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  • 感謝 4 〜カップ半分の水〜

    エチオピアには、客人にコーヒーセレモニーをして迎え入れてくれる風習がある。お茶をたてて客人をもてなす日本の茶道と似たものであるようだ。

    エチオピアの砂漠と荒野にある田舎の村を訪れたときのこと。

    そこでもコーヒーセレモニーを催してしてくれた。

    それにはまず、それまでに使用した汚れたカップとソーサーを洗わなくてはいけないようだった。

    しかしそこには水道がない。

    その様子をみていると、水差しからカップに半分にも満たない水を入れ、その水をこぼさないように指でカップを洗う。

    そして次のカップにその汚れた水を注ぎ、今度はそのカップを洗う。

    それを繰り返していくつかカップを洗った後、その水をソーサーに入れ、今度はソーサーを洗う。

    そうしてまた次のソーサーへ入れ、また数枚のソーサーを洗う。

    要するに、約カップ半分の水で数セットのカップとソーサーを洗っていたのだ。

    そんな発想は思いもしなかった。

    日本では、簡単に蛇口から水がでるし、簡単にどこでも水が買える。

    わずかコップ半分の水が貴重だなんて思ったこともなかった。

    水が蛇口から出てくることは当たり前ではなく有り難いことだったのだ。

    他にも自分の日常の中で見逃している当たり前でありながら、有り難いことが沢山あるのだろう。

    それに気づき、有り難いと感謝できたら、日々の気持ちが変わってくるのではないか。

    感謝のエネルギーは強力である。

    それは私だけでなく、誰にでもできる日常の宝さがしのように思う。

  • 感謝 3 〜感謝報恩〜

    昨日11月27日は松下電器(現パナソニック)の創業者、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助(1894-1989)さんの生誕日であった。

    操体創始者橋本敬三先生(1897-1993)とほぼ同時期を生きた方である。

    十数年前、私が新社会人となったとき、松下グループでお世話になっていたことがある。

    その会社では毎朝の朝礼で、いつも会社の理念を唱和していた。

    そしてその最後の一節にこうあった。

     

    一、感謝報恩の精神

    感謝報恩の念は吾人(ごじん)に無限の悦びと活力を与うるものにして此の念深き処 如何なる艱難(かんなん)をも克服するを得 真の幸福を招来する根源となるものなり

       ーパナソニック行動基準 「私たちの遵奉すべき精神」ー
     
    当時の私には、ただ読み上げるだけで、大した理解などできなかった。

    今、思い返して読んでみると、その当時よりは言葉の深みが理解できるようになったのかと思う。
     

  • 感謝 2 〜からだとの対話〜

    操体を学ぶとともに、何度か三浦寛先生に臨床を通していただいたている。
    その中で、とても印象深い臨床があった。

    からだの感覚をききわけていたら、からだが反応し、色々な感情が湧き出てきて,
    からだで表現していた。

    過去の悔しい思い、悲しい思い、怒りなどが感じられた。

    そんな感情がからだの奥底に眠っていたとは知らなかった。

    自分の感情を抑えて他人を優先させていた為、表に出せなかった感情が奥に埋められていたようだった。

    自分では、抑え込んだことさえ忘れていても、からだは忘れていないようだった。
    また、からだが守ってくれていた、いつもからだが寄り添ってくれていたのだ、と、そう思えた。 

    からだと過去の自分に、対して申し訳なく思い、同時に感謝の念が湧いてきて、涙していた。

    施術者による他力的治療でもなく、カウンセラーが介入するカウンセリングでもなく、「私」と「からだ」を静かに対話させてくれる、奥ゆかしい臨床であった。

  • 感謝 1 〜巡礼の路〜

    今週から一週間、松浦伸考が担当いたします。

    どうぞよろしくお願いいたします。

     

    テーマは「感謝」

     

     

    スペインにカミーノ・デ・サンティアゴと言うキリスト教聖地巡礼の路がある。
    そこを約1か月かけて歩いたときのこと。
    私が歩いた距離は854㎞。1日平均約28㎞。
    スペインの大自然の中を一人、時にはそこで出会う巡礼者とともに歩く。
    その時は12kgの荷物を背負って毎日歩いていた為、足が痛み、肩が痛み、苦痛を伴った。
    ある一日の出来事。
    その日は雨。寒さと痛みと疲労とともに一人、人気のない自然の中を歩いていた。
    夕方、雨がやみ、雲が少しづつ薄らいでいた。丘の坂道を登り切り、なだらかな下り坂に差し掛かった時、雲の向こうに太陽がぼんやり光を放っていた。
    それを見たとき自然と両手を広げて、その柔らかく、ほのかに暖かい光をからだで受け取っていた。
    太陽は例え雲に隠れていようともいつも照らし、見守り、生かしてくれているのだ。
    普段なら、ただの太陽として大して気にもとめないが、その時は精神的に厳しい状態だった為、感じ方も変わっていた。
    畏敬と感謝の念が同時に湧き、生かされていることを強烈に感じた。
    この命を自分の為だけに使っていては勿体ない、世の中のために生きたい、とその時感じさせてくれた。

  • 感謝(三日目)

    「感謝」とは、ざっくり説明すると

     

    何か相手にしてもらったことでありがたいと心が強く動き、それを言葉にして伝えること

    なのだそうです。

     

    つまり「心の中で『ありがとう、感謝してます』」というのは、厳密には感謝ではないということです。

     

    「言葉に出して、説明すること」

    が必要なのです。

    普段、職場とか講習とか勉強会とかでは、感謝の念を互いに伝えても、本当に親しい人には、口に出して感謝の意を伝えるのを、なんとなくいいかげんにすることがありませんか?

    「言わなくてもそんなの分かってるだろ」

     

    という気持ちや、あまりに慣れてしまっていて、それが当然のようになっていて、「感謝の言葉」さえ言わない。

     

    もしかすると、感謝の言葉を伝えないまま、今生では会えなくなるかもしれない。

     

    なんていうことを考えると、やっぱり言える時に伝えなくちゃ!と思いませんか?

     

    「オトコは黙って○○ビール」とか言ってる場合じゃないし、

    「ワタシのことなら、言わなくてもわかるでしょ」とか言ってる場合ではありません。

     

    感謝は表現してこその感謝なのです。

     

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    松島円通院の紅葉ライトアップ。石塔へのプロジェクション・マッピングです。

  • プレゼント

    「嬉しい」

    「ありがとう」

    「やったー」と

    からだ全身で表現している。

     

    プレゼントを手に

    からだ全身で自分の気持ちを素直に表現している女の子。

    見ている私の方がとても幸せな気持ちになった。

    感情、気持ちをストレートに表現している姿に

    感情を表現することの大切さを

    教えられた。

     

    大人になると

    感情、考えていることを素直に表現していないなと。

    ためらったり、隠したりすることが多くなっているなと。

    自分の感情表現を肯定的に捉える必要を感じる。

     

     

    一週間、ありがとうございました。

    明日からは瀧澤さんのブログです。お楽しみにしてください。

     

    2017年秋季東京操体フォーラムは、2017年11月23日(木)に開催致します。

    テーマは「生エネルギーと性エネルギー」です。

    2017年秋季東京操体フォーラム速報

     

  • 意識を向ける

    「ありがとう」と言われると嬉しい。

     

    日常の些細な行動に「ありがとう」と言われると

    本当に「嬉しい!」と感じる。

    「ありがとう」と言われることを期待していなかったからだろうか?

    想像以上に嬉しさを感じている自分の存在に気づく。

     

     

    「ありがとう」とかえってくると

    相手の懐の深さ

    相手の心の温かさ

    優しさを受け取っている。

     

    「ありがとう」「ありがとうございます」と

    私は言えているだろうか…

    相手の思いに気づいているだろうか…

    「ありがとう」に意識を向けることの大切さを実感する。

     

    2017年秋季東京操体フォーラムは、2017年11月23日(木)に開催致します。

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  • 思い続ける

    「死後の世界というのは生きている人の中にしかない」

     

    という文章に、ハッとさせらた。

    玄侑宗久氏の本に綴られた言葉である。

    多生の縁―玄侑宗久対談集 (文春文庫)

    多生の縁―玄侑宗久対談集 (文春文庫)

     

     

    死に対して恐怖、不安を抱けるということは

    生きているということ。

     

    視点が変わると、見えてくるものは変化する。

    いのちに向き合うとはどういうことなのか?

    考えることができることに感謝し続けたい。

     

    2017年秋季東京操体フォーラムは、2017年11月23日(木)に開催致します。

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  • 受け取れる

    声をかける。

    声をかけられる。

     

    一言が

    とても大きなエネルギーになる。

     

    一言が

    人生の大きな変化になることもある。

     

    声をかけた勇気

    声をかけた思いやり

     

     

    「ありがとう」と

    受け取れる心を大切にしたいと思う。

     

    2017年秋季東京操体フォーラムは、2017年11月23日(木)に開催致します。

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  • 自尊心

    ある人と接していると強く感じることがある。

    その方の日常には、常に自尊心がある。

     

    自尊心が

    その人の行動を深淵にしているのだと実感する。

     

    自尊心のある行動が、

    呼吸をするように自然に繰り広げられている。

     

    自分の学びに忠実に向かい合う姿は美しい。

     

    本物の生き方に出会うと

    「ありがとうございます」と心が弾む。