    心にも浅層と深層があって、心の深層には潜在意識、宇宙意識と呼ばれるものが宿っているという。

    そうした心の深層にあるといわれるものと、無意識の内にも自律した営みをして、私達を生かしてくれているからだとは、つながっていると感じられる。

     

    正当な呼吸や動きをとおして、からだと向き合い、その有難さを感じ、感謝して、優しくなっていく。

    これは、心の深層を掘り起こす事にもつうじ、心を耕していく事につながると思うのです。

    一週間のお付き合い、ありがとうございました。
    来週は畠山裕美先生の担当となります。
    どうぞ、おたのしみに。

  • うららかな時季より・・・6

    おはようございます。

     

    この時季は、うららかな陽気に誘われて、時間があれば外出したくなります。

    そして、何気ない中にも、新しい発見があったりすると嬉しくなります。

     

    先日も、ユーモラスな看板を見つけました。

    なんだか愛嬌のある字体とイラスト。

    自戒を込めつつ、ほのぼのさせる文体。

    ここの社長の、ひとり言なのだそうな。

    しているふり。

    しているふりも、集団で何かしている時とか、ムードを壊さない為にも必要だったりする。

    しかし、他人様は欺けても自分自身は欺けない。

    自分自身を、欺いても仕方がない。

    子供の頃に聞いた「おてんと様は、いつも見ている」という言葉が思い返された。

     

  • うららかな時季より・・・5

    おはようございます。

     

    うららかな良い季節になっても、鼻づまり、鼻水ジュルジュル、くしゃみが止まらない、目が痒い、身体が重だるいなどの症状が続いていれば、なかなかたのしめない。

     

    私も御多分に漏れず、花粉症です。

    以前は、症状の表れ方も酷かった。

     

    しかし、本物の操体に出会い、学びはじめてから、症状の表れ方が軽くなりました。

    操体法には、特定の症状、疾患に対する治療法というのはない。

    勿論、花粉症だからこうする、というやり方もない。

     

    すべての症状、疾患も、元を辿れば生命現象のバランスの乱れから。

    なので、生命現象を成り立たせるのに、必須な生命活動の営みを正していく事で、健康の基礎からバランスが調整されていく。

    バランスが調整され、健康維持、増進が進むほど、気になる症状も治まるバランス状態となっていく。

     

    私の花粉症も完治したわけではないです。

    花粉の飛散量の多い日に、無頓着にそのまま外出すれば、鼻水やくしゃみが出ますし、重だるさも感じるようになります。

    それでも「今日は多く飛んでるな」と感じて、ちょっとマスクをすれば平気になり、外出をたのしめる。

    以前とは、随分と変わりました。

    これもバランスであり、もっと感覚をとおしてからだに優しくなりなさい、という意味が込められたバランス現象と受け留めています。

     

  • うららかな時季より・・・4

    おはようございます。

     

    うららかな陽気は良いが、この時期は苦手という人も多いと思います。

    そう、スギ花粉の飛散ですね。

    最近は天気予報を見ると、花粉の飛散予報もでてきて、イガイガ虫のようなマークとともに、きわめて多いとか非常に多いという予報ばかりです。

     

    スギ花粉症は、国民の約4割が罹患しているといわれますが、実際にはもっと多いようにも思われます。

    だからといって、スギの木ばかりを悪者に出来ない。

     

    スギの木一本一本は、自然に生を全うしているだけなのに、数が問題。

    戦後の木材不足解消のため、自然な林を生長の早いスギに植え替えたはいいが、価格の安い外国産材を輸入し、植えたスギを放置してきたのは人間。

     

    また、地面をアスファルトやコンクリートで固め、花粉が土に還れず、舞いやすくしているのも人間。

    舞っている花粉は排気ガスで汚染され、人体は更に過剰反応しやすくなるが、そうさせているのも人間。

     

    そしてまた、アレルギーを起こしやすくさせる生活習慣をしているのも人間。

     

    花粉症には様々な要因があるでしょうが、花粉症という国民病を引き起こしているのは、自然ではなく人為的要因の方が大きいと思われます。

     

    政府も、今後10年を視野に入れて、スギの木の数的問題をはじめ、花粉症対策を進めていくようです。

     

    しかし、行政や他人まかせではなく、自分自身の問題なのですから、生活習慣をはじめ自分のからだにとってのストレスを、見つめ直す必要もあると思うのです。

     

  • うららかな時季より・・・3

    おはようございます。

     

    昨日は、午前中は風も穏やかで、そよ風の心地よさでしたが、昼からは春の嵐のような風が吹き付けていました。

    それでも、うららかな陽光に合わせるようにして芽吹いた小さな草花は、麗らかに咲き誇っています。

    特に、紫の花を咲かせた草が多く、紫の絨毯のようになっている所もあります。

     

    この紫色の花を咲かせている草は、ホトケノザと呼ぶのだそうな。

    確かに、よくよく見てみれば、葉っぱのつき方が仏像の座に似ている。

    それでも、雑草扱い。

     

    ホトケノザの花言葉は「調和」「小さな幸せ」

    どちらも大事であり、雑草として摘み取るには気が引けてくる。

     

  • うららかな時季より・・・2

     

    おはようございます。

     

    昨日の雨もあがり、すっかり春めいた空気感を感じます。

    うららかな陽光。

    どこからか聞こえてくる小鳥のさえずり。

    ほのかにかほる沈丁花の香り。

    やさしくすがすがしいそよ風。

    そよ風の静けさ。

     

    空を見上げれば、光を含んだ白さのある、淡い水色。

    秋の透き通るような青さではなく、様々なものが入り交じり、これから何かを生み出していくような、エネルギー感のある淡い色。

     

    何か良い事ありそうな。

    いやいや、良い事ありますとも。

    理屈をつけずに、良い事を良い事として受けとり、感謝すればいいだけ。

     

  • うららかな時季より

    おはようございます。

     

    東京操体フォーラム実行委員リレーブログ
    今週は友松の担当となります。
    どうぞ、よろしくお願い致します。

     

    近頃は、めっきり春めいてきて、日射しもうららかで、その日射しに煌めいてすべてのものが、美しさを増しています。

    しかし、今日はあいにくの雨模様。

     

    それでも、雨もまた良し。

    花粉の飛散もやわらぎ、花粉アレルギーの人には、安息の得られる日となるでありましょう。

    この雨で、これまでに積もった花粉や塵、埃も洗い流してくれる事でしょう。

    春の雨はやさしい。

     

    そして、春の雨は万物生であるという。

    万物生とは、春に降る雨によってすべてのものが潤いと生気をもってよみがえる、という意味だという。

    春の雨はやさしい。

    あまり冷たくしないでね。

     

  • 寒の時季より・・・7

    おはようございます。

     

    今回の私のブログのテーマは「寒の時季より」として、お付き合いいただいてきました。

    しかし、今年はこの大寒の時期にしては、妙に暖かい日もありました。

    特に日中は、外に出た時の雰囲気が3月か4月頃のように感じられた日も度々。

    それでも、朝はそれなりに寒いので、寒暖差が凄く大きい。

    そして、今日からまた冬の気温に逆戻りという予報も出ています。

     

    Webの気候に関するニュースを読み終わると、下の方に一般の人のコメントが寄せられています。

    読むと、気候変動と健康への不安に関するコメントが、増えているような気がする。

    具体的には、自律神経の乱れに伴う症状への不安。

     

    普段、無意識の内にも、からだが行ってくれている自律に向けた調和への働き。

    生命体として空間と調和し、生物として自然環境に適応しようとする、そうしたからだの有難い働きが元にあるから、社会的、人為的環境が加わった文明社会に於いて、人間は幸福を目指して生きていける。

    しかし、自然環境の変化に、からだの働きがついていけなくなったら、どうなるのでしょうか?

    考えてみるのもいいと思うのです。

    自律神経の乱れというメカニズム面からだけでなく、その前にはどのような空間との不調和があり、それがからだにとって、どうストレスとなって影響を及ぼしているかを知る必要があります。

     

    「呼吸」「動き」「重心」、不正を正し、適正化していく。

    私達の師は、近い将来に人間が直面するであろう問題にも、しっかり対応できるよう、重心の適正化を提唱しているのだと思う。

     

    これからは、今までの様な症状、疾患別の対処では間に合わなくなる人の割合が、増えてくるのではないかと思われます。

    それで間に合う人は、それでもいいかもしれません。

    しかし、間に合わない人は、操体という妙で、健康学を基にした絶妙な療法があることを知っておいてほしいと思うのです。

     

    一週間のお付き合い、ありがとうございました。
    来週は畠山裕美先生の担当となります。
    どうぞ、おたのしみに。