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  • 「スタイルある学び」

    皆様、おはようございます。

    花の彩り、宴たけなわという風情、まさに天然色の春爛漫。

    そして春と言えば・・・なんと言っても『春季東京操体フォーラム

    今回のテーマもズバリ、

    『温故知新 古きを知って新しきを知る 操体法実技指導』

    実際に参加者に体験して頂けるフォーラム始まって以来、初めての”実技指導中心”のプログラム。

    フォーラム理事長三浦寛、畠山常任理事を筆頭に、私達フォーラム実行委員は自他共に認め合うマニアックな集団ですから(笑)

    勿論、今回のフォーラム実技指導は、マニア向けではありませんが、そのスタイルは、メジャー級に充分通用する内容と自負しております。

    そうです。最先端の学び(第二分析以降)を生かし、型とは何か考えて頂く為のクラシックスタイル(第一分析)なのです。

    分析法の分類を考えるうえで外せない、自然とは何が自然なのか?

    そこに意識を通し、必然性をもって振る舞う。そこにスタイルは生まれるのです。

    操体』を通じて人生観を考え、いかなるときにも美しさを忘れず、受け継いだ型を生かしている第一分析と言えるでしょう。

    そして、『東京操体フォーラム』の支援団体である『(社)日本操体指導者協会』も絶賛間違いなし。

    「一般的に操体法といえばコレでしょう?」という意見に添った学びをも生かすプログラム。

    「最先端の操体法をお見せします、と言われても(敷居高過ぎて)」という意見に添った、とっかかりにも最適です。

    そんなあなたにこの文章をお譲りします。

    (註)『万病を治す妙療法』(橋本敬三著、農文協)まえがきより抜粋。

    「(前略)もう五十年もたってしまいましたが、何とかやっとわけがわかり、

      また、治し方も見当がつきました。そのことをこれから皆さんに説明し、皆さんのご協力を得て、

      自分の体を自分で治し、また悪くしない方法を展開したいと思います」

    「『操体法』は知っているよ、以前読んだから」それはただ読んだだけ。

    読んだことがある。それでは”今”生きていないのです。

    この文章の真意とは、読んだだけでは『わけ』がわかりにくいのです。

    内容をどこまで理解しているのか。”今”も『操体』に意識を繋げていくスタイルこそ大切なんです。

    敢えて言うなら『操体法』および『操体』を現代人に伝えていくには、

    ”今”も学びを繋げる橋本敬三先生の意志を汲み、繋がっている『操体法』を受け取って欲しいのです。

    ”治せるようになって”から、”治すこと”よりその先にあったこと。

    そこまで到達できると、メジャー級を超えてメガトン級に愉快なのが自分自身の学んでいた『操体』なんだってコト。

    私達はもうやっていませんが、運動分析『D1=第一分析』ここから始まる学びは忘れてはいけないのです。

    それでは今日から一週間、お付き合い宜しくお願いします。

                                          岡村郁生 

    2012年春季東京操体フォーラム研究会は4月22日(日)東京千駄ヶ谷津田ホールで開催致します。

    タツノオトシゴが掘ってある水晶とイスタンブールの蝋燭立て

  • 「真っ盛り」

    福岡の桜も今が満開です。

    今回のブログも何とか最終日まで漕ぎつけました。

    今回は私が「編集」という新しい体験とめぐり合わせて

    いただいたエピソードを中心に書かせていただきました。

    「編集」に限らず私が生きていく上において

    様々なめぐり合わせを享受しながら生きていることを

    最近、特に実感しています。

    勿論中にはめぐり合ってしたとしても、ただ横を通り過ぎただけで

    立ち止まって興味を持つに至らないものも山ほどあるとは思います。

    その中で、ふと立ち止まって手に触れたものは余程強いご縁で

    引き寄せられたものなのではないかと思っています。

    私自身は元々あまり物事に執着するような性分ではなく

    「三日坊主」という言葉がしっくりくるような飽きっぽい性格です。

    これは熱しやすくて冷めやすい福岡人の特徴なのかもしれませんが

    こんな私でも「操体」は23歳の夏に東京に上京して以来

    早くも15年目を迎えています。その間にも三浦理事長をはじめとした

    東京操体フォーラムの実行委員の皆さんやゲストの先生方、

    多くの参加者の方たちとの出会いによって飽きっぽい私が

    ここまで「操体」を続けさせていただけているのだと思います。

    飽きっぽい・・・あきっぽい・・・あきっほい・・・あきほ

    あれっ?私の飽きっぽさは先祖から受け継いだものなのでしょうか。

    そんなおやじギャグは良いとして、桜であろうが操体であろうが

    編集であろうが、奇麗な花を咲かせる事は一朝一夕では難しいでしょうし、

    例えきれいな花が一輪咲いたとしても、その花を満開に咲き誇らせることが

    出来るようになるには更に時間と努力が必要になってくるでしょう。

    今に皆様に満開に咲き誇る私自身を見ていただけるように肥やしていきます。

    一週間ありがとうございました。今度は初夏にお会いしましょう。

    あなたの花は何分咲きですか?秋穂の花は「ひとり咲き」です。

  • 『春休み』

    今、学生さんたちは楽しい春休みの真っただ中

    私も学生時代はこの世の春とばかりに2週間足らずの

    春休みは朝から晩まで遊び呆けていた楽しい思い出があります。

    しかし、最近の子供たちは春休みといっても結構忙しそうで

    まだ中学校にも上がる前から、春の春期講習とやらに

    連日通ってお勉強をしているお子さんがたくさんおられるようです。

    勿論、親御さんが「この子の成績が伸びて良い学校に進学できるように!」

    との温かい親心で通わせていらっしゃるのでしょう。

    大人の社会も「営業成績を伸ばさなきゃ。」と上司からけしかけられて

    大変ですが「塾に行って成績を伸ばさなきゃ。」とプレッシャーを

    かけられている子供たちも、それはそれで大変そうです。

    操体の看板を掲げていると「操体をすると姿勢が良くなる。」という

    お話をどこで聞いてきたのか「うちの子の姿勢を良くしてください。」

    というご相談を良く受けます。

    実際に父兄同伴で来院されてお話をうかがってみると

    お子さんが「肩が痛い。」とか「腰が痛い。」とか

    からだの症状を訴えられて、病院や治療院に診てもらたところ、

    「お子さんは骨格がが歪んでいるから体調が悪いんです。」

    と説明されて後はただ「背中を丸めないようにしなさい。」

    とアドバイスだけされて治療が終わりというケースが実に多い。

    御両親は先生にいわれた通りに「あんたの姿勢が悪いのだから気をつけなさい。」

    とお子さんに言うのですが、お子さんもただ「姿勢を良くしなさい。」と言われても

    姿勢を良くしたいのは山々だけど、どうしたら良いのかわからないと頭を悩ませているのです。

    あんなにプレッシャーをかけられたらますますからだが緊張してしまいそうです。

    普段からあまり緊張感のない私ですが、そんな時はますます緩く操体を楽しむ様にしています。

    最初は緊張して上手に動けないお子さんでも「そう!その調子でからだ全体で動いてみてね〜。」

    などと盛り上げてあげると、大人顔負けに立派に操法を味わい楽しんでくれます。

    なにも特別な操法をやっているわけではなく、家で自分でもやれるくらいの

    比較的理解しやすい動診を中心に2つ3つやっているのですが、

    脚長差が2〜3センチ以上あっても終わったころにはちゃんと元通りになってくれています。

    勿論毎回上手に行く訳ではないですが、その子と楽しく盛り上がれた時の方が

    お子さんの満足感も姿勢の変化も大きいようです。

    勉強も治療もただやらされやるよりも、自主的に楽しくやれる方が良いですよね。

  • 「操体を編集してみる」

    畠山先生を筆頭に編集のプロフェッショナルが集い

    三浦先生を中心として操体を本気で学んでいる

    東京操体フォーラムブログで操体を編集するなんて

    我ながら大それた事を予告してしまったものです。

    今更ながら自分自身の行き当たりばったりさ加減に

    ほとほと嫌気がさしております。

    まずはやはり操体操体法の情報を集める事から始めてみます。

    * 操体法は仙台の医師、橋本敬三氏が考案した治療法です。
    * 操体法は正体術、ヨガ、鍼灸、指圧、整骨などの様々な治療法の学びの中から体系づけられました。
    * 操体法は患者自身がききわけた気持ちの良さを味わう事でからだを治すため自力自療の治療と呼ばれます。
    * 操体法の診断法は「D1(第一分析)」「D2(第二分析)」「D3(第三分析)」という3つのカテゴリーに分けられます。
    * 操体法の「D1」は対になる動きを比較対称して運動感覚差をききわけます。
    * 操体法の「D2」は一つ一つの動きの中に気持ちの良さの有無をききわけます。
    * 操体法の「D3」は皮膚感覚に気持ちの良さの有無をききわけます。
    * 操体法の治療法は気持ち良いという感覚をからだにききわけるという診断法を用います。
    * 操体法はそのききわけられた気持ちの良さを味わう事によってからだの歪みが整います。
    * 操体法は気持ちの良さを味わうことが治療となり操法と呼ばれています。
    * 操体法の治療はその全てを患者のからだの要求に委ねます。
    * 操体法操体という橋本敬三医師の治療哲学の中の1つのエッセンスです。
    * 操体法は治療法でもありますが、全てのエクササイズや健康体操の元となるからだの取扱説明書でもあります。
    * 操体法は痛みや病気を作らないための健康医学です。
    * 操体法は治療法ですが操体は私達の正しい生き方の自然法則をといた学問です。
    * 操体では「息」「食」「動」「想」の調和をはかる事に寄って健康を維持出来ると書かれています。
    * 操体には正しい動かし方と使い方と使い方をまとめた身体運動の法則というものがあります。
    * 操体ではからだの正しい使い方を重心安定の法則としてまとめてあります。
    * 操体ではからだの正しい動かし方を重心移動の法則としてまとめてあります。
    * 操体では1つの関節の動きが中枢神経を介して全身の動きに繋がる連動性の法則をまとめてあります。
    * 操体では運動と呼吸との関係性についてまとめてあります。
    * 操体では運動と目線との関係性についてまとめてあります。
    * 操体では運動と食事との関係性についてまとめてあります。
    * 操体では身体運動の法則を般若身経と呼んでいます。

    ハイ!タイムアップ

    こうやって自分の持っている操体の情報を上げようと思ってみても

    思った以上に出てこないものです。

    今回意識して「操体法とは○○」「操体とは○○」と云うように

    操体という言葉に直接リンクするものだけ取り上げようと思ったのですが、

    どうしてもそれ以外の枝葉の方ばかりが浮かんでくるのです。

    普段私が操体を説明する際にはどれほど余分な言葉が入ってしまっていたのかを痛感いたします。

    では以上を踏まえたうえで今現在の秋穂の捉えている「操体とは」

    操体とは仙台の医師橋本敬三氏の体系づけた健康増進医学であり

     自然法則に従ったからだの動かし方と使い方を元にして作られた

     身体運動の法則に基づいた治療法である操体法と、

     他人には決して変わることのできない最小限責任生活

     「息」「食」「動」「想」それを取り巻く「環境」のバランス制御と

     いのちは常に気持ちの良さに従うという正しい生き方の方向性を示す

     橋本敬三氏の思想哲学を中心にした操体哲学により構成されている。
     
     操体法による治療は症状疾患にとらわれることなく

     患者自身のからだの要求を満たした快適感覚を

     味わうことで全ての症状疾患の元となるからだの歪みを正します。』

    本当に改めてまとめてみると自分自身の言いたいことを文章だけで

    表現するということがどれほど難しいことなのかということが理解できました。

    やっぱり編集学校に入学しなければいけませんね。春は入学のシーズンですし。

    2012年春季東京操体フォーラム研究会は4月22日(日)東京千駄ヶ谷津田ホールで開催致します。

    三浦寛 操体人生46年の集大成 "Live ONLY-ONE 46th Anniversary"は2012年7月16日(海の日)に開催致します。

  • 「操体を伝える」

    昨日のブログの内容の続きになります。

    もし「何のこっちゃ?」と思われた方がおられるのであれば

    是非昨日の東京操体フォーラムブログをご覧ください。

    ISIS編集学校「九州参座」で教えていただいた内容で

    もう1つとても印象に残った課題がありました。

    それはふたり一組になり片方の人が一枚の絵を見ながら

    相手にその絵の内容を口頭で説明し、同じ絵を描いてもらう。

    という内容のものでした。

    この絵が「かわいいコックさん」や「ドラえもん」であれば

    絵描き歌を交えながら容易く描いて貰う自身があったのですが

    課題として提出された絵は「平安時代の田植えの風景」と

    「中世ヨーロッパの宗教画」という全くなじみの薄い絵画でした。

    口頭で説明すると言っても、自分自身がその絵画について

    しっかりと理解しておかなければ、何を伝えれば良いのかわかりません。

    しかも結構複雑な構成の絵ですので、どのような順序で

    絵の様子を説明していけば、相手が充分に理解して同じ様な構成の

    絵を描いてくれるのかを考えながら説明して行かなければ

    内容は合っていても、全く違う構図の絵になりかねません。

    もう私のタダでさえ回転が遅い上にアイドリングストップ中の

    脳みそフル回転でその絵を理解して、相手に伝えようと必死でした。

    「これだけ必死に伝えようとすれば、どんなことでも理解して貰えるのかも・・・」

    それがこの課題をやりながら私が感じた感想でした。

    私自身も職業柄人と人とのコミュニケーションの重要性というものは

    どれほど大切なものかは充分に理解していたつもりでしたが、

    どの様に伝えればその人により良く内容を理解していただけるのかという

    配慮に欠けていた事が白昼に曝された様な何とも気恥ずかしい思いかられました。

    知っているつもりでも上手に伝えられないのであれば知らないのと同じです。

    橋本先生や三浦先生を始めとする操体界の偉大な指導者の先生方は

    自分の持つ操体という絵画を、構図や内容は勿論、その色あいや質感

    その絵の持つ温度やその絵の飾られた周囲の景色から、その絵を描いた人の

    生き様まで全てを私達後学者に伝えてくださいます。

    まさに編集の達人だといっても過言ではないのではないでしょうか。

    そうして私達はその発せられる言葉から操体の持つ魅力を伝え聞き、魅了され

    自分も操体を美しく描きたい、そしてまた操体を鮮やかに伝えられる伝道師となりたいと

    思いこの東京操体フォーラムという場に集っている様に感じられます。

    編集を学びながら、操体の学びを知る。

    わたしも違いのわかる男だ。ダバダー ダバダー ダー

    では明日は編集初心者秋穂が操体を編集してみるをお送りします。

    もし編集しきらない場合は内容を変更することもご了承下さい。

    2012年春季東京操体フォーラム研究会は4月22日(日)東京千駄ヶ谷津田ホールで開催致します。

    三浦寛 操体人生46年の集大成 "Live ONLY-ONE 46th Anniversary"は2012年7月16日(海の日)に開催致します。

  • 「自分を菓子に例えると」

    先日、東京操体フォーラム常任理事の畠山先生の紹介で

    知の巨人松岡正剛氏のISIS編集学校の九州地区のセミナー

    『九州参座』に参加して来ました。

    最初は「操体」と「編集」の関係性が理解出来ずに

    未知との遭遇を体験しようとばかりに会場の扉を開けたのですが

    いざセミナーが始まってみると、次々に出される課題を回答して行く中で

    自分の中の情報を如何に整理し相手に伝えるかと云う「編集」の魅力が

    少しずつ理解し始め、情報を発信することの難しさと面白さを

    楽しみながら学習することが出来ました。

    ここで「編集とは何ぞや」と書くことは只の机上の空論で野暮ってもんですし

    編集学校の師範代を努められる操体界の編集クィーンの畠山先生にお任せするとして

    そのカリキュラムの中で最初に取り上げられた自己紹介の内容を少々ご紹介したいと思います。

    最初の自己紹介の際に一緒に「自分を菓子に例えると何だと思いますか?」というお題が出されました。

    「自分自身はこんな人間ですよ。」という自己紹介を菓子に例えて紹介してくださいというものでした。

    このブログを読んでくださっている皆様に改めて秋穂がどのような人間なのかを知っていただける様に

    ここで秋穂を菓子に例えて自己紹介をさせていただきます。

    私、秋穂一雄をお菓子に例えると「チョコレート」です。チョコレートと一口に言っても

    色々ありますが、ゴディバやノイハウスなどの一粒何百円もする高級チョコレートではなく

    ちっちゃい頃に百円玉を握って買いに行った駄菓子屋にならぶチロルチョコです。

    チロルチョコというのは現在では本社も東京都千代田区に移り一躍全国区のお菓子になっていますが

    元々は私と同郷の福岡県の筑豊地方にある松尾製菓が作り始めた10円で買えるチョコレートで

    当時高級品であるチョコの販売価格を抑える為に中にコーヒーヌガーを入れた姿で売り始められました。

    同郷であるということは勿論ですが、あくまでも良いものを安価で提供するというスタンスも

    今の自分自身の治療に対するスタイルと共通します。

    最初コーヒーヌガーのみの販売だったチョコもアーモンドを入れてみたりビスケットを入れてみたり

    きな粉味を作ったかと思えば、梅ジャムをねじ込んでみたりと千変万化、変幻自在の

    何をしでかすかわからないバリエーションの豊富さも非常に魅力的です。

    勿論デパートにならぶ高級チョコレートはとても美味しく魅力的です。

    でも気分が落ち込んでいる時に昔を懐かしんでふらっと立ち寄った駄菓子屋の店先にならぶ

    チロルチョコの愛嬌あるパッケージに癒しを求めるのも悪くはありません。

    この先、チロルチョコが高級チョコを売り出し世界のデパ地下に並ぶ日も来るかもしれませんが

    私もチロルチョコも「そういえば昔、学校帰りに友達と一緒に駄菓子屋よって買って食べたよね。」

    と思い出に浸りながら、大人の社会で疲労したこころとからだを癒すことが出来る様な存在であり続けたいと思っています。

    なんだかチロルチョコの紹介になってしまいましたが、これが私の思う秋穂一雄像です。

    もう4月3日です。新学期でクラス替えがあったり、転勤や部署移動で自己紹介をすることも

    あるかも知れません。そんな時には是非自分をお菓子に例えて説明しても面白いかもしれませんよ。

    操体界のチロルチョコ秋穂一雄でした。

  • 『木の芽立ち』

    つくしんぼ 風に揺れてる 木の芽立ち

    春の陽気に誘われて、ちょっと一句詠んでみました。

    温かい春の日差しに誘われて、自然の動植物が

    ムズムズと動き始める季節です。

    冬の間土の中でひっそりと春の訪れを待っていた

    植物たちが新芽を出して一斉に天に向かって延びてきます。

    勿論私たちのからだの中でも、冬の間にくすぶっていた

    エネルギーが一気に噴き出すからなのでしょうか、

    この時期に体調を崩される方が多いようにお見受けします。

    いくらエネルギーが有り余って上にのびようと頑張ってみても

    肝心な根っこが土の下でからだを支えてくれないと意味がありません。

    橋本先生も言われているように私達が生活している自然界には自然法則があり

    その自然法則に反しない様に生きていればバランスが取れる様になっています。

    「呼吸」「食事」「運動」「想念」

    これら4つの営みは決して他人に変わってもらうことが出来ない為

    最小限責任生活と呼ばれています。

    これらが上手くバランス状態にあれば少々のことでは倒れることはないのでしょうが、

    欲張って無理をしてしまうから均衡を保てずに倒れてしまうのです。

    私達の根っこはこれらの4つの営みのバランスなのではないでしょうか。

    こんな不安定な時代だからこそ、改めて自分自身のからだと向き合い

    自分の根っこを伸ばしてみるのも良いのではないでしょうか。

    もうすぐ春ですね。ちょっと操体学んでみませんか?

  • 『それぞれの春』

    ]

    4月になりました。

    3月は別れの季節ですが、4月は出会いの季節です。

    学校や会社ではピカピカの1年生たちが、

    緊張した面持ちで4月を迎えたことと思います。

    フレッシャーズの皆さんへ昨年の春季東京操体フォーラム

    特別講師新田和長氏にいただい言葉をプレゼントさせていただきます。

    『是を知る者は是を好む者に如かず 是を好む者は是を楽しむ者に如かず』

    勉強だろうが、何であろうが楽しんだもの勝ちです。おもいっきり楽しんで行きましょう

    この言葉を聴かせていただいた昨年の東京操体フォーラム分科会が4月29日でした。

    あれからもう1年も経っているのですが、

    私の中ではその時に教えていただいた学びが私の血となり肉となり

    日常の中でさらに新鮮な気づきに変化しているのを感じます。

    東京操体フォーラムでは毎回、特別講師の方は勿論、

    三浦理事長や畠山常任理事を始め、

    個々の実行委員が自らの日々の臨床の中での気づきを趣向を凝らし、

    惜しげもなく発表していただけます。

    経験に基づいた知識と云うものは真実の光を持っています。

    リアルな言葉であるからこそ、聴衆の意識の中にダイレクトに響いてきます。

    今年も4月22日の日曜日に東京津田ホールに於いて

    平成24年春季東京操体フォーラム分科会が開催されます。

    今年も素晴らしい特別講義と発表プログラムが目白押しです。

    臨床に生活に私たち全てを包み込む操体の魅力に出会えること間違いなしです。

    今年も素晴らしい出会いができることを願っております。

    そして今回の実行委員ブログ秋穂の個人的テーマは『春だから』

    それでは1週間お付き合い宜しくお願い致します。

  • 私にとって操体とは・・・〜同志とのつながり〜

     私にとって操体とは・・・というテーマをいただいて、早くも最終日になりました。今回のブログでは、僕にとっての操体とは「操体が私にとって、からだを通し、意識の変化をもたらす学問」ではないかと思い、操体を通して沢山の気付きや学びによって自分自身の変化について書いてきました。ブログに書いたこと以外にも沢山のことが変化しました。それは、考え方や捉え方が変わることで、生き方が変わったように感じます。しかし、今僕自身のわかっていることや理解していることなど、操体という学問の中では、ほんの一部分にしかすぎないということ知っています。それは、東京操体フォーラム三浦理事長や畠山常任理事をはじめ全実行委員という同志がいるからこそ、それぞれの学びや考えを通して、常に操体の真理に触れ、つながっていることで情報が入ってくるからです。そして、改めて操体という学びの奥深さを実感しながら、自分自身で復習し、真理からそれないように修正しながら学びを深めています。
     同志がいなくてもひとりでも学べるという方もいるかもしれませんが、ひとりで学ぶということは、少しずつ真理から外れ最終的に完全に真理から外れる結果になっていても、自分自身ではなかなか迷走した状態によって気が付かないのではないかと思います。
     この世に生かされているイノチと知っていても、ひとつのことに意識を集中していても、欲という自我を誰もが持っているため、自我という意識によって、自分を都合よく曲げ生きようとする思考観念がでてきて、修正されることなく思考が迷いに変わったとき苦悩への負のスパイラルに入ってしまうように感じます。欲という自我をコントロールするためにも、真理を追究している同志という存在が、自分自身の思考観念の修正にもつながるのではないでしょうか。
     聖書の言葉に「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」がありますが、これは馴れ合いの仲良しの集まりでなく、真理を追究している同志を意味しているように感じます。
     僕にとって、操体の真理を追究している同志とのつながりは、操体という学びに出会ったことで同志という存在とのつながりをいただき、とても大切なつながりです。この同志とのつながりを感謝し、今後も大切にしながら、真理を追究していきたいと思います。ありがとうございました。

  • 私にとって操体とは・・・〜無意識へのアプローチ〜

     私にとって操体とは・・・の六日目は、操体法は無意識へのアプローチにも繋がっていると考えられるので紹介したいと思います。
     昨日のブログでふれたように、からだが動くということは、無意識の活動からはじまり、遅れて意識が活動し、インパルスが伝達されからだが動くという流れになりますが、無意識のアプローチはその逆の流れになるのではないかと考えられます。からだの動き→意識→無意識という流れは、操体法でいう快適感覚をききわけさせる動診(診断)と操法(治療)である第二分析の流れに非常に近いように感じます。
     操体法の第二分析では、身体運動の法則(重心安定の法則、重心移動・移行の法則、連動の法則、呼吸との相関性、目線との相関性、意識との相関性)に基づき、ひとつひとつの動きに対して快適感覚の有無をからだに確認します。これはからだの動きによる感覚受容器を活用しています。そこで快適感覚がききわけられたら、ききわけられた快適感覚が味わってみたい要求を満たしているのかを再度からだにききわけることで、意識とからだの対話となります。したがってからだ→意識までの過程が動診となることが考えられます。その後はききわけられた快適感覚を十分に味わう操法となりますが、操法に入ってからの動きはどんな動きになっても、からだの要求ときもちよさに委ねます。このときの動きは無意識の動きとなります。
     操体法では、からだの感覚→意識→無意識という流れで無意識へのアプローチになるといえるのだと思います。
     実際に操体法を受けて、野球のバッティングやバトミントンなど瞬発的な動きを要するからだの動き対して反応しやすくなったという方が多く見受けられます。からだをどんなにトレーニングをしても脳とからだの間には、0.5秒の時間がかかります。この0.5秒後に動いていたのではすでに遅いわけです。0.5秒前に判断し、予備動作をする無意識の動きが必要なわけですが、この無意識の動きを引き出すことが操体法では可能だということだと思います。そして身体運動の法則のからだの動きによって、無駄のないホームの獲得もできるわけですから、無意識・意識のそれぞれの動きが向上し、スポーツ選手のレベル向上に繋がったことが示唆されます。
     意識的な動きと無意識的な動きの両方を引き出せる操体とは、この自然の中で生かされているからだの動きを、理に適った方向へ導く羅針盤そのもののような気がします。
     今日はこのあたりで・・・。ありがとうございました。