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  • 目的とは?

    目的とは?〜東京操体フォーラム

    目的に適うにはどうすればいいのか。
    それを学ぶ場が東京操体フォーラムである。

    橋本敬三医師は、『太極の意志』という言葉を用いて操体を説明された。言い替えれば、生命の意志に適(かな)う、如何にしたら生命の意志に適うのかということを操体の中で学んでいるのである。

    つまり、からだの要求に適うとは、
    それを快適感覚、快を通して学んでいるのである。
    もっと分かりやすく言えば、からだが喜ぶように、からだにどう問いかけるのか、それが操体の臨床である。

    からだの要求に適う、どうすればからだと心が喜ぶか、
    それがいわゆる操体であり、操体法という学びの場である。
    それが東京操体フォーラムの位置づけである。

    昨日と続きで読んで頂いている方は、お分かりだと思いますが、
    私は秋のフォーラムの挨拶に、目的をお話するのは必要だ!
    そうだ!これで行こう!と思い、これをアレンジ致しました。

    何故アレンジする必要があるのかって?
    ハイ、ごもっともな意見です。
    ただ何となくいい意味で、
    お話しする言葉と、読む言葉には違いがあると思いませんか?

    今顧問も、今回のトークライブの三浦理事長との話の後で、

    「話を聞いていると、橋本敬三先生が(三浦理事長に)乗り移っ ているのかと思っちゃったよ。
     やっぱりね、”言葉”で直接聞くのは大事だよね。
     生で聞くのと、このビデオで撮っている(映像を見ること)
     のとではねェ、やっぱり波動が違うんだよね。」・・と。

    続けて、こんな事も教えてくれました。

    橋本敬三先生の真似をするんじゃなくて、三浦理事長の真似をするんじゃなくて、頂いたものの中で自分のことを大事に表現すればいいんだよねェ。」

    ということで、私はこんな表現(発表)をさせて頂きました。
    良かったら見てやって下さい。

    〜発表メモより〜

    本日のメインテーマは、
    操体臨床の世界、その診断と操法」です。

    臨床にあたって操者の自己責任として診断と操体の判別をハッキリ認識しておかねばなりません。

    そして、サブテーマは「般若身経を臨床に活かす」です。

    操体を学ぶ上で、般若身経は避けては通ることは出来ません。
    般若身経は体の使い方や、動かし方を説いた説明書なのです。

    その応用範囲は幅広く、奥深くものですから何度も何度も咀嚼して理解を深めていくべきものなのですが、一見、健康体操のように思われてしまい、誤解を受ける事もあるようです。

    だからこそ、今回のフォーラムで、“からだ”に元々備わっている身体運動の自然法則とその真理に気がついて欲しいのです。
    皆様が、それによって得ることの出来た喜びは、今後の生活の中に大きく役立つこととなるでしょう。

    それこそが、操体を学び続けている方達へのご褒美であり、味わう事が出来る喜びではないでしょうか。

    橋本敬三先生は、“太極の意志”という言葉で操体を説明されました。

    太極の意志は、生命の意志と言い替えることができます。
    その生命すなわち、どうしたら“生命の意志に適うのか”ということを、
    操体の中で説いているのです。
    つまり、
    “からだ”の要求に適うとは、気持ち良さに適うことであり、
    もっとわかりやすく言えば、
    “からだ”が喜んでくれるように、
    “からだ”にどう問いかけるのか、
     ということなのです
    例えば、
    頭で考えた要求と、
    からだが感じる要求には、明らかに違いがあります。

    息・食・動・想の“食”を例えに出しますと、
    おいしいものをお腹一杯に食べたとします。
    それは、
    舌は天国、腹地獄といって頭は満足していても、
    からだは悲鳴を上げているのです。
    そうです!頭で考えた快感は、実はからだにとって不快感になっていることが多いのです。

    からだはその不快感を、歪みや痛みといった、分かりやすいものに形を変え、頭に訴えています。

    操者はその生命、すなわち“からだ”の要求する声に耳を傾け、
    その声に如何に応えることができるのか?

    そのようなことを橋本敬三先生は、操体を通じて説いているのです。
    では、からだの要求に適うにはどうすればいいのでしょうか。

    それは気持ちよさに適うことであり、からだが喜んでくれるように、どう問いかけるのか。それだけで良いのです。

    それが操体の臨床なのです。

    さて皆様、操体を学ぶ目的は何でしょうか?
    生命の意思は、間違いなく“からだ”が喜び、“心”が喜んでくれる
    つまり、快適感覚に適うことを望んでいます。
    それをどうしたら適えていけるのか、を学ぶ事が目的なのです。

    目的を持って学ぶことで意識が変わり、何を学んでいるのか。
    どうして操体が“自然法則の応用貢献”そのものなのか?
    ということが自然と分かってくるのです。

    橋本敬三先生は臨床を通して、生涯、操体を学び続けていました。

    その意志を継ぎ、三浦理事長をはじめ、フォーラム実行委員全員も、
    共にコツコツと、操体という畑を耕し続けております。
    そこで得られた実りを、その収穫祭を、
    皆様と共に喜び合いたいと考えています。

    私たちが日々行っている何気ない動作にも、
    これだけ新鮮な味わいかたがあるのだな、と
    感動して頂ければ幸いです。

    本日は是非!私たちと共に楽しんでいって下さい。
    以上をもちまして、初めのご挨拶とさせていただきます。
    ありがとうございました。

    という内容でした。

    この目的に対して、どの程度自分自身が理解できているのか?
    その問いかけに十分答えられるほど、私は学べていません。

    そこが自分への課題であって、希望でもあります。
    だから、自分自身という存在に答えてあげて欲しいのです。

    それに適うこと。
    適うように学んでいくこと。
    コツコツ静かな汗を流し、耕し続けること。

    自分に妥協しないこと。
    己という存在に、問いかけ続けること。

    操体を通して、
    目的に適う学びを得ることができる環境に感謝しています。

    さ〜て明日からの岡村さんは、
    我が亀・耕す・ちょっと砕けるの三本です)
    明日も見て下さいネ〜まってま〜す。ンガクック。

    明日も是非!良かったらお寄り下さいネ。

    今日も見て頂きまして、ありがとうございました。
    ハブアナイスデー!!

    岡村郁生

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  • 東京操体フォーラムの目的とは?

    ハッハッハッ〜クション!

    呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!(またこのフリなの)
    お呼びでごじゃるかご主人様。

    お呼びじゃない?そうです私が変なオジさんです。
    (振りつけを、重心安定・移動で行うと気分が良くなりますヨ)

    違うよ〜ゥ!茅ヶ崎の”つかまり立ち龍”こと、岡村郁生です。
    こうしてブログでのお話をさせて頂くのは三回目ですネ。
    一週間、どうかお付き合い下さいませ。

    先日の珍しく晴れた連休の初日。
    お陰様で、今回十三回目の秋期東京操体フォーラムが、
    大盛況・大興奮のなか、終了いたしました。
    (個人的主観含む?イヤイヤ皆さんそう感じましたでしょ!)

    参加して頂いた方達の熱気が伝わってくるのは勿論ですが、
    実行委員の皆さんと、共に味わう事のできた、
    空間に漂う流体波動の一体感を保ちながらの流れに、
    皆さんと操体の持つ波動の快に身を委ねておりました。

    これは、美辞麗句を重ねようなどと言う、つまらぬアピールではありません。
    一人一人が何かを学びに来ている。
    ”学びの場”としてのフォーラムの立ち位置に、
    皆さんが賛同し、結果としてご褒美を頂いたのだ!と、
    何ともいえない気持ちです。
    (何ともいえないから言いませんがbyきみまろさん)

    イヤイヤ、本当にお陰様です。
    参加者の方々との一体感を、
    ”波動を通して”感じることができる。
    操体の学びを共有する。
    その点において、臨床の世界と何ら代わりはありません。

    畠山常任理事は今回の発表で、
    参加者の波動をいきなり統一していました。
    (プロジェクターと”パワアポイント”という最新機器で?)
    内容は、操体の移り変わりを非常に分かり易く演出し、
    イキイキ・ワクワク、させてくれました。(ドキドキ?)

    ・・・あい変わらず、質のいいプレゼンがナイスでしたネ。

    三浦理事長は、
    超新鮮なネタを大盤振る舞いしてくれました。

    「あーしよう、こうしようと考えて準備していたけれど、
     その場所に行けば、これをやろう、これは要らないという
     波動がある。」
    「ともに学ぶこと。
     フォーラムの中で、一人一人の力が一つの波動として
     共鳴波動として広がっているんだと思うよ。」

    ・・・本当にその通りです。耕し続けることですね。

    今顧問は、
    古舘伊知郎氏以上に、妙〜に似合う?ヘッドマイクを装着して、
    普段の臨床風景そのものを披露してくれました。

    「やっぱり普段やっていることしかできないからね〜
     やっていないことをしろって言われても無理なんだから。」
    「随分前からずっと準備しているけどね。
     昨日も何をやろうかな〜と、やっぱり準備しているんだけど
     結局は“演じさせられている”ものなんだよね」

    ・・・と身に染みるお話しをしてくれました。

    ところで今回もそうですけど、
    開催の挨拶を毎回担当させて頂いておりますのが、
    何を隠そう(隠してないじゃん)私なんですね〜。

    そして今回は、今までと違う始めの挨拶だったのです。
    (某理事長から、今回は原稿を読んだな〜
      とチェックされちゃいました・・汗。ムム、そうでがすゥ)

    その訳は、
    東京操体フォーラムの目的”にあったのです。

    さて皆様、
    目的とは何なのでしょうか?

    続きはブログで・・・。
    あっ違った!
    明日のブログで!!
    今宵はこれにて、失礼いたします。
    それでは
    「行ってらっしゃいませ皆様!
     また明日、この場所でお会い致しましょう。」

    ありがとうございました。

    岡村郁生

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  • 無邪気で愛すべき父

    突き放して客観視できれば私達の父は、実にユニークで愛すべき人物だった。天衣無縫とは父のことを指すのだろうか。

    毎日曜日、必ずどこかに連れて行ってくれた頃、まだアルコールに溺れていなたかった・・・
    一番楽しいはずの一家団欒、のんだくれの父の説教が始まる。いつ終わるかわからない果てしなく続く父の説教。なぜか私が最後まで逃げられず正座をして聞く羽目になる。

    自由奔放になった父は、空を見たくなると道の真ん中であろうとところかまわずひっくり返り、空を眺めている。(話には聞いていたが、一度遭遇した私は見てはいけないものをみてしまったようで直視できず逃げ帰った覚えがある。)

    自然をこよなく愛し、小さな命も大切にし蚊も殺せなかった父、そしてゴキブリをも友とした父。
    結婚と同時に姓が変わった父、俺は養子なんだと豪語していたが実は絶えてしまった祖母の旧姓を継いだのだ。だから男の子が是非欲しかったのだろう。

    子煩悩で子供達をこよなく愛した父!素面(シラフ)のときはシャイで自分の子供達の愛し方がとても下手で、お酒を呑むと飲み過ぎて父流のやり方で愛し過ぎ?嫌われ孤独になる、そんな繰り返しだった。

    一番救われたのが、母から父の悪口を聞かなかったこと、つまり両親は仲がよかったと感じられたことだ。

    父と、逃げずに面と向き合い、受け入れることが出来るようになったのはつい最近のことだ。一言で表現すれば器の大きな人物、つまりなんでも入っている・・・・・まるで般若身経のような人だった。
    こんなユニークな父の娘でよかった、ありがとうと感謝の気持ちでいっぱいだ。遅蒔きながらこんな心境になれたことをうれしく思う。

    鵜原増満

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  • シモンの先輩の話

    2008年東京操体フォーラムも「今せんせ&三浦先生のライブトーク」で無事終了いたしました。ありがとうございました。次回は4月の予定です。お楽しみに!
    今週は秋色濃くなりつつある東京の鵜原が担当いたします。よろしくお付き合いの程お願い申し上げます。

    ペットショップにかわいい犬や猫がいます。半額などと書いてあると違和感を覚え悲しくなります。人身売買という言葉が頭をよぎります。人間はなんて身勝手なんだ、みな同じ命ではないか!と思うのです。

    もう2年になると思います。横浜からつれてきた野良猫ちゃんを飼っていました。シモン君の先輩です。テニスコートにいたので名前をラブとつけました(テニスのスコアで0をloveといいます。)引越先の家では1年間全然外に出せずラブは生きていました。ところが、寄りによってある寒い寒い日に脱走してしまいました。余程家の中にいるのが苦痛だったのでしょうか?これからどんどん寒くなり本物の冬がやってきます。どうやって生きていくのだろう?と気が気でなく、懸命に探しましたが見つかりません。そんなある日、ラブが夢に出てきてくれました。窓の外に座っていた彼女が私と目をあわせるとこう言っているようでした、(安心して、私は元気に生きているから!)と。
    きっと良い居場所を見つけたに違いないと思えるようになりその日から探すのを止めました。
    数ヶ月前通勤途中でラブによ〜く似た猫にあい呼びかけてみたところ、鳴き声が少し違っていました。耳の記憶は確かだと思います。よく似たと書きましたが私の目の記憶は実にあやふやで正確にこういう特徴だったと覚えていないことに気づかされました。しかし臆病な性格と右頬のこけ具合(大きなおできが膿んで大量の膿が出たため右頬がへこんでしまった)でラブと断定?しました。近くに住んでいる人に可愛がられているようです。
    公園があり木々が生い茂り自然に恵まれたとても良いところです。さすが猫・・・気持ち良いところをみつけるのが上手だと感心しました。どこにいてもいい、気持ちよく幸せに生きられるよう祈っています。

    鵜原増満

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  • あきほくんのちょっと良か話。

    ついさっき実際に起こったお話です。

    この日のお昼休みあきほくんは腰痛で院に来る事が出来ないおじいさんの
    お家に往診に行く予定が入っておりました。

    このおじいさんは1年程前夜中にトイレで倒れてしまいました。
    それからは腰が痛くて上手に立ち上がる事が出来なくなってしまっていたのです。
    それからというものあきほくんはたまにおじいさんのうちへ行っては
    お話し相手をしながら、足を揉んであげたり、腰をさすってあげたりしていました。

    ところが先週末位から急にお話をすることも困難になってしまいました。
    おじいさんの補聴器が故障してしまい声がほとんど聞こえなくなってしまったのです。

    あきほくんはこの前の火曜日におじいさんのうちに往診にいって
    本当に元気をなくしてしまい口もきいてくれなくなったおじいさんの治療をしてきました。

    その時におばあさんから聞いた話によるとおじいさんは
    日中は腰が痛いと言ってはベットにうずくまって過ごしたかと思えば
    突然夜中に起きだしたかと思うと「早く逃げんといかん!」
    と言っては家中を逃げ惑ったりと痴呆の症状がかなり進んでしまっているということでした。

    金曜日のお昼、あきほくんはとても気分が落ち込んでいました。
    このおじいさんの弱ってしまった姿を見なければならない。
    元気だった頃のおじいさんの様子を知っているだけに
    弱っていくおじいさんになんのお手伝いも出来ないのではないか
    と自分自身の無力さに本当にあきれかえっていました。

    その日は打ち合わせのために三浦理事長のところへ電話をかける用事がありました。

    トゥルルルル、トゥルルル ガチャン
    「あっ、もしもし三浦ですが・・・お〜秋穂か〜どうした。」

    あきほくんはおじいさんのことは何もふれずに用件を告げて
    理事長のお話をあれこれと聞かせていただいていました。
    そのお話は勿論操体についてフォーラムで見せてくれる
    あのエネルギーそのままに、電話越しに熱い講義を聞かせていただきました。

    その中であきほくんはとても気になる言葉を見つける事ができました。

    「人間は自分がやったことは必ず自分に帰ってくるんだ。
     良い行いをすれば良い事としてかえってくるし
     間違った行いをすれば、いつかどこかで罰が当たってしまうんだ。
     それはしょうがないんじゃナイ?自然法則に反してるんだからね。
     どうせやるなら自然法則に則ってやるべきだと思うけどな〜。」

    これがおじいさんの話と何が関係あるのかはよくわからなかったのですが
    あきほくんは何故か「カッキーン!」と操体スイッチがオンになりました。

    「おじいさんのからだのために僕が出来る事だけでもやらせてもらおう!」

    お礼もそこそこにあきほくんはおじいさんのうちへ向かいました。
    チャイムを鳴らして、うちに入るやいなやおばあさんが話しかけてきました。

    「先生ありがとうございます。この前、先生にやってもらった後から
     急に元気になっちゃって、自分でベットの上で運動してみたり、
     トイレや食事も自分で起き上がってするようになったんですよ。」

    世の中出来すぎた話というのもたまにはあるようです。

    補聴器は未だ壊れたままで本来ほとんど聞こえないはずの耳も
    良〜く注意して話しかけると聞き取ってくれている様子です。
    何よりもとてもよく話してくれています。
    自分が中国に戦争に行っていた時の話や、最近見た夢の話。
    何十回と聞かせられて耳にタコが出来ている話ばかりではありあすが、
    元気な声で話をしてくれる事が本当に何より嬉しくてたまりませんでした。

    この日もやっぱり何も特別な事せず(というか出来ませんので)話を聞きながら
    足を揉んだり、背中をさすったりしていました。

    本当に自分がやろうと思った行動が、おじいさんのからの変化を介して
    あきほくんの元に素晴らしい結果として帰って来てくれたのです。
    本当に偶然としか言いようが無いのだけれど本当に行動が結果を変える。
    自分の行動は回り回って自分に帰ってくるんだと、
    今日は本当に素晴らしい勉強をさせていただきました。
    あんまりびっくりしすぎてひいていた風邪もすっかり吹き飛んでしまったようです。

    あっ!しまった「1週間で理解る!秋季東京操体フォーラム」のこと
    すっかり忘れてしまっていた・・・次回につづく

    秋穂一雄

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  • 「はっ、はっ、ハックション」

    私の住んでいる福岡の街も遅ればせながら、秋の深まりとともに朝晩が冷え込んできて不覚にも風邪をひいてしまいました。
    風邪をひいていると云えばここ最近新聞やニュース番組で毎日のようにお目にかかる「世界同時株安!!」「世界恐慌へ突入か!?」という経済の風邪はずいぶんこじれてしまっているようですね。僕なんかは本当に経済事情に疎くて何が不景気なのかすらよくわからず、バナナダイエットのあおりで大好物のバナナが店頭からなくなってしまった事の方が大事件に思えるのですが、実際にかなり大きな損失も出ているようなのであんまり悠長にもしていられないのも事実の様です。そんな事を考えながら橋本先生の論想集「生体の歪みを正す」をめくっておりましたらこんな文章が目に飛び込んで参りました。「一切の業障海は、皆妄想より生ず。若し懺悔せんと欲せば、端座して実相を思え。衆罪は霜露の如く、慧日能く消滅す。」この世の中に起こる全ての事物は自分自身の思考が具現化したものだから、普段から善い思いで過ごしていれば必ず不吉な事は消え去り、明るい明日がやってくると言った所でしょうか。今回のこの経済の混乱も僕たちの欲が作り出した欲望の影みたいなものなのでしょう。橋本先生のバルの戒め「欲張るな」「威張るな」「頑張るな」と云う事を守っておけば、こんな事にはならなかったのかもしれませんね。世界が平和で健やかなる発展の道を歩んでいける事を祈ります。

    それでは今回の「1週間で理解る!秋季東京操体フォーラム」は実行委員による自力自動の操体法指導を予習してみましょう。そもそも操体法自力自療の臨床スタイルと云うものが特徴のひとつではありますが、これは操者の介助・抵抗がなされた上で自力で動いて感覚をききわけるということであり。いつでも、どこでも、ひとりでできるという意味とイコールではありません。それをふまえた上で、あえて介助抵抗を与えない状況で言葉の誘導のみで感覚をききわけ操法を通そうという素晴らしいプログラムです。介助抵抗を与えない操法といえば橋本先生の著書の中(論想集「生体の歪みを正す」26頁から)にも書いてある「コマ運動」「四つん這い運動」「尻振り運動」のようなものが思い起こされるのですが、今回は一体どのような動診で感覚をききわけていくのでしょうか。発表者が臨床経験の豊富な岡村実行委員長と前回のフォーラムでは気持ちのよい歩き方についての発表をされた草階実行委員という操体界の大助・花子とも言える実力派のおふたりですからますます期待が膨らみます。草階実行委員は今月号の「からだにいいこと」という美容&健康雑誌に操体法のエクササイズを紹介されているという事ですので、その辺にもヒントが隠されているのかもしれません。操体の臨床と日常の生活の間のからだのケアとして操体法だからこそ可能な快適感覚を味わう事の出来るエクササイズを見せていただきたいものです。

    秋穂一雄

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  • 九州大学とあきほ整骨院の奇妙な関係

    少し前の事になるのですが、僕の所属する福岡県柔道整復師会の学術研究会に参加した際にの九州大学病院長で心療内科教授の久保千春先生の講演を聴かせていただく機会がありました。九州大学の医学部心療内科と言えば、昭和36年に全国で初めて設置された精神身体医学研究施設がその前身であり、初代の教授は橋本敬三医師の論想集にもその時代の心療内科のエキスパートとして名前の挙げられている池見酉次郎医師がつとめられてあったという、強引にこじつければちょっぴり操体にも関わりのある病院で、現在でも日本有数の心療内科の研究機関でもあります。この講演の内容としては、今後、日本の医療の現場は生活習慣病(糖尿病、高血圧など)、老人性疾患(脳血管疾患、認知症、慢性気管支炎など)と並んでストレス社会が進む影響で心理的な要因でおこるストレス病(心身症、神経症、鬱病など)が増加する傾向にあり、からだのケアと共にストレスマネージメントがこれまで以上に重要になってくるでしょう。と云う主旨のものでした。この講演の中で私が特に注目したのは、「心身医学的治療法においては、治療の手順として、まず身体を整えて、それから心を整えるということが大事であると思います。すなわち、身体感覚をまず快刺激にもっていくということが重要です。」と云う内容の部分です。この講演の中では太極拳が取り上げられていたのですが、「笑顔を作ると楽しくなる、身体を意図的に動かす、緊張と弛緩とのバランスをうまくとる、これが大事であると思います。」という所などはこれはまさに操体の想念と運動のバランスを取れということです。そして極めつけは「痛いときはその痛い方向にまず緊張させて、その後弛緩させる、すると、より弛緩が感じられて、そして良くなります。」とまでおっしゃっていました。これはもう完全に操法です。しかし残念な事に、これはまだ第一分析に過ぎません。久保先生は心身症の治療に快適感覚の必要性を論じておられるのですが、あくまでも快適感覚をからだに対しての刺激としかとらえておられないようで、快適感覚自体がからだのバランスを調整しているのだという所までは至っていない模様です。今度お目にかかる機会がありましたら、その辺りを念入りにレクチャーしておきます。(多分無いとはおもいますが・・・)

    さてそれではここからが本題、九大病院とあきほ整骨院の奇妙な関係ですが、これはうちの整骨院の所在地(福岡市中央区清川)と関係があります。その昔、九州大学が福岡に誘致される前、現在の九大病院の周囲は柳町と呼ばれる遊郭街だったそうです。国立大学の予定地が遊郭街のとなりとあっては、学生達は学問が手に着かなくなってしまいます。そこで、その遊郭街を今の中央区清川に移し、無事に誘致は行われ学生達も安心して学業に励むことが出来るようになり。福岡の男衆は新柳町と呼ばれるようになった、遊郭街で社会勉強に励むようになったと言う事です。その後、新柳町は、売春防止法が施行される昭和31年位まで清川の地で繁栄しておりましたが、その後、福岡の夜の代名詞中洲へとその中心を移していく事となります。そして、その後清川の街は福岡市の中心部からほど近い立地にも関わらず、治安の悪さやかつての印象などから、開発が遅れ、やっと近頃になってマンションやオフィスビルが立ち並び、徐々に活気を取り戻しつつあります。そんなまちの片隅で僕の整骨院は新たな歴史を刻み続けています。こんな内容を本題にして本当に良かったのでしょうか。それでは明日は1週間で理解る秋季東京操体フォーラム」その2をお送りします。

    秋穂一雄

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  • もういくつ寝ると・・・

    10月も最後の週に入り、季節もめっきり秋らしくなってきました。
    季節の秋に、稲穂の穂。今回で3回目の登場、福岡の秋穂です。
    気がつけば2008年秋季東京操体フォーラムまで丁度、1週間となりました。

    秋のフォーラムは春に比べると実技指導が充実しており基礎知識の有無により、得られる気づきの質が大きく差が出てきます。今週のブログでは私と一緒に、各先生方のプログラムを予習してより一層理解出来るように、事前にしっかりチェックして行きましょう。

    題して「1週間で理解る秋季東京操体フォーラム

    まず初回はテーマ発表『第一分析から第三分析へ』発表者は、操体界のデンジャラス・ビューティー畠山常任理事です。

    この第何分析と云うのは、感覚診断のききわけ方の違いによって区別されています。第一分析とは橋本敬三医師の著書にも紹介されている。痛くない方、ラクな方へ動ける所(可動極限)まで動いて2〜3秒後に、ストンと脱力(瞬間急速脱力)する。という運動感覚差をききわける操法の事です。第二分析以降は以前畠山常任理事のブログでも紹介されていたように橋本敬三医師が臨床をやめられた後に、その愛弟子である、三浦寛先生と今昭宏先生に託された「気持ちの良さだけ教えろ。」という指示を基に、研究と臨床の中で新たに確立された分析法で、第2分析はひとつひとつの動きの中に気持ちの良さがあるのかないのかをききわける感覚診断法。第三分析は、からだの動きが極度に制限されている方や、動きの中では快適感覚のききわけがとおせない方に、皮膚へのアプローチにより快適感覚のききわけを通すと云う皮膚の操法(渦状波〜かじょうは〜)のことです。

    東京操体フォーラムで取り上げられる操法と云うのは、基本的には第二分析以降を指しているのですが、未だに世間では第一分析の診断と操法から脱却出来ていない臨床家の方も多く、東京操体フォーラムでは、常に啓蒙活動を行っている次第であります。

    今回の発表の中で畠山常任理事はどの様にそれぞれの分析の違いを見させていただけるのでしょうか。乞うご期待!

    秋穂一雄

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  • 僕の中の自分

    今週の担当となり今日が七日目となります。一週間お付き合いしていただきましてありがとうございました。
     

    ブログを担当させていただいて、一週間なにを書こうと考えたときに、その時に感じたこと、頭をよぎったことがらを書いてきましたが、前回と今回のブログを書きながら感じたことは、人とのご縁とこの世に生かされているんだなぁということを感じながら担当させていただきました。
    先祖の方々の一人でもいなかったら、僕はこの世に生をうけることはなかったわけですし、生をうけてもこの世に自然や大地の恵みがなければ生きることができないでしょうし、人との出会いがなければ学びや成長は生まれないでしょうし、こんなことを最近いろいろ考えるんです。この世に生をうけ、人とのご縁をいただき今の自分があるということを考えるんです。
    僕は20才代はただガムシャラに生きてきたという感じで、何を学んでも心に響く学びはできていなかったように思います。不思議なのですが、30才になり人とのご縁や人のやさしさに純粋に感謝できるようになり考えるようになり、周りが見えるようになり、沢山の人に助けられて生きているということを感じるようになりました。そして操体に出会い操体の哲学を通じて臨床だけでなく生についても学び、子供が誕生して、35才になった今になって、早いのか遅いのかまだわかりませんが、生についてご縁について真剣に考える僕の中の自分がいるんです。

    真剣に考えると、僕がこの世にいるのに、どれほど多くのことを守られ支えられて、今いるということを改めて痛感するんです。こんなことを感じると自然に感謝の気持ちで一杯の自分がいるんです。生かされ活かされているということを。

    最後のブログにこんなおも〜い内容になってしまいました。これも「からだの設計にミスはない」を書き写しながら読んでいるからなのでしょうか。心に響く学びをさせていただいております。ありがとうございます。

    この一週間ありがとうございました。

  • からだの使い方・動かし方。

    六日目です。よろしくお願いします。

    最近ですが小学生の父兄の依頼で、空いている時間に小学生のスポーツ選手(野球を中心)のフォームをチェックさせていただいています。以前から高校生のからだはみさせていただいていたのですが、障害を抱えている子の問診をしていると、小学生時代に辿り着くことが多いのです。実際に当クリニックの患者さんでも、多くの小学生の子が通院しています。

    身体運動の法則であるからだの使い方・動かし方を小学生のうちからからだで学ぶことが必要だと思います。将来の素晴らしい選手の育成につながるのではないかと思っています。

    実際に今回みさせていただいた野球チームの小学生に痛いところや違和感が、からだのどこかにある人?と聞くと、チームの1/3の子があると答えました。痛い所があると答えたほとんどの子が、手は小指・足は親趾を運動力点・運動作用点にした動きができていないのです。(身体運動の法則である重心安定の法則)

    簡単に重心安定の法則の大切さを理解してもらうのに、私の頭をフル回転させてみました。

    つま先立ちをさせて、相手と手を合わせ軽く押し合うゲームをしてみました。

    どんなスポーツでもつま先立ちなることが多くなるはずです。そこでつま先立ちで重心安定の法則をチェックしてみようと思ったのです。足の親趾を運動力点・運動作用点にしていれば、足の親趾に重心がかかり、膝は内側にしぼられる(膝の内側に体重がかかる)
    という安定したつま先立ちになるはずです。

    逆に不安定な(バランスの悪い)つま先立ちは、足の小趾に重心がかかり、膝は外側に流れ不安定なつま先立ちになるはずです。

    結果は、私の思惑どうりでシメシメです。バランスを崩した子は、つま先立ちの時に小趾に重心をかけている子でした。その中には、からだに痛い所があると答えた子のほとんどの子が入っていました。

    バランスが悪いということは・・・。不自然な投球フォームは・・・。疲労しやすいフォームは・・・・。すべての動き(フォーム)においてからだの使い方・動かし方の法則があり、からだに無理のない投球フォームを身につけるために、スポーツ障害を予防するために、からだの使い方・動かし方の身体運動の法則の大切さを、父兄を含めて理解していただく一歩になったのではないでしょうか。

    まだ数回しか身体運動の法則をふまえフォームについて一緒に勉強しただけなのですが、フォームに変化がでてきている子がみられます。子供のからだは、変な癖が出来上がっていないためでしょうか。からだが本当に素直な気がします。

    ありがとうございました。