カテゴリー: 畠山裕美(はたけやまひろみ)

  • 二日目 捻挫

    捻挫のケアの手順です。

     
    渦状波→湿布→固定
     
    お正月から仕事もあったので、動いたり(さすがに正座は避けた)歩いたりはするので、スポーツ用の包帯型サポーターで固定。
     
    やはり無理に動かさずにある程度の固定がいいみたいですね。
     
    途中で何度か診てもらいましたが、全然腫れず、外果(そとくるぶし)の下が少しうっ血しているくらいでした。
     
    治りが早い。
     

    捻挫の写真はさすがにアレなので、とらやさんの「巳」のイラストを。
     
     
     
  • 初日 捻挫

    自戒をこめて現場写真を貼っておきます。

    こんにちは。畠山裕美です。

    1週間宜しくお願い致します。
     
    今年の元旦の話です。
    届け物を持って三浦先生のところへ行く途中、荷物が重かったこともあると思うのですが、駅の階段を降りていて途中の広いところで、左足を内側に捻りました。
    アレです。捻挫です。
    幸いハイカットの靴をはいていたので、すぐに立ち上がりましたが、歩くのは平気、ただ、階段を降りると痛いので
    「痛くないように階段を降りました。
     
    この「痛くないように」というのも大事です。
     
     
    その20分後
    「先生、捻挫しました~!」と訴えると先生が診てくれました。
    こう言う時は、やっぱり渦状波です。
    操体の強いところは、患部を触らずとも対応できること。
    例えば、骨折後、骨折したところに触れずともケアが可能です。
     
     
    20年位前の話ですが、私の友人が捻挫したそうで、近所の接骨院に行ったところ、
    「包帯を変えて様子を見るから1週間毎日来るように」と言われたそうですが、
    忙しい会社員が毎日包帯を変えるために接骨院には行けず、結局自分で湿布を買って包帯を変えて。。
    という感じだったそうです。
     
    毎日1週間というのは働く人にとってはキツいですよね。
    ただ、治ったか治ってないんだかわからないうちに湿布も包帯もやめたそうです。
    これは「捻挫あるある」ですね。
     
     
  • 伝えること(7)

    先日、加門七海先生の本を読んでいたところ、呪術やまじない系の話で、
     
    「本になっているものは、その組織ではもう過去のものになったもの」というようなことを読んで「そうだよね」と思いました。
     
    三浦先生の講習開講の際「何か事前に読んだ方がいいですか」と聞く人がいますが、先生は「読まなくてもいい」と言います。
     
    というのは、講習の内容は、本にはなっていないからです。
     
    そうなると、やっぱり「じかあたり」ですね。
     
    1週間ありがとうございました。
    明日からは三浦寛先生の担当です。
     

  • 伝えること(6)

    間違ったやり方で、いくら練習をしても、逆効果である。
    下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、という言葉がありますが、操体の場合、練習するとしたら、相手が必要です。
     
    本当は、自分でできる練習もあります。それが、指の反りを直すとか、腰の後弯曲を修正するとか、皮膚を決めるとか、からだの使い方、動かし方とかです。
    本当は自分でできる練習をしっかり積んでから練習すればいいんですが、自分でできる練習をしない人は、人のからだを使って練習したがります。
    これはかなりナゾなのですが、問題の原因を「自分」ではなく「他者」に向けているのかもしれません。
     

    調和。
  • 伝えること(5)

    足趾の操法の動画を撮って流せば?という話をたまにいただくのですが、ちょっと躊躇しています。
     
    というのは、いままで「本とか動画で見たんだけど」という人が「実際にやる」のを見ると、100パーセント「違う!!」となるからです。
    たまに指先をつかんでぐるぐる回している人がいたり、踵を浮かせたまま足を上下させたりしているとか、そんなことがあるんです。
     
    ちなみに、見た目には簡単に見えるのが「足趾」です。
    なんとなく真似してこんな感じ、というのは再現できるかもしれませんが、本当のコツは、見えないところにあります。
     
    操者が疲れない【長時間継続しても大丈夫な、操体的なからだの使い方】方法があります。
    また、これはかなり大事ですが【見よう見まねでやると、手首や肘や肩を壊す】ことになります。
     
    実際に「教えるからまだやらないように」と再三言ったのに、こっそり試して手首と肘を痛めたという受講生は何人もいます(汗)。
    まあ、正直に言ってきたので、良しとしましたが。
     
    受講生の中には、最後の肝心なところを教える前に「自分はもうできるから」と、辞めていった人もいますが、肝心なところが抜けていて、どうやってやっているんだろう、と不思議になります。やってないかもしれません。
     
     
    そして「最後の肝心なところ」ですが、やはりこの辺りはお互いの信頼関係にも関わってきます。
     
    この「最後の肝心なところ」というのは、実際、指導プログラムには入っていません。
    指導プログラムの上にあるものだからです。
     
    「この人にはここまで伝えたい」というところにあるんです。
     

  • 伝えること(4)

    ピアノの練習の話で恐縮ですが、操体の勉強にも通じるところがあります。
     
    ピアノも操体も「まむし指」では、上達しにくいのです。
    ただ、ピアノの場合はやっている人の数が絶対的に多いので、昔から
    「手が小さい」
    「まむし指になる」
    などの悩みを抱えてきた人は多く、それなりの練習法や解決法や指導法が考えられてきました。
    ピアノの先生の解剖学的考察などは、かなり面白いです。
    「手の広げ方」とか、是非チェックしてみてください。
     
    また、ピアノも操体もそうですが、日常生活で使う筋肉とは全く違うところを使います。
     

  • 伝えること(2)

    今年、2024年の夏、なぜか突然「天の声」が聞こえました(笑)。
    「ピアノ、やろうよ」
    私は三歳の時、長女だったもので、妙に期待した親がドイツ製のピアノをもらって来て、音大の先生にピアノを習わせようと企んだわけです。
    今はそういうことはないと思うのですが、先生がかなり厳しく、間違えると手を叩いたらしいんです。
    それで、柱にかじりついてピアノのレッスンを嫌がった、という伝説が残っているくらいなんですが(覚えてない)、
    ピアノはそれっきりになりました。 何だかピアノはこわい!というイメージがあったのか、キーボード系にイマイチ馴染めなかった時代が続いたのですが、勿論音楽は嫌いではない(今思うと、幼稚園の時は結構クラシックを聴いていた)のでした。
     
    天の声に従って、なんだか溜まっていたポイントを使って、電子ピアノを買いました。
    そして、教本、それも新しいのを買いました。
    これは、動画と音源がついていて、先生(ピアノの王子様みたいな人)がyoutubeで教えてくれます。
    音源のみのものもついています。
    そして教本の前に、私は「ピアノは姿勢とポジショニング」と練習法法が大事、ということを知っていたので、プロの練習法についての本を買いました。
    これは、手が小さい場合の対処とか、実践的なことが書いてあります。
    つまり「基本となる考え方」と「教本(練習)」の二段階で行ったわけです。
     
    こんな感じで、なんだか段々弾けるようになってきましたが、付け加えてNHKの「三ヶ月でマスターするピアノ」という、ド素人会社員60歳が、三ヶ月で、サティの「あれ」が弾けるようになる!というかなり強気の番組です。
    たまたまこれをオンデマンドで発見し(なんだかオンタイムだった)、見たところ「大人には大人のマスター法がある」ということで、かなり納得しています。
     

     

     

  • 伝えること(1)

    こんにちは。畠山裕美です。
    秋のフォーラムも無事終了しました。
    来年は4月29日、11月24日に春秋それぞれ東京操体フォーラムを開催致します。
     
    10月に伺った町田簗田寺のご住職から伺った話です。
    曹洞宗といえば皆さん、道元禅師を思い出すでしょう。
     
     
    曹洞宗は、日本で一番お寺が多いと言われています。
    浄土真宗も全派を合わせると同じ位だそうです。
    一番多いのは「○○派」に分かれていないからなんです。
     
    その、曹洞宗で、中興の祖と言われる瑩山紹瑾禅師という方がいらっしゃいます。
     
    瑩山禅師は、鶴見の総持寺を開いた方です。
     
    さて、曹洞宗のお寺を「道元さん系」と「瑩山さん系」に分けると、3対7くらいになるそうです。
     
    簡単に言えば、道元禅師は坐禅などを通じて「内」を探究した方。
    瑩山禅師は、衆生を救うために「外」を探究した方、と理解しています(私の理解です)
     
    瑩山禅師がなぜ中興の祖と言われるかというと、優秀なお弟子さんを育成し、日本各地に派遣、曹洞宗の基盤を作ったのです。
     
    東北地方に行くと(曹洞宗多い)、曹洞宗だけど念仏を唱えるというところがあります。ざっくり言えば
    檀家が「念仏もやりたい」と言えば対応し、「ご祈祷してほしい」と言えばご祈祷にも応ずる(神仏習合などの関係もあるかと思います)、女性の出家者をサポートするなど、信者のニーズを取り入れていったというところです。
     
    で、大事なのは「優秀な弟子をたくさん育てた」ということです。
     
  • 偶然というか(7)

     
    自分の直観に従って生活をしていると「お!すごい偶然」ということがよく起こります。
    3ヶ月ほど前、たまたま(本当にたまたま)、猫の真魚君(まーちゃん)が、猫トイレに行っては出て行っては出て、を繰り返していました。
    私はピンと来たので、すぐ病院に連れて行ったところ、尿閉塞になっていて、おしっこが500ミリも膀胱にたまっていました。
    ひどい場合は、尿毒症になり、腎臓が腫れたりしますが、大丈夫でした。
    その代わり治療費にびっくりしましたが(保険に入っといて良かったです)。
     
    私がその場に居合わせなかったら、見逃していたかもしれません。
     
    そのこともあり、猫さん達の健康管理のため、トイレにcatlogboard(猫さんたちのトイレの状態を記録)と、catlog(猫さんたちの首輪に付けて行動を記録する)を、導入しました。
    トイレのボードは半年に1度電池を変えますが、首輪につけるペンダントは2週間に1度程度充電します。
    どんどん性能がアップするんですが、最新バージョンでは、猫さんの平熱を記録していて、熱が上がったりすると教えてくれたりします。
    いや、動物病院に行くよりも安いです。未病というか予防です。
     
    「偶然にそこにいたのでラッキー」みたいなことはよくあります。
     
    面白かったのは、以前大学で同じプロジェクトをやっていた他の研究室の先生がいました。
    あまりお話とかしたことがなかったのですが、ある時掃除をしている時にその先生もいらっしゃったのですが、何故か、鳴るはずのない私のiPhoneから
    Van Halenの JUMP が流れたのでした。
     
     
    「うわ!何故鳴るよ」と焦りましたが、しばらく沈黙の後
    「畠山さん、ヘヴィメタル、お好きなんですか」
    と、来て「私も実は好きで」という話になり、その先生とは『ヘヴィメタルと格闘技」で大分距離を縮めることができました。
    エアロスミスのブートレグ(海賊版)のコレクターだそうです。
    その後、別の研究室の洋楽好きさんとも盛り上がったりして「あの時、JUMP が唐突に鳴ったお陰だな」と思いました。
     
    スマホと言えば、ある時「どうしようか」と迷っていた時に、やはり豊川稲荷東京別院の愛染明王さんに「答えを教えてください」とお願いしていた時、やはり唐突に、鳴るはずがないのに、Def Leppardの ”Sugar on me” が鳴ったのです。
    かなり驚きましたが、これが答えか!この曲ならGO!ってことだね、となりましてうまく行きました。
    (聞いた事があるハズです。この曲)
     
     
    あ、これは偶然じゃないんですが、例の夏期禅学会に行く直前に、豊川稲荷東京別院(曹洞宗のお寺です)に月例のお参りに行き「最乗寺の夏期禅学会に行って参ります」と、報告したところ、私のアタマの中に
     
    「うん、言っとく」という声が聞こえました。
     
    言っとく?
     
    もしかして「道了様ですか?!(最乗寺の天狗様)」
     
     
    この他にも、豊川の荼枳尼眞天さんに関わる「偶然ではない不思議なこと」はたくさんあるのですが、それはまた。
     
    1週間ありがとうございました。
     
    今、脳裏に浮かんだメッセージですが「自分は疑り深い、と思っている人ほどだまされやすい」というメッセージと、
    「嫌われる勇気」(アドラー研究家の岸見一郎先生のベストセラーで、フォーラム実行委員も皆読みましたね)でした。
     
     
    明日からは三浦寛先生の担当です。
     

    お水をごくごく飲むりんちゃん。

    2024年秋季東京操体フォーラムは11月23日、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。

    2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum

     

    www.tokyo-sotai.com

     

  • 正座の秘密(6)

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    徳川吉宗役の冨永愛が馬に乗って浜を駆けるシーンを観ると

    「だ、男女逆転の『暴れん坊将軍』観たい・・・!」とマジで思った。

     

     

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    • 冨永愛

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    カテゴリーとしてはSFになる。
     
    江戸時代初期、若い男性ばかりがかかる「赤面疱瘡」という病が流行り、若い男性が減ってしまう。
    そんな時、三代将軍、家光も赤面疱瘡で亡くなってしまう。
    そこで、一計を案じるのが、春日局だ。
    家光の乳母でもあり(世の中には家光は家康とお福、つまり春日局との子という説もある。真偽はともかく興味深い)、戦乱の世を終わらせた大御所家康を心から尊敬している。
    大御所様が作ったこの徳川幕府を守るため、家光が市井の女性に産ませた娘をさらってきて、男装させ「上様」として過ごさせる。
    その「上様」のために選ばれたのが、公家、万里小路家の三男で、現在は出家して僧侶である有功(ありこと)だった。
    有功は、実の親に金子で売られる形で、大奥にやってくるのである。
     

     

    というわけで、なんで大奥と正座なんだよ、と言われそうなので、本題に戻るが、
    「正座」の由来を聞いて驚いた。
     
    正座がポピュラーになったのは、江戸時代の初期だと言われている。
    元々正座のように、膝を曲げて座る坐り方は「危座」と言われ、罪人に苦痛を与えるための座り方だったらしい。
    そういえば、江戸時代とかの拷問シーンで、膝の上に石を乗せられるのがあったし、お白州では罪人は縛られて正座だ。
     
    また、あぐらよりは姿勢がよく見え、美しく見えることもあるらしいが、一説によると
    春日局から幼少時から厳しく躾けられた家光は、この「危座」をさせられていたらしい。
    つまり家光は「危座」で、足が痺れるという経験をしているのだ。
    そして家光は、家臣の裏切りを非常に怖れていたので、急に立ち上がって襲ってこないように、危座(正座)を命じたらしい。
     
    そうなってくると「目上の人の前では危座する」というのが通例となってくるわけだ。
     
    さらに、明治になって「危座」ってなんだか聞こえがわるいので「正しい座り方=正座」になった、という説が。
     
    そうやって考えてみると、平安時代の女房達は、十二単の下でどうやって座っていたんだろう?
    調べてみると、韓国の歴史ドラマの女官のように、片膝を立てていたらしい。
     
    ついでだが「光る君へ」で紫式部を演じている女優さんの写真を、清少納言を演じている女優さんがリツイートしていた。
    十二単を着た姿で移動せざるを得なくなり、十二単を脱ぐか、運ばれるか、の二択で「運ばれることを選びました」と、十二単姿で台車に乗って移動している写真だ。
    平安時代も台車があったら便利だっただろうな、と思う。
     
    2024年秋季東京操体フォーラムは11月23日、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。