自分の感情を観察することで、どんな変動が起きているのかを自分で把握していく努力をしたいと思っています。自分を客観的、俯瞰的にみることで、からだや心の状態を多角的に見ることができたら、そこには余裕がうまれるのではないだろうか?と思います。この余裕が、免疫力を高めてくれるように思います。
7日間ありがとうございました。
明日からは、瀧澤さんです。
自分の感情を観察することで、どんな変動が起きているのかを自分で把握していく努力をしたいと思っています。自分を客観的、俯瞰的にみることで、からだや心の状態を多角的に見ることができたら、そこには余裕がうまれるのではないだろうか?と思います。この余裕が、免疫力を高めてくれるように思います。
7日間ありがとうございました。
明日からは、瀧澤さんです。
部屋や自分の持っているものを整理すると、自分の思考の整理にもつながると感じています。迷いや悩みを直接的に考えていなくても、解決のヒントにむすびついた経験から、時々自分の身の回りのものを整理することを大切にするようになりました。
普段の自分の思考が習慣になることを考えると、習慣を見直すためにも整理することは大切だと思います。
整理することが免疫力アップにつながるのではないかと最近は感じています。
1日の中で体重は変動していますが、体重の変動と入浴についても観察すると面白いです。
入浴とは、シャワーだけでなく、湯船につかるという意味です。
私の実体験では入浴した日とシャワーだけの日では、入浴前と入浴後の体重には200g〜500gの差があります。この差が体重の維持にも関係してきます。
免疫力アップや健康に睡眠は密接です。
睡眠が大切とは誰もが知っていると思いますが、私は基礎体温をとおして、毎回ハッとします。
毎日の体温をグラフにすると忠実に自分の生活を反映していると気づかされます。
基礎体温は睡眠だけではなく、様々な関与がありますが、睡眠時間の長短や就寝時刻が見事に反映されます。
基礎基本ともいえる睡眠の習慣を時々振り返ると新しい気づきがあるかもしれません。
病気や怪我をすると健康のありがたみを実感します。
普段当たり前にしていることが何もできません。
トイレに行くことができないどころか、寝返りをすることもできません。
酸素マスクをつけていれば、マスクからの酸素を吸うことに慣れるまでにも苦痛がともないます。
呼吸をすることにも、寝ていることにも苦痛を感じます。
普段ほとんど感じていない呼吸や睡眠に意識が集中します。
そのような時、苦痛に対して自分でできることに「感覚をききわける」があると思います。もちろん、状態によってはそれも難しいです。ですが、本人の意識がある場合は、有効になります。
操体法では本人(患者)にしかわからない感覚にアプローチをする方法(感覚をききわけるーあじわう)があります。感覚にアプローチすることで、苦痛を和らげる可能性が広がります。
新型コロナウィルス感染症により、日常生活に大きな変化がおきています。
今まで当たり前だった日常が非日常になっています。
人と直接会う、接することに制限があるのが当たり前になりました。
このような環境になり、操体法のなかで説いている自力自療(診断も治療も患者自身に委ねる−アプローチをする)を自分自身に問う機会がふえています。
自分というからだの変化に意識が向く、この習慣が人生の質を高めます。
地球上には多種多様な動物が生存している。 そういった動物の生命活動のほとんどが食糧や酸素を得ることと種族保存のための生殖活動である。 しかし、その生存活動は過酷であり、それぞれが生存に有利な場所を選んで暮らしている。 そんな中で寄生虫という生物は、自然環境の中で自由に生きることよりも、生活の場をほかの生物である植物や動物の中に求めたようだ。
しかし、寄生されたほうの生物、すなわち宿主にとっては迷惑千万であり、寄生虫感染症に陥ってしまうことになる。 確かにヒトなどの宿主にとっては寄生虫の被害は甚大であり、現在も多くの人を苦しめるマラリア原虫がその典型である。 しかし、その寄生虫の感染する手段を知ることで、感染予防の知恵に転嫁でき、健康維持に役立てることができるので是非身に付けておきたい。
人間社会から寄生虫が撲滅される可能性はまったくなく、人間はこれまでも、そして未来永劫において寄生虫との共存生活を続けていくしかないのである。 寄生虫感染を恐れることは仕方がないが、過剰に恐れて生きていくのは、衣食住の生活様式を行ってゆく上での楽しみが極端に減ってしまう。 また、逆にあまりにも感染を無視する根拠のない蛮勇は、後悔しか残らない。 この世界で生きてゆくなら、何が安全に食べられるのか? どのような行為が危険なのか? というようなことを熟知して寄生虫と共存していくことこそが健全な自然のサイクルに準ずるのではないだろうか。
そんな寄生虫はまるでユダヤ商人のようにしたたか者である。 ほかの生物の中で生存するという戦略は驚嘆という言葉しかない。 寄生して宿主を死なせてしまっては寄生虫自身も死んでしまうことになるので、寄生する礼儀をわきまえている。 また、寄生虫は自分の成長に併せて、次から次へ宿主を渡り歩く特技をどのように身につけたのであろうか? 進化の偶然、と言うにはあまりにも巧妙であり、誰かが詳細に計画を練り上げ、それを実行指南したのではないかと思ってしまうほど完璧な生命活動である。
寄生虫感染は、ヒトからヒトへの直接感染ではなく、感染媒介のベクターや中間宿主になる動物を介することが多い。 いわば地球上の生物群で相互依存的な関係でバランスを取りつつ、幾世代にわたって生存しているのが寄生虫である。 そのような寄生虫感染が成立するためには特定の条件がある。 その条件を避けさえすれば感染しないということだ。
ヒトに感染する寄生虫は、極めて限定的であり、そのヒト感染する寄生虫であっても、感染が成立するのは、特定の発育段階の寄生虫(感染形)が特定のルートを通って好適宿主に侵入した時のみである。 つまり寄生虫を過剰に恐れたり侮ったりせず、寄生虫と適切に付き合って共生するための知恵、すなわち 「知っていることがワクチン」 だと言われている。 ただ、人間にとって脅威なのは人獣共通感染だ。
人獣共通感染は宿主特異性が低くヒトにも脊椎動物にも感染する。 ペットのイヌ・ネコの感染病原体は飼い主にも感染する可能性がある。 ペットと一緒に寝たり、キス等をするのは、赤痢アメーバ等の感染が懸念される。 また爬虫類等の珍しいペットは、いかなる病原体を持っているのか予測困難である。 さらに野生動物ならば100%が感染しているとみて間違いない。 野生動物との不用意な接触は厳に慎むべきである。 食品衛生についても寄生虫感染予防は重要であり、特に魚に関してはサバに寄生するアニサキスだけでなく、最近話題になっているクドア、これはヒラメ等の魚の筋肉に寄生する粘液胞子虫であり、刺身等の生で食するときには十分注意する必要がある。
寄生虫もヒトと同じ真核生物からなる多細胞生物であり、地球型生命として同じ代謝の仕組みを持ち、同棲関係という空間的、機能的密接さの中で互いに切磋琢磨しながら進化してきた。 そして敵対関係もあるが共存関係もあり、その共存関係の中でも特に 「衛生仮説」 が興味深い。 それは寄生虫感染が激減してくると、寄生虫に感染していない世代がアトピー性皮膚炎や花粉症等のアレルギー性疾患が激増したというもので、この現象をどう見ればよいのだろうか?
我々の身の回りにあるものはバスルームやキッチンのような水回りの高温多湿の状況下では、真菌の一種であるカビが発生する。 食物にもカビが生えるし、同じく真菌の一種である酵母菌によって発酵するかも知れない。 当然、ヒトのからだも真菌に感染していろんな症状を引き起こすことになる。 このように我々の住むあらゆる環境に真菌が蔓延しており、その真菌から逃れることはできず、否が応でも真菌とともに暮らさざるを得ないことを理解する必要がある。
ヒトのからだがカビ菌や酵母に感染して症状が出ると、真菌感染症が成立する。 真菌感染症は多種多様で、いんきん・たむしや水虫のように皮膚表面に感染する浅在性皮膚真菌症もあれば、クリプトコッカスのように深在性真菌症もある。 感染経路もヒト、動物、空気、土壌、衣服、スリッパ等からヒトへ感染することが知られている。 こういった経路からヒトのからだには真菌が常在菌的に元々感染している可能性もあり、それが長期間症状を呈したり、宿主の免疫不全状態において感染が顕在化する場合もある。
特にカビについては生命力が強くて、湿度と僅かな栄養のみでどこにでも生える。 そのうえ、カビはそこらじゅうに散在している。 ヒトの湿った皮膚はカビにとって絶好の生え場所であり、真菌感染するのは至極当然のことである。 ただヒトはカビが皮膚に付着してもそれが定着する前にシャワーで洗い流したり、免疫力で抵抗するから真菌感染症にまで至らないのだ。 ところが、免疫不全状態に陥ったらカビが増殖して日和見感染症になる可能性もある。
真菌は間違いなく感染症を誘因するものであり、生活空間全体が真菌で汚染されている状況といえる。 そしてこの感染を防ぐワクチンは存在しないので、ウイルスや細菌感染対策とは事情が異なる。 また、寄生虫感染の公衆衛生対策をそのまま利用できるわけでもない。 ではどのような衛生対策が考えられるのであろうか?
まず考えたいのは、屋内で靴を脱ぐ日本人の生活習慣だ。 すなわち、真菌の中でも白癬菌感染の予防である。 屋内では靴を脱いで上がることの良い点としては、靴に付着したバイ菌を含んだ土が屋内に持ち込まれるのを防止できるという長所がある。 しかしその反面、水虫という足白癬の感染拡大を増長させるという大きな短所もある。 たとえば公共の場所でスリッパを共用するというのは確実に白癬菌感染の機会を増やしてしまう。 さらに家庭内では素足で歩く習慣があるが、高温多湿な気候環境の日本では畳や床を介して足白癬の蔓延につながっている可能性もある。
そこで皮膚を清潔に保つ日常の生活習慣を見直したい。 皮膚表面に感染する足白癬の感染を防ぐ最も有効な手段は、皮膚を清潔に保つこと以外ほかにない。 風呂に入ってシャボンで足の皮膚をよく洗い、その日の汚れをその日のうちに洗い流すことである。 足白癬の感染経路は、感染者から直接に、また間接に白癬菌が運ばれることになる。
日本では足白癬の患者数が非常に多いため、スリッパを共有することや銭湯の浴場出入口のマット、それにプールの床を素足で歩くことは自分の足が白癬菌に汚染される確率がとても高い。 こういった菌が付着した状況が多湿環境で長く続くと感染が成立し、白癬症となる可能性が極めて高くなる。
操体臨床家の立場から言うと、患者の足白癬病変部に直接触れた場合には、早めに洗浄することが求められる。 特に操体では足趾の操法という施術を施療するが、私は足趾操法の施療の都度、早めの手洗いを励行している。 また昨今の感染環境における臨床では、サージカル・マスクではなくN95マスクを私は使用しており、これは院内感染防止と同じ考え方をしたものだ。
日常の暮らし方として、毎日足を清潔に保ち、乾燥状態を保つことは、白癬菌が付着しても感染を成立させないために最も有効な手段である。
昨日は細菌感染に特定した内容だったので、今日はウイルス感染について述べてみる。
ウイルスはゲノム核酸とタンパク質等から成る20~300nmほどの大きさの粒子である。 宿主の生体細胞内でゲノム核酸を複製し、必要なタンパク質を合成して粒子を再生産する(ウイルスの複製、増殖)。
ヒトがウイルス感染によって病気を起こすまでの段階は次の三つのステップがある
①ウイルスと出会う →
②ウイルスが宿主に侵入して標的組織・臓器に移動する →
③ウイルスが標的組織で増殖して組織を障害する(発病)
感染はヒトがウイルスとの出会いから始まるが、これを感染経路と呼び、以下の四つに分類している
①経口感染(水・食物感染、母乳感染)
②気道感染(飛沫感染、空気感染)
③性行為感染・血液感染(輸血・母子感染)
④動物(蚊・ダニ)媒介感染 、感染動物の咬傷感染
ウイルスとこれらの感染経路の組み合わせが正しい時に限って感染が成立し病気が起こる。
ヒトが生まれて初めてウイルス感染すると自然免疫が稼働し、次いで最終的に獲得免疫系がウイルスを排除する仕組みになっている(一時応答)。 この時に誕生した活性化リンパ球の一部が体内で生存し続ける。 これが免疫学的記憶で、この長期に生存する細胞をメモリー細胞と呼んでいる。 抗体を産生する形質細胞(B細胞)は一般的には数週間で死滅するが、一部は骨髄の中で長寿命な形質細胞として生存し続ける。 そして、同じウイルスが再び侵入してきた場合は、このメモリーリンパ球と長寿命形質細胞が迅速に活動し、効率的にウイルスを排除する(二次応答)。 このしくみを免疫機序という。
近年の日本で深刻な問題となっているウイルスは、ノロウイルスとロタウイルスである。 ほかにもアデノウイルスやアストロウイルス等が原因となっている。 ノロウイルスは特に冬に多く流行し、カキ等の海産物を介して感染する。 ノロウイルスの感染力と発症力は、まな板や床やテーブル等に長期に持続して感染が広がりやすい特徴がある。 世界で発症する腸炎の最大原因でもあり、日本では食中毒の7割がノロウイルスを原因とするものだ。
ノロウイルスでは通常用いる石鹸や消毒薬(アルコール系等)では死滅せず、まな板や床やテーブル等は希釈した次亜塩素酸(ハイター等)を用いて処理する必要がある。 また、血液型がO型だと発症しやすく、B型はかかりにくいという報告が示されている。 これは血液型の抗原によりウイルスの吸着のされやすさに差があるためであり、このことは血液型占いとは何ら関係なく、稀有な例外と言えよう。
ノロウイルスにおいては、ヒトに何度でも感染し、ワクチンも治療薬も存在しない。 処置の対応が非常に難しいウイルスである。 ロタウイルについては、小児に多い腸炎の原因ウイルスで、ノロウイルスよりも重症化しやすいが、免疫ができるので大人はかかりにくい感染症である。 日本では5歳までにほとんどの小児が感染、罹患する病気であるが、経口ワクチンで予防可能である。
現在話題になっている新型コロナウイルスについては、まだよく解っていないことが多く、コメントは差し控えることとしたい。 ただ新型コロナウイルスにおいても共通して言えることは、ウイルスが侵入して感染しても免疫力が強いと感染症にまで至らないが、弱いと、発症してしまう。 うじ虫でも生きている猫にはつかないが、死んだとたんに湧き出してくる。 ヒトでも生きている細胞には発症しないが、死の細胞ではウイルスも活動が活発になるためである。 やはり免疫力を高めるということに尽きるのだろう。
感染に対する免疫力が強い弱いというのはどのように違うのだろうか? まず 「感染」 の意味は、細菌やウイルス等の微生物がヒトなどの宿主に侵入することであり、その微生物が定着して増殖することで引き起こされる疾患を 「感染症」 と言っている。 しかし、微生物が宿主に侵入しただけで増殖しない場合は、感染症とは言えず、感染が成立したものではない。
宿主(ヒト)は微生物が体内に侵入した時に、これを認識して排除しようとするのであるが、それを生体防御機構、すなわち免疫系がその役目を担っている。 この時に感染しても発症しない場合は免疫力が強く、感染したあと発症してしまうのは免疫力が弱いからだと言える。 そして、微生物においても当然ながら宿主の免疫機序から逃れるようにして、宿主の中での生存をかけた対抗策を図ることになる。
今日は微生物の中で細菌感染に特定して話を進めようと思う。 そもそも免疫系の働きについて生体は、どのように自己と非自己を区別して免疫反応を起こすのかという疑問である。 たとえば臓器移植の時に拒絶反応が起きるが、これも免疫機序によるものであり、生体が細菌を排除する機構と同じような免疫反応が起きている。
しかし、自分の臓器に対しては拒絶反応が起きない。 これは自己(自分の臓器)と非自己(他人の臓器や微生物)を区別して認識する機構を生体は持っているからだ。 そして、細菌や他人の臓器等の非自己に対してだけ攻撃、排除するメカニズムが働いている。 しかし、細菌の方もやられっぱなしではない、宿主の免疫機序から逃れるための免疫回避機構が備わっている。 それは毒素をはじめとしたさまざまな物質を作り、宿主の組織や細胞を破壊したり、免疫能を抑制したりするための対抗手段である。
ヒトのからだは皮膚や粘膜によって外界から隔てられており、細菌等の外敵の侵入を防いでいる。 皮膚は角化層に覆われていて、物理的障害となって細菌感染を防御しているので、皮膚への感染は本来、外傷等の防御機構の破綻がなければ起きない。 ところが粘膜については水分に富み、細菌の生育には好環境であるが、消化管等では常在細菌叢を形成しており、この常在細菌叢は外来性の細菌の定着を防いで、定着しても増殖を抑制する働きをしている。
皮膚感染は本来、外傷等の防御機構の破綻がない限り起きないのは、皮膚には殺菌力があるからだ。 紙の上に置いたバイ菌はなかなか死なず、いつまでも元気にしているが、皮膚にバイ菌をつけておくと、数十分で死滅する。 このように皮膚は外菌を防ぐばかりでなく、外傷から身を守る働きもある、常に脂腺から油を出して、体表一面を強靭にし、毛髪や爪を生やして防御もしている。 また体温調節も皮膚の独占機能である。 他にも肺のような呼吸作用や腎臓のような排泄作用にも余念がないのが本来の皮膚だ。 そして皮膚は心臓と同じように働き者であり、24時間不眠不休の勤労愛好者でもある。
ところが、野生動物と比較して、ヒトは家に住み、衣服を身に着けたりしているので、現代人では強健な皮膚を持ち得なくなってしまった。 皮膚は免疫力のうち自然免疫の部類に入るが、健康な生活を維持するためには皮膚の免疫力をアップする必要がある。 その皮膚の免疫力アップ法とは、
①摩擦法 ・・・ 皮膚をさする(体温調節力を高める)
②日光浴法 ・・・ 日光にさらす(骨を強くする = 日光 → ビタミンD → カルシ
ウム → 骨)
③水浴法 ・・・ 水に浸す(汗腺を開けて毒物を排出する)
④風浴法 ・・・ 全身の皮膚面を新鮮な空気にあてる(副毛細血管の造成)
この時代の暮らし方としてはこれら四つの皮膚浴を日頃の習慣とするのが望ましい。 これは私の免疫力アップ法でもある。