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  • バランスと調和

    こんばんは、小代田です。
    皆さん今日も一日お疲れ様でした。今日はどんな一日でしたか?
    ここ数日グッと寒くなりましたねぇ。あんまり寒いのでもしかしてっ、と思ったら富士山がとてもキレイに白くなっていました。
    先週末の雨がきっとお山の上で雪に変わったんでしょうね、フカフカっと気持ち良さそうな雪が富士山の上に積もっています。
    去年の冬は暖かくてなかなか雪が積もらなかったんですが、こうしてキレイな白くて青い富士山を見ると寒いですが嬉しくなります。
    「富士山はやっぱりこうでなくちゃ☆」

    草階さんに続き、実は私も先週風邪を「引いて」しまいました。
    お陰さまで寝込むほどひどくならず、喉の痛みと止まらない鼻水も大分落ち着き、風邪菌君との戦いを物語る赤くガビガビした鼻で今日一日を終えました。
    でもどんな些細な風邪でもお年を召した方には大敵です。仕事でそのような方達の所を回る私は本当に気をつけなければいけません、反省です。

    ここ数年の研究結果、風邪を引いたりする時だいたい私は引くまえにちょっと忙しい日を送っています。
    普段お勤め先で在宅のお仕事をしている私は、忙しくなると忙しさに反比例して運動不足に陥ります(体を自由にうごかしたり、歩いたりする時間がうんと減ります)。
    そして遅い時間の食事、食べすぎ、そこに寝不足なんかが加わるときに風邪を引くようです。
    特にそんな時に肉類や高カロリー(お御馳走)の割合が多い日が続くと調子を崩しやすくなるようです。
    外食が続く時も崩しやすい。

    そんな時、私は思い切って食事を半日や一日抜いてしまうことがあります。
    え〜って思う方、私もって方いると思いますが、これが治りが早いんです。
    きたない話ですが(すみませんっ)体調を崩すときはきまって便の調子も悪かったりします(実は自称「便研究科」でもあります、みなさん引かないで下さいね)。
    そんな時は食事をぬいて、からだを早く休ませる!
    そうすると風邪もこじれることなく割を早く治る気がします。もちろん調子が戻ってくると便も元の良いものに戻ってきます。

    こうみると全ては「調和」と「バランス」なのかなと思ったりします。
    そのときのからだに必要な食事量、疲労と休息、緊張と弛緩、ピリッとリラックス・・・。
    そして<食>を始めとする自然法則。

    よく「忙しいとは心を亡くすと書いて〜」と言われましたが、確かに。
    心って他の人に向けるものだけではない、自分に対する「聞き分け」「問いかけ」とも言えるのかなぁなんて考えています。
    からだに聞けば本当は今どうしたら良いのかちゃんと知ってるんですね、きっと。

    しっかり休んでしっかり治します。
    今日もありがとうございました。

    小代田綾

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  • おはようございます。今週担当させて頂きます小代田です。
    操体を学ばせ頂いて一年と半年が過ぎ、今回ブログを通じて皆さんとご縁を頂くことができました。パソコンを通してまだ見ぬ皆さんとも繋がる、私にとっては初めてで不思議なご縁です。ブログ初挑戦!読む側から伝える側に。まずは背伸びをせず書かせて頂けたらと思っています。どうぞこれからよろしくお願い致します。
    ただ今朝の4時、私の初めてのブログは朝ブログからスタートしたいと思います!

    新聞配達のバイクの音、鳥の声、車の音、すこしづつ聞こえ始める周りの家の生活音、早起きの父の足音、朝がもうじきやってきそうです。
    何を書こうかな・・・と色々考えましたが、これから夜が明けていく、そんな時間にこうした機会を頂いたということで「私の好きな時間」について書こうかなと思います。
    実は私この「夜と朝の切り替わっていく時間」がとても好きなんです。仕事に行くお父さん、お弁当を作ってるお母さん、楽しいお出かけのために早起きしてワイワイ支度してる家族、受験勉強を頑張っている学生さん、夜のお仕事を終え安堵感を味わっているバーテンさん。なかには夜通し悩んだり、考えて、でも答えがでなくて朝の訪れに救われたり、安心して今から休むという人もいるでしょう。ひとつの一日が終わって、ひとつの一日が始まる。なんだか色んな思いや時間が交差するこの時間が小代田はとても好きなんです。運転したり電車で移動しながらこの時間を迎えるのもとても好きです。街の光が少しづつ消えて、ポツポツと民家に明かりがつき始めて、暗かった空や景色が少しづつ明るくなってくる。新しい朝の訪れに自然に心が感動してしまします。この時間はなぜか心も、頭も、体も素直になります。不思議です。物事をありのまま素直に見れている自分がいます。今ここに生かされている喜びを深感じ、そして生きる喜びを強く感じます。

    皆さん、谷川俊太郎さんの「朝のリレー」てご存知ですか?数年前にコーヒーのCMか何かで流れた「カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているときメキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている」て、あの詩です。
    とっても大好きな詩です。

    朝もやの中、繋がっているであろう全てのことを思うと何だかいつも心が自然に静まり、穏やかで、静かな喜び、そして力が湧いてきます。とても「心地よい」波動が体中に拡がっていきます。

    さて、冬の朝、外はまだまだ真っ暗ですが、そろそろ動き始めます。
    朝早くからありがとうございました。何だか力をもらってしまいました(感謝)。
    皆さんのハッピーで喜びに満ちた一日を願って!!では行って来ます!!!

    小代田綾

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  • コトバ4

    最後にもう一発アフリカネタ。
    良い言葉、前向きな言葉を選んで使おうと心掛けています。
    アフリカの方(私の行った地方だけかもしれませんが)は、自分を大きく見せようと、すごく大きなこと、またはウソをつきます。
    自信満々で言うので、一瞬だけ本当かな?と思うのですが、だんだん目が泳ぎはじめるので、やっぱり・・・ということになってしまいます。
    すれ違う若い男性のほとんどが、
    「オレは有名なミュージシャンさっ!」と言ってました。
    誰と会ってもそうなので、きっとセネガルでは挨拶なのかもしれません。

    どんなに良い言葉、前向きな言葉をつかっても、それに行動、心が伴わないとただのうそつきになってしまいます。
    からだまるごと良くなるように心がけたいものです。

    ちなみに、自分を大きく自信ありげに表現するセネガルの人たち、○○○だけはなぜか謙遜していました。
    いや!そこはアナタ!ホントは自慢したいんでしょ???え?どうなんだい?

    そんな話はさておき、来週は期待の新人小代田さんが富士山からお送りします!

    草階文恵

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  • 笑い

    今日は母と一緒に桜木町のにぎわい座に行ってきました。
    母が以前からずっと観たがっていた「ケーシー高峰会inにぎわい座」
    いやぁ・・・笑いました!医療漫談。親子で下ネタで大笑いです。
    今のお笑いも面白いですが、名人はやっぱりスゴいです。
    お腹をかかえつつ、なんでこんなに引き込まれるんだろうと、じっくり観察しましたが、笑いすぎてよくわかりませんでした。
    どんなに暴走しても名人になるほど安心して見ることができます。
    な〜んでか?(堺すすむ
    な〜んでか?
    もっとにぎわい座に通ってコツ秘儀を盗んできます!(決して芸人にはなりません)

    今回のブログはアフリカネタが続いたので、もう一つアフリカでのできごと。
    海外はアフリカとタイに行きましたが、どちらの国もみんなよく笑います。
    いや、日本でも私が知り合った外国の方はみんなものっすごく陽気ですね・・・。
    「クッサカイサーン!クレイジー!ホウゥッホウッホウッ!!!!!」とずーーーーっと転がりながら笑っている人もいましたから。
    その2カ国だけではないはずです。
    アフリカでのこと、
    暇だったので、なんとなく野良ヤギのモノマネを練習して、そこそこ上手に野良ヤギのモノマネができるようになりました。
    食事の時に披露すると、アフリカ人大爆笑です。
    それから一日中やらされました。
    そして、お世話になっている所の友達の家に連れていかれ、またやらされました。
    ずうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと同じことをしているのですが、何回でも笑ってます。
    調子に乗って、身近な人のモノマネをすると、これまたオオウケでダンスを習いに行ったはずなのに、
    ダンスそっちのけでモノマネばかりしていました。
    シロートの私でさえこうなんだから、日本のお笑いはきっと世界レベルです。
    でも、日常でこんなに笑うってそんなにないなぁ・・・とふと思いました。
    こういうどうでもいいことで笑っているのは理屈抜きで楽しいです。
    笑っているとずっと元気でいられるって言いますしね。
    ちなみにタイで大爆笑させたのは
    サイダーの泡をみて「サイダーしゅわしゅわ」と言っただけです。
    「しゅわしゅわ」という表現がタイではないらしく、面白かったようでした。
    こちらもつい悪ノリしてしまい、やっと笑いが収まる頃再び「しゅわしゅわ」を続け、
    逃げても追いかけてずっと「しゅわしゅわ」言って

    しまいには怒られました。

    草階文恵

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  • みほんにならないからだの聞き分け

    2日前から風邪の症状が出始めてしまいました。
    原因は不摂生です。わかってます、ごめんなさい。
    風邪の初期症状がつづきますが、食欲などは普通。
    おとなしくしていればいいかな?とあまり出歩かずじっとしていました。
    しかし!昨日はカポエイラの練習の日です。
    ブログを読んで勘違いしている方がひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、

    私はカポエイラの達人でもなければ、福田理事の脚を折ったこともありませんっ!

    カポエイラは始めたばかりの初心者でございます。以前ほんのちょっと極真の黒帯だったというだけです。
    以前からよく尾ひれがついた噂が広がりやすいらしく、
    地方の大会で入賞した→全国大会2位(?)
    チカンに蹴りを入れた→暴力が得意で道を極めた人を半殺しにした(???)
    ・・・とこんな感じで面白く大きくなってしまいます。なぞです。
    本人はいたって普通な女の古(こ)です。

    さて風邪の話にもどって・・・
    風邪ならともかく、インフルエンザだったら周りに迷惑をかけると思い、調べてみました(風邪でもホントはダメですけどね)
    症状から、どうやら風邪だと判断!(シロート判断はイケマセン)
    練習の時間になって行く元気があれば行ってみよう!!!
    しかし!時間が経つにつれて、熱も上がり寒気がしてきました。タイムリミットはあと1時間・・・
    こりゃぜったい無理だ・・・と諦めて(ふてくされて)寝ることにしました。

    見事に爆睡・・・そして1時間経って・・・

    あら?からだはなんだか元気?熱は?38.2度・・・・・・・うーんどうしよう。
    そんなときはからだに聞いてみる!
    教えてっ!シミエール(アフリカ名)(カポエイラはブラジルです)
    (からださんの声)『動きたい動きたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

    よしっ!行こう!

    というわけで行ってしまいました。ぽっぽっとしてますが、妙にからだが軽い感じ。

    「熱あるんですけど来ちゃいました・・・へへっ」
    先生「あ、大丈夫!動けば治るから」
    「・・・・・・・・。」
    平相談役みたいな先生です。
    ごちゃごちゃ考えてた自分がアホらしくなりました。

    みっちり動いて汗かいて風邪は飛んでってしまいましたとさ。

    草階文恵

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  • コトバ3

    人や食べ物、植物、モノにまで影響を与えてしまう言葉。
    意識なく垂れ流すのではもったいないです。
    不快な言葉はなるべく使いたくないものです。
    良い言葉を選んで使うことはもちろんなのですが、「表現」するということも大事だと思います。
    どうしたら相手が一番気持ちの良い状態でうけとめられるか?
    ただ棒読みで言葉をつなげるだけでは、どんなにキレイな良い言葉をつかっても通じにくいかもしれません。
    「キレイになる操体生活」(幻冬舎ルネッサンス)でも書きましたが、私の場合は、
    対1人の場合は、アタマではなく、腹に向かって話しかけます。
    大事な言葉はできるだけゆっくり、そして、濁らないように通すようにします。
    そうすると、アタマではなく、からだが応えてくれます。
    逆に大人数のときは、一人一人に神経を集中すると、こちらが疲れてしまうので、まず、会場を循環させるようにします。
    内容は二の次です(ダメじゃん)
    循環して温まったなぁ・・・と感じてから言葉をのせていくと、
    十分に満足のできるお教室、または講演になるのではないでしょうか。

    以前、空手道場で取材を受けたことがあります(私が!じゃないですよ、道場全体が!ですよ)
    その時にレポーターとしてクロベエさんがいらっしゃいました。
    クロベエさんhttp://www.geocities.jp/kuro1958/index.html
    本番が始まると、クロベエさんは人が変わったように、声が大きくハリが出て、1.5倍オーバーアクション!
    周囲は目を丸くしていました。
    正直・・・わざとらしく映らないかなぁ?と思っていましたが、実際の映像をみるとクロベエさんのアクションのほうが自然なんです。
    道場生の素人くさいことと言ったら・・・(素人なんだから仕方ないですよね)
    これも目的のある表現の一つです。
    普段からクロベエさんばりのリアクションでは疲れてしまいます。
    目的を意識して「表現」について考えてつかうと、その効果に驚かされます。

    みなさん、どんどん「表現」してくださいね。

    草階文恵

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  • コトバ2

    私、外国語がからきしダメでして・・・(日本語も危うい)
    高校のときに「BILLY THE KID」を

    こやぎのビリー

    と訳し、先生をひきつけ起こすくらい笑わせ、その後授業妨害だと叱られました。
    先生曰く、こやぎのビリーと訳すほうが難しいとのことでした。

    そんな私の初海外旅行がなんとセネガル
    アフリカの西のはしっこ。
    パリダカールラリーのゴールで有名なとこです。

    カタコトの英語で何とか乗り切るぞ!と張り切っていたら・・・
    セネガルはもともとフランス領だそうで、
    フランス語、英語、地元のウォルフ後がステキに混ざり合った言葉で何ひとつ通じやしません。

    喋っても通じないのでついつい無口になってしまいます。
    すると、セネガルの青年が私に話しかけてきました。

    「黙ってたらいつまで経っても話せないよ、ボクのマネでいいから何でも喋って!」

    ↑たぶんこんなことを言ってました。

    ちなみに喋るということは「ワホワホ」といいます。

    青年の言うがまま、「ワホワホ」しました。

    ちなみにアフリカでは「ふ」の発音が難しいらしく、ずっと「シミエール」(フミエ)と呼ばれていました。

    野良猫「★◎▽・・・」
    野良ヤギ「□◆●※」
    おじいさん「○●●・・・」

    残念ながら10年前のことなのですっかり忘れてしまいました。

    会話というより、まねっこです。

    3週間の滞在でしたが、後半は隣の部屋でワルグチを言っているのが理解できたり、
    なんだか激しく言い合いしたり、空手を教えたり、しつこいモノ売りを一喝したり、
    簡単な買い物、料理の手伝いなどなど・・・
    できるようになりました。

    帰国後、アフリカでねーこんなことあったんだよーと話すと、

    「なんで言葉わからないのにそんなことできるの?」と皆に不思議がられました。

    私もなぞです。

    ただ言葉が「バンッ」とぶつかってくるので、それに対して「バンッ」と返す。
    ただ、これだけでした。
    「バンッ」「バンッ」という直球な感じが私に合っていたんでしょう。
    そういえば、セネガルの歌も覚えて歌っていたような気がします。

    海外は2カ国しか行ってませんが、それぞれの国である言葉だけなぜか覚えて帰ってきています。
    その言葉を知りたい方は春の東京操体フォーラムで!

    草階文恵

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  • コトバ

    日下ヨガマスターからバトンを受け継ぎました草階文恵です。
    今日から一週間よろしくお願いします。

    「好きなら好きってちゃんと言ってっっっ!」

    ・・・・・・・・あ、いきなりすみません。
    言わなくても伝わる、今さら言うのもテレくさい、そんな・・・イタリア人じゃないんだから。
    と、できれば言わずに理解してもらいたいと思いがちです。
    あんまり喋りすぎるのもどうかと思いますが、言葉には波動、エネルギーがあります。
    黙って念じるよりパワーがあります。
    ですから、なるべく良い言葉をつかうように、悪い言葉は使わないようにするのは自然なことです。
    「難しい」という言葉をずうっと使いつづけると、どおってことないコトまで本当に難しいものになってしまいます。

    わが家のぬか床「床上手くん」2歳の誕生日を迎えました。
    「床上手くん」に野菜をお任せするとき、話しかけているんです。
    気持ちわるいなんて言わないでくださいね。

    「いつもありがとね」「おいしくなってね」

    すると・・・・・・・・

    あーら不思議、「床上手くん」がちゃーんと応えてくれるんです。
    お世辞込ですが、おいしいと評判です。

    念じるだけでは弱いんです。
    「床上手くん」と向き合う前に怒りの感情をひきずっていたら、影響を与えてしまいます。
    怒りの感情をかき消すには、言葉の力が必要です。

    先週、つい「床上手くん」を放ったらかしにしてしまいかなりご機嫌を損ねてしまいました。
    かきまぜながら、真剣に話しかけます。

    「ごめんなさい、どうしたらいいかな?おしえて!」

    「からし?こんぶ?にんにくはいらない?とうがらしじゃない?あらそうなの!ありがとう!
    こんどいれてあげるね」

    フツウに考えたら独り芝居?または頭の弱い子?・・・と思ってしまいがちですが、
    結果ちゃーんとおいしくなっています。

    人間だけでなくてもちゃーんと伝わって、応えてくれるんです。
    自分のからだにもよく話しかけます。

    「いつも負担かけちゃってごめんね、たまに休もうね」(肝臓さん)

    「今日の私、超かわいいっ!」(←?)

    勘違いもあるので全て応えてくれるとは思いませんが、ある程度は応えてくれるはずです。

    そんなわけで独り言が多いです(とほほ)

    草階文恵

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  • 筋肉を考える

    姿勢の次は筋肉を考察してみる。
    人間は動物たちと違って、頭を使い、手も動かすので首も肩も凝ってくる。首や肩に力が入っていると、心臓からの血流が、堅い肩、頸に妨げられ、頭脳への血流が落ちる。当然に仕事の能率は下がる。あらゆる競技、芸術でも肩、頸の力を抜くことは秘訣でもある。格闘技でも肩の力を抜いている者にはかなわないし、舞踊でも、肩の力を抜いている者が美しい。
    肩、頸の力を抜くと必然に、丹田力が増してくる。丹田に力をこめると腹筋力がついて仙腸関節のずれを防止できる。腹部はまた直立型である人間にとって鬼門である。直立であるがゆえに、静脈血は腸部に鬱積する。これが人間病患の一大原因である。丹田は体全体の重心であり、ここに力がこもっていると、体全体が快調に動くことができる。丹田力ができると、全身の筋肉がうまく結合されて、正確にして敏捷な力が湧いてくる。昔から武道が丹田を高唱したのもうなずける。
    ヨーガでも丹田力は全身の筋肉を統合し、神経系も統合され、それはそのまま精神の統一であると教えている。その丹田力をつくるためには条件がある。それは肛門を引き締めるということだ。丹田に力をこめても、肛門が緩んでいたのでは、穴のあいた風船である。肛門を締めないで丹田力を訓練したために痔になってしまったという話も聞く。また、肛門を締めると大腸を直接に刺激して排泄力を高めることにもなる。肛門力ができると、トイレットペーパーも不必要になると、三島のヨガ道場で有名な故沖正弘導師が弟子達に指導していたという話を聞いたことがある。肛門を締めるというのは脳髄を直接刺激するので脳の血循を高めて、理性も、感性も、よく働くようになる。肛門を締めているうちは死なないと言われるのはそれが脳中枢を刺激するからである。
    私のヨーガ教室で、何日やっても肛門を引き締められませんというのがいた。やってみせるわけにはいかないが、要するに、大便を我慢するときの要領でやればよい。
    日本武道の精髄を集めたものに気合道というものがあるが、気合丹田力だけで敵を倒す気概ができるというのだから凄いことだと思っている。

    肛門に関して注意することがある。それは肛門を緩めてしまう生活習慣のこと。和式トイレは問題ないが、洋式トイレにおいては、大小便を同時にしてしまいやすい。これはいけない、同時に出すのは肛門が緩んでしまうのである。十分に意識して大小便は分別の上、用をなされることを願う。

    次は草階女史の担当です。よろしくおねがいします。

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  • 姿勢を考える

    犬や猫が寝ているのを見ていて姿勢について気づいたことがある。
    犬や猫は横向きに寝ている。犬や猫の胴体は、人間とちがい、縦の方が長いから、横に寝るべきであり、人間のそれはというと横の方が長いから、縦に寝るべきである。人間の寝る姿勢は仰向きが正しい。ただし、体の不調から横向きに寝たい時もある。大抵は、違和が起こっている側を上にして横になっている。上位の側の方が血循がよいためである。また、伏臥位で寝るのは、腎臓のためにはよい。腎臓の弱りやすい人間は時々、伏臥位で寝ることを勧めたい。私は就寝前5分間の伏臥位を日課にしている。
    次に人間の立っている時の姿勢であるが、頭は重いのに、それを支える頸椎は、中央ではなく、後方にある。だから顎は年をとるにつれて前に突き出てくる。それが頸椎を歪めることになるから、つとめて顎を後方に引くことが必要になってくるのである。

    次に顎と同様、頭と胴との重量は、仙腸関節にかかってくるが、それを受け止めている股関節は、その垂直線下にはない。だから年をとるにつれて恥骨が前に突き出てくる。元々、縦に重なって狂いやすい仙腸関節がますます外れてしまうことになる。それで骨盤内の器官が、まず障害され、次に両脚が弱まり、やがて全身が歪んでくる。そこで恥骨を後ろに引くと、股関節が仙腸関節の重心線に近づき、関節が安定して、終日、立っていても外れにくくなるのである。また、年をとると股関節が外転していくから、重心が足裏の外側に移行し、両足の両外側で歩く形になる。これが歩行を困難にし、脳に悪振動を与え、肝臓も弱めてしまう。年をとると股を開いて歩く、といわれるが、ゴリラの歩き方もそうだから、頭脳が発達しないのである。
    これを防ぐには、足の親趾に力をこめることが重要になってくる。立っている時の姿勢は顎を引く、恥骨を引く、足の親趾に力をこめるということが必要不可欠であるということがわかってきた。

    また、姿勢は癖でもある。体に着いた姿勢の癖で、体が心の病気を起こすことにもなってくる。肺が堅くなると頑固になる。骨盤が曲がるとヒネクレる。肩が捻れるとカンシャクになる。頸が堅いと疑い深くなる。体の重心が前に傾くと心配性になり、後ろに傾くと傲慢になる。頸が前に出ると干渉好きになり、腰が前に出ると臆病になる。これら病気の性格を治したいならば、体についた癖を治さなければならない。からだの歪みを正すことが重要とされる所以でもある。

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