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  • バランス〜その2〜

     佐助が担当する四日目です。よろしくお願いします。

     からだの動きのバランスをとるためには、姿勢の調節以外にも、平衡感覚も必要です。平衡感覚とは、生体が運動している時や重力に対して傾いた状態にある時にこれを察知する働きとされ、平衡知覚とも呼ばれています。(Wikipediaより)

     平衡感覚をつかさどっている一つが内耳の前庭迷路であり、前庭迷路は三半規管と耳石器から構成されています。
    三半規管は、身体の回転運動を感じる器官であり、直角に交わる三つの半円形の管からできていて、それぞれ「前半規管」「後半規管」「外側規管」とされています。前半規管と後半規管は上下の垂直方向の回転運動を感じ、外側半規管は左右の水平方向の回転運動を感じるとされています。また三半規管が三つの管からなるのは、人間が三次元の空間に生きていることに関係しているともいわれています。

     三半規管の内部はリンパ液で満たされます。3つのループの根元には膨らんだ部分である膨大部を形成し、この内部に膨大部稜という感覚上皮部があります。

     感覚上皮の表面には感覚細胞(有毛細胞)があり、有毛細胞の感覚毛はゼラチン質からなるクプラによって包みこまれています。頭部が回転すると、半規管内の内リンパ液は慣性の法則により、そのままその位置に留まろうとしますが、頭部に固定されている有毛細胞は、頭部と一緒に動くので、結果として、内リンパ液は、頭の回転と逆方向に流れます。これにより、頭の回転と逆方向にクプラの偏位をきたし、有毛細胞への刺激となった結果、神経インパルスを生じ、体の回転を感知します。神経インパルスは、前庭神経(内耳神経の枝)によって延髄に送られ、同時にその一部は小脳にも送られます。
    たとえば、遊園地でジェットコースターに乗った後、しばらく体が回転しているように感じるのは、頭部の動きは止まっても、三半規管の内部でリンパ液が不規則にグルグルと動いていて、リンパ液の動きが止まるまでに時間がある程度かかるからです。

     クルクル廻るスポーツ選手は、練習によって「回転軸を安定させる」、「視点を一点に集中させる」など、目が回らないように空間を把握する練習以外にも、反復練習で三半規管のクプラが傾いても、脳から目の動きを止める指令が出て、眼振しないようなからだになっているようです。

     やはり一流のスポーツ選手のからだは、想像を超えるからだの感覚を高めているようです。今日はこのあたりで・・・。

     ありがとうございました。

  • バランス〜その1〜

    佐助担当の三日目です。まだまだ雪の影響がありますが、今日から無事にクリニック診療再開です。よろしくお願いします。
    ソチオリンピックでも必ず言われるのが、「着地時のバランス」です。着地時の美しさが採点につながる競技は多いのではないでしょうか。
    僕も若い頃、スノーボードハーフパイプをすこしやっていたので着地の大切さがよく分かります。着地がうまくいかないと、次の技に入るスピードがなくなってしまうのです。

    自分の長女(5才)は昨年からスキーをはじめ、次女(3才)は雪と愉しむことを覚えはじめ、来シーズンにはスキーをはじめる予定です。
    長女はスキーのスクールに入っていることもあり上達しているようです。現在は中級レベルのコースであれば、ボーゲンですが上手に降りてきます。

    昨年は上半身の動きを利用してターンをしていたのに、今年は足の末端からの重心移動でターンをすることを覚えたことが大きな変化につながったようです。スキーのおかげで、重心移動の大切さや、重心とバランスの大切さを、からだを使って感じているようです。

    からだにはありがたいことに、目的に見合った姿勢を保ち、また正しく姿勢を保たせようとする働きが備わっています。

    姿勢調節には脊髄・脳幹・小脳・大脳皮質などの中枢神経系がかかわります。また、感覚入力として、前庭感覚系のほかに、視覚系、皮膚や筋などの体性感覚系がかかわります。これらの神経系は姿勢反射として働くほか、学習によってループ回路を形成して姿勢調節に関与すると考えられます。

    反射のうち伸張反射、支持反射、持続性迷路反射、持続性頸反射などがあり、これらは脊髄及び延髄が反射中枢となります。また、迷路・頸部から起こる立ち直り反射は中脳が、視覚による立ち直り反射、踏み直り反射、飛び直り反射は大脳皮質が、それぞれ反射中枢として働きます。
    乗り物が左右に傾くときは、傾いた方向の下肢が緊張します。また後ろから急に押されたとき、足が前に出て転倒を防止します。これら大部分は、脳幹を中枢とする姿勢反射に負うところが大きく、つまり、身体の空間的位置や、頭部、体幹、四肢のからだは、前庭器官、頚部、網膜、皮膚などからの信号を受けて、脊髄や脳幹を中枢として起こるさまざまな姿勢反射の総合効果により保たれています。
     
    姿勢反射には、頚筋の受容器の刺激で起こる頚反射、前庭器官の刺激で起こる迷路反射(または前庭姿勢反射)、前庭器官、体性感覚器や網膜などの刺激で起こる種々の立ち直り反射、それに大脳皮質が関与するより複雑な反応である踏み直り反応や跳び直り反応などがあります。
    緊張性頚反射は除脳動物や両側迷路を破壊した動物で著明にみられますが、正常なヒトや動物では通常みられません。ただし、とっさの捕球動作などには見られることから、この反射は正常時でも姿勢調節に関係していると考えられています。上頚部の後根を切除または麻酔して緊張性頚反射を抑制しておくと、典型的な緊張性迷路反射がみられるそうです。これらの反射の受容器の興奮は、四肢にそれぞれ逆の反射効果をもたらすことから、目的に見合った姿勢保持において緊張性迷路反射と緊張性頚反射は相補的にはたらくと推測されています。
    姿勢反射は、大脳皮質や小脳からの統合と制御を受けながら脊髄の反射を統合して、目的に見合った微細な姿勢の調節をからだがしながら、動きのフォームができていると考えながらソチオリンピックの競技をみると、また違った観点から競技がみられるのではないでしょうか。

    今日はこのあたりで・・・。ありがとうございました。

  • 昨日に引き続き・・・

    今日はクリニックで、パソコンからブログを投稿できると思っていたのですが、残念ながら今日もクリニック周囲の道が通行止めと除雪のため休診となり、携帯からです。
    通行止めや電車の運休、流通のストップなど、まだまだ雪の影響が強く残っています。

    このような状況ですが、テレビではソチオリンピックで盛り上がっています。
    16年前の長野オリンピックでは、オリンピックの盛り上がりを直接肌で感じる経験をいただきました。
    長野オリンピックの選手村のメディカルゾーンリハビリ室に勤務する機会をいただきました。

    選手村は、バリケードで囲まれていて、選手村の中に入るには許可書であるパスポートを胸からさげ、空港と同じような荷物のX線検査や、金属探知機などの検査後に入ります。
    選手村の中はすべて無料です。僕が勤務したメディカルゾーンでは、歯の治療が混雑していたのには驚かされました。
    その他には、娯楽ゾーンには、食事、飲み物(アルコールはありませんでした)、ゲームセンター、ディスコ(クラブ)、などがあり、これらももちろん無料でした。
    選手村の中で一番ビックリしたのは、コン○ームが大量に無料配布されていました。
    とにかくビックリなことだらけの世界でした。

    当時の僕自身のアプローチから考えると、やはり症状疾患に対してのアプローチでしたから、今の自分がアプローチしたらきっと選手の面白い反応がみれるような気がします。
    きっと学び続け、成長するということは、アプローチの幅が増え、アプローチする時の気持ちの入り方や、空間そのもののが別の世界に感じられるのでしょうか。
    実際に10年以上も前にアプローチした方を、久しぶりに診させて頂くと、アプローチ中は別人のような感じがしたと言われたことがあります。
    成長とは同じ自分なのに、本当に不思議な自分が感じられます。

    今日はこのあたりで・・・。きっと明日こそは、クリニックからブログを・・・。
    ありがとうございました。

  • 初日ですが・・・

    本日から一週間担当する佐助です。よろしくお願いします。

    本当は今日書く内容を考えていましたが、パソコンがあるクリニックに現在出勤できない状態のため、自宅で携帯を使ってブログを書いています。何ともやりにくい状態です。

    僕の地方では、観測史上最大の積雪量になっているようです。皆さんのお宅は大丈夫でしたか?

    この雪で僕の地方は、交通状態が完全マヒ状態です。
    金曜日からの大雪で、昨日から通行止めなのです。しかも家の方は、道幅も狭く除雪車がはいれなく、倒木する所もあり、完全な交通ストップです。
    クリニックまで13kmあり、駅まで4.5km(電車もストップしてました)、バスはもともと走っていないので、車が各家で一人一台という田舎の状況では、車の通行止めは完全な隔離された状態になってしまいます。
    今日中荷は、通行可能になる予定です。

    こんな状態ですので、クリニックも休診となり、昨日からずっと除雪作業です。

    というで今日はこの辺りでお許し下さい 。

  • 戦略論

    いやぁ〜長かったぁ〜と、今週一週間を振り返っております。
    いよいよ今日が最終日、最後も難しい話し(笑)で終わりたいなと
    思っております。

    唐突で何ですが、グローバル社会と呼ばれて久しい昨今、私も含め
    日本人が世界に出て仕事をする上において必要な要素とは何でしょうか?

    色々有ると思いますが、先ずは『言語』は必要でしょう、それは
    何となく理解出来ます。私は某英会話教室がCMで英語が喋れれば
    世界と繋がる!
    などと言っていたので、そうか英語か!などと思っていたら、
    フォーラムの関係でスペインに行ったときに、英語共通言語伝説は
    脆くも崩れ去りました・・

    ま、確かにパブリックな場所においては殆ど英語で大丈夫なのですが、
    街のレストランで食事をしているときに、筆談までして、やっと通じ
    たと胸を撫で下ろし、デザートに頼んだ杏仁豆腐が来るのを待って
    いると、何事も無かったかのように麻婆豆腐が出て来たときは、両師匠
    と共に座り暗みがしました。
    ま、言語が通じないという障壁はこの様なことは日常茶飯事で、数年も
    住んでいれば、完璧で無いながらも日常生活は出来ると言われています。

    最近は翻訳ソフトも優秀なのが出て来始めました。昨年のスペインでも
    Google翻訳でまぁまぁいけましたのでので、後、数年もすれば、
    Google glassに翻訳した言葉が同時通訳で目の前に出て来て、ベジータ
    様な人々が増殖すると思われます・・・ま、言語の壁もかなりハードルは低く
    なるだろうと考えます。

    では、言語以外で日本人が海外でビジネス展開を考えるときに足りない
    ものは何でしょうか?
    それが、冒頭のタイトルになっている『戦略(Strategy)』です。

    戦略とだけ言うと表現が大ざっぱですが、ビジネス論だけでは無く、
    一般的にはスポーツも当然、必勝のための戦術と戦略を立てますし、
    究極的に言えば戦争が最も分かりやすいと思います。

    戦略単独で考えるよりは、いわゆる『戦術論』『戦略論』を比較
    して考えるとより分かり易いかもしれません。
    昔から日本人は戦術には長けているが、戦略が弱いと言われて来ました。
    歴史的に見ても日本以外に目を向けて明確な国家ビジョンを持っていたのは、
    織田信長位だったのではないでしょうか。

    『戦術』『戦略』を分かり例えるなら、スポーツが一番分かりやすいと
    思います。大体、日本人が得意だと言われるスポーツは殆どが『戦術的要素』
    が強いスポーツだと言われます。

    例えば日本人が大好きな(私が)野球などは、完全な『戦術』スポーツです、
    目の前に来た球を打って、飛んで来た球を皆で追っかける。
    要は全て『今』目の前で起きていることに対処するスポーツなのです。
    投げられた球をどう打つか、どう投げるか、あくまでも今を軸に試合が動いて
    行くのが野球と言えます。

    一方で、『戦略』が必須なスポーツの代表が『サッカー』や『ゴルフ』と言えます。
    ゴルフなどは18ホールというラウンドの中で、距離やコースの特徴を考えた上で、
    クラブの選択も含めトータル的な戦略が無いと、勝てるスポーツではありません。
    どう思考し、思ったことを身体に伝え表現するかが、肉体的も当然ですが、
    メンタルのタフさも要求されるスポーツと言えます。
    以前に比べ、最近ではアメリカツアーに参戦する日本人選手も増えてきましたが、
    まだ欧米選手に比べると、肩を並べるまでには至ってない感じです。

    日本人は今、目の前にある問題を処理し解決する能力には長けていると言えます、
    これが『戦術』です。数ヶ月先、数年先に対処することは無難にこなす人種のようです。
    一方で将来に向けて今、無いものを作り出すなど、長期スパンで20年先を見据えて
    物事を考え計画出来るかが、『戦略』であると言えます。

    ビジネスの世界に目を移すと、アメリカの経済誌『フォーチュン』誌が
    毎年掲載している、2013年度版『Global500(世界500社企業番付)』によると、
    上位はトップが常連のオランダとイギリスの石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェル
    二位はアメリカ小売り大手ウォルマート、三位もアメリカのエクソンモービル
    なっております。
    因みにGlobal500を国別で見ると、アメリカがトップで132社、二位が中国で89社、
    三位が日本で62社となっています。

    アメリカはトップで132社と最も多いですが、このトップ企業の役員の人種構成を
    ご存じでしょうか?
    米国企業の役員の37%はインド人なのです、もっと言えば、先程のGlobal500の企業
    役員構成は一番多いのがインド、そして韓国、中国で占めています。

    特にインドに関して言えばインド工科大学コロンボ大学などから、マイクロソフト
    インテル、或いはGoogleに卒業生達が次々と入社しています。
    日本の最高峰東京大学は23位と昨年よりも順位を上げていますが、アジアで言えば、
    アジアのベスト10校で言えば、日本は東大、京大の二校のみ、後は香港を中国に含め、
    中国が四校、韓国が三校とアジアで言っても、日本の大学はレベルが落ちてきていると言えます。

    東大よりも順位の下位にある印、韓、中の卒業生達が何故、Global
    企業への就職率が高いのか?と言えば、個々の学生のポテンシャル
    が違いすぎるのだそうです。
    東大以上の国内競争力の中で戦ってきた学生達は、当然、就職後の
    言語の壁も無く、戦力として使えるのだそうです。

    この違いは何でしょうか?一つは個々の学生の置かれている環境に対しての
    ポテンシャルの違いですが、もう一つの大きな理由は卒業生達の卒業後の
    『進路戦略』だと思います。
    進路戦略って言うと大袈裟ですが、要は自分の能力をフルに発揮し、世界を舞台に
    ビジネス展開しようと考えている学生がどれ位いるかだと思います。
    もっと細かいことを言えば各国家庭での親の『子育て戦略』の結果だとも言えます。

    ご存じの通り、中国富裕層は子息を早々に米国や欧州に留学させ、
    卒業後はそのままアメリカ企業へ就職、韓国に至っては大学入試
    には警察が出動し、大学まで送り届けるなど、どの大学を出るか
    で人生が決まるという長期戦略が明確に決まっています。
    子供の人生は子供の好きなように〜、などと言っている日本のぬるい
    親とは違い、子供を世界の舞台で働けるような戦略をシッカリと立てているのです。
    日本でも医者の子は子供の頃から、医者になるようなレールを引かれているのと
    同じです。

    マーケットとして考えると、日本市場は今後、超高齢化となって来て、
    萎む一方で拡大の可能性は低いと言えます。
    労働人口は超高齢化を向かえ、益々萎み、大手は製造現場を海外へと
    拠点を移すことで、労働力の確保を図っています。
    今後、拡大の可能性がある業種と言えば”介護ビジネス”ですが、
    介護する側も高齢化が進み、もはや慢性的労働力不足は如何とも
    し難いところまで来ています。
    介護の世界や看護師の世界でも、今や海外労働者が増加しており、
    日本の若者達が、『3K』等と言っている間に、働く先は益々無く
    なって行くでしょう。

    もはや私たちが考えるべきは、日本という限られたパイでビジネスを
    思考する戦略では無く、個人事業主でさえ海外市場を見据えた戦略を
    明確に考える時期が来ているのです。今すぐにでは無くても、戦略と
    して思考していなければ、そのチャンスが来たときに乗ることが出来ないのです。

    日本にあって海外に無いもの、海外にあって日本に無いものなど、
    情報を制し、果断に決断出来る者こそが、やはり勝者になるのです。
    時代に流されない強さと、時代の潮流に乗るしなやかさを身に付ける
    者がいつの時代も残り、次代へのバトンを繋いで行くのです。

    『遠慮無ければ近憂有り』今週一週間、いやこれからの日本人は
    この言葉に尽きると言えます。
    今の自分には関係の無い話しに思えるかもしれませんが、世界の政治、
    経済の流れは宇宙の意志なのです。世界の状況が理解出来ない限り、
    その流れに乗ることは出来ないのです。

    甲午新規ビジネス・スタイルの誕生も示唆しています。
    今迄考えもしなかった、新たなビジネス・モデルが誕生し、次世代を
    牽引する一年になるとも言われています。
    我々の業界は人に触れるという、ある意味、最もアナログな業界と言えます。
    この最もアナログな業種がどの様に変革し、世界に出て行けるように
    革新するかは大きな課題でも有ります。

    日本という世界から見ればちっぽけな国で、派閥だとか一族とかいうちっぽけな
    プライドのために、やりにくさや窮屈さを感じる位なら、世界を相手に広い
    フィールドで勝負を付けるような時期にも来ています。
    橋本先生も仰っていた世界に日本から輸出出来る『Made in Japan』
    活かし方を考える起点となる一年になりそうです。

    今週一週間有難う御座いました、来週からは三浦理事長の登場です。お楽しみに!

  • 午(うま)

    昨日は今年の天の気である『甲(きのえ)』の話しをしましたが、
    今日は地の気である『午(うま)』です。

    昨日も書いた様に、万物創造の順番として、宇宙の意志である天の
    気が全てに規制を加えて、地気と人気が動き出します。
    人気は個々に違うモノですから、又、機会が有ればお話したいと思
    います。

    では今年の地気『午(うま)』とは、どの様な気質を持っているか
    と言えば、『午』という文字はその文字自体が意味を持つ表意文字です。
    これは、冠と十で出来ている文字が原型です。
    上の冠は地表を表し、下の十はー陰が陽を冒して上昇する象を示しています。

    上下連動を交互に繰り返して穀物をつく杵(きね)を描いたものでもあり、
    交差し物をつくという意はここから来ます。
    この『午』という文字は『忤(さか)らう』と解説され、覆われる下で
    陰の気が陽の気を破る意があり、問題が拡大する、そして放っておくと
    問題が肥大化すると読み解けます。

    個人のレベルの問題で言えば、本当は問題だけど、今の生活が大事だから、
    蓋を開けると面倒なことになるから放置しておこうなどと言っていると、
    大問題が表面化する一年だと言えます。
    ですから今年一年は隠れた問題を放っておいてはいけない一年になる
    ということと言えます。
    自分の会社』『自分の仕事』『自分の家庭手を付けないと火を噴く・・・

    この地の気『午』が天の気『甲』と共鳴すると、甲の意味は固い殻を破り、
    陽の気が大きく動き出す『革新』ですが、一方で地の気は『午』忤(さか)
    らう
    意なので、改革に対する反対勢力が狼煙を上げ、突き上げを行う様に
    なると言います。
    今週書いたGoogleなどは革新的ビジネススタイルを昨年辺りから全面に押し出して
    来ています。やはり今、気に乗っている企業は違うと感じます。

    天の気を表すものが『政治、社会』に対して、地の気を現すものは
    『経済、景気、大衆心理』などが挙げられます。
    そう考えると、世界経済も含め、今年は波乱の一年になりそうな予感がします。

    『甲午(きのえうま)』今年一年の過ごし方としては、気になっている
    水面下の問題や課題を着実に処理し、自分自身が今迄とは違う変化、
    変革を起こさないと駄目だという事です。まさに個々人にとって
    『変革が必須の一年』と言えます。

    今迄の価値観に縛られ、ただ守るだけの一年では、時代の大きなうねりに
    ついて行けず、地球上を謳歌した恐竜が滅びた如く、衰退の一途を辿る
    ターニングポイントになると思われます。

    今年一年結果が出ないと、翌年は乙未(きのとひつじ)で物事が動きにくく
    なる可能性も有りますので、新たな物事を起こすには今年がチャンスだと言えます。

    私の気学の先生である山口知宏先生が常日頃から口にされる、
    『遠慮無ければ近憂有り(遠慮近憂)』:意味(子曰く)「人は(常に)
    遠い先に事まで配慮しておかないと、必ず手近なところに心配ごとが起こるものである」
    という孔子の言葉は、今の私の人生のキーワードだと言えます。

    臨生家だから自分の目に付く範囲のことだけを知っていれば良いと
    考えるのでは無く、政治・経済・世界情勢の動きに注視するからこそ、
    クライアントの変化や意識もみて行く感性を養うことが出来るのだと、
    今では理解出来ます。

    • 参考書籍:展望と開運2014 村山幸徳-
  • 甲(きのえ)

    私たち臨生家にとって大切なのはクライアントの身体と向き合い、
    身体の声をきくことですが、同時に今生かされている環境がクラ
    イアントにとって、どの様な状況なのか、宇宙の法則に則った、
    よりパーソナルな施術が出来ないものかと思っていたときに、
    気学との出会いがありました。

    今、気学を学び始めて約1年半が過ぎました。そして、気学とは
    双子の兄弟と言われている易も同時進行で学びを深めさせて戴いています。

    年が明けて私達的には、はや一ヶ月が過ぎようとしていますが、
    気学的見方、宇宙的には未だ師走です。
    私たち地球上に生きる動物にとっては、いわゆる太陽暦での運行ではなく、
    二十四節気の方が、より心や身体に優しいと言えます。
    太陽の高度によって日照時間や気温が変化する地球において、
    太陽を起点として物事を考えていく方がシンプル且つ合理的なのです。

    で、今年の2月3日の節分をもって年が切り替わり、2月4日立春から2014年は新年を迎えます。
    タイトルになっている『甲(きのえ)』は今年の干支(えと)にあたります。
    今年の干支を正確には『甲午(きのえうま)四緑木星(しろくもくせい)』
    の年という様に呼びます。

    一般的には午年(うまどし)と呼ばれているのですが、正確には『甲午』
    が今年の干支となります。干支(えと)と言いますのは読んで字の如く、
    干(かん)・支(し)の二つの文字の組み合わせから出来ています。
    干は『十干(じゅっかん)』と言い10通り、支は『十二支(じゅうにし)』
    で12通りあり、その最小公倍数が60で一回りするので、60歳の時に干支が
    一巡しておめでたいという事で、『還暦』として祝うわけです。
    ですから、次の甲午の組み合わせがやって来るのは60年後の2074年になるのです。
    この『十干』『十二支』『九星』は三つが互いに影響し合い、補完し合って
    形成され、まさに、三つの要素は『同時相関相補正連動』しているのです。

    さて、タイトルは『甲(きのえ)』だけになっていますが、甲午を繋げて
    書くと同列の様に感じられますが、甲と午は全く別の意味合いを持つのです。
    気学では私たちの住む地球を『天・地・人』という三つの名称で呼び分け、
    天地人三つの要素がお互いに影響し合って、成り立っていると説明しています。

    天地人の相関関係は、太陽(エネルギー)で例えると分かり易いかもしれません。
    『天(太陽・宇宙)』の気が地上に降り注ぎ『地』が暖められる(エネルギーを受ける)
    ことにより、地の気が立ち上がり、天と地の間に生きている『人』の気が育まれるのです。

    ですから、干支で一番大事なのは天の気である『甲(きのえ)』なのです。
    天の気が何かによって、同じ『午(うま)』年でも12年後の午は『丙午(ひのえうま)』
    になりますので、まったく意味合いの違う午年になるのです。

    宇宙の意志(十干)こそが、地球上に生きとし生けるものの一年を決めるのです。
    その様に、我々にとって非常に影響力の強い天の気、十干が今年は『甲』になるということです。

    『甲』とは『説文(せつもん)』によれば「東方の孟(はじ)めなり、陽気萌動(ほうどう)す」
    とあり、又、「木の若い芽を戴くの象に従う」とあります。
    又、亀の甲羅も示し、ここから甲羅、甲冑などの意味を持つ様になっていくそうです。
    この『甲』が示す意味は、固い殻をつけた草木の芽が、春になって
    その殻を破って頭を出した象形です。これを人の社会で表現すれば、
    固い旧体制の岩盤が崩れ、革新の気が表に現れることを示し、
    『かいわれ』の意味もあります。

    十干を一番良く表すのが『政治と社会現象』であると言われます。
    特に甲は固い殻が割れて芽が出る意味がありますから、昨年の陰の気
    『癸(みずのと)』から陽の気である『甲』が動きを始めます。
    陰の気で鬱々としていたエネルギーが陽の気『甲』の力を借りて
    一気に吹き出すことから、甲の年は革新、革命が起こりやすい年でもあるようです。

    ウクライナやタイで起こっている反政府デモ、アラブの春以降混乱
    が続いている中東圏など、鬱々と燻り続けている民衆のエネルギーが、
    『甲』のエネルギーを受け、固い甲羅を割って表に出て来ようとしています。
    宇宙の意志は『旧体制から新体制への変革』を求め、今年は大きく動き出す
    そんな一歩になる年になりそうです・・・世界各国、政治は混迷を続け、
    今迄虐げられてきた民衆のパワーが物事を動かす機運が高まっている一年です。

    因みに補足ですが、最近、コンビニかどこかの戦略によって、私の
    子供の頃には存在すら知らなかった、恵方巻き』なる縁起物が
    食べられるようになって来ました。スーパーとかに行くと館内放送で
    「予約受付中です〜」等と放送しております。「今年の恵方は東北東です〜」
    と分かったようなことを仰っていますが、今年の恵方『東』です(笑)
    しかも、東30°の内の10°(甲)が最も強いのです。

    私たちは毎年恵方参り』を2月4日の立春を過ぎてから数日の後に行います。
    行うことは、自宅から東の甲(きのえ)の方向にある神社・仏閣へお参りに行くことです。
    そして、ただお参りに行くだけでは無くて、その場所であることをするのですが
    それは、ここでは敢えて言いません(笑)

    それと、恵方参りは教会でもOKだそうです。
    お稲荷さんとお墓、忠魂碑だけはNGだそうですが、天地の間に生命が
    行き来する場所ならOKです。
    恵方参りは毎月の『節代わり』の際にも行いますので、一年間継続して
    行うことで、より効果を高めることが出来ます。
    この恵方参りは一年の『知恵』『チャンス』を掴むためにも是非、行いたいものです。

    プラス、恵方参りとセットで行いたいのが、今年の恵方効果を最大限
    に自宅にも活かします。
    自宅の中心を起点として、東30°の甲方向に黄色い物を置きます、
    そして、その反対側に当たる、西の30°内の10°(庚)方向破魔矢
    お札
    を置くと、運気が上がります。

    企業の商業主義に乗っかって、訳の分からない太巻き食べるような真似を
    する位なら、私は恵方参り』を是非!お勧め致します。
    私は今年はラッキーなことに『神魂神社』恵方になるので、一年間愉しめそうです〜

    • 参考書籍:展望と開運2014 村山幸徳-
  • Skynet

    そして四日目のキーワードは『Skynet(スカイネット)』です。
    お、新しいSNSか!と思った方はチョイと早とちり、Skype
    の次世代機か!と思った方も更に早とちり、ソラシド エアか?
    と言われた方も間違いでは無いけど、今回のテーマからは外れております。
    もったい付けても何なので、その正体は映画好きな人には『ほうほう♪』
    と微笑んで戴けるキーワードかと思います。

    シリーズ1は低予算で製作(約680万ドル)され、全世界興行収入は
    7,837万ドル(約82億円)とジェームスキャメロン監督の出世作と
    なった作品でしょうかねぇ。
    そうなんです、このスカイネットとは映画ターミネーター
    に出て来た、『自我』を持った軍用コンピューターネットワークの
    基幹コンピュータとして描かれていたものの名称です。

    SF好きの私としては若かりし頃、未だお腹の出ていなかったシュワ
    ちゃんが、ガンガン向かってくる姿に、恐怖感を覚えたものです。
    ま、映画の中の話しなので、現実的にはあり得んなぁなどと思って
    いたものです。

    ですが、現実的に今、このスカイネットになろうとしているアメリカ
    企業があるのです。ご存じの方も多々いらっしゃるでしょうが、
    それがあの皆さんお馴染みのGoogleです。
    Androidだからアンドロイド作っているなんて洒落を言うつもりはありません。

    今回、このブログネタ元は私の気学の先生、『山口知宏』先生の世界情勢のトピックス
    から参考にさせて戴き、私も内容確認しながら書いております。

    話しを元に戻しますが、良くも悪くもアメリカの巨大企業の殆どが、軍事系企業です。
    ボーイングGMクライスラーなど、製造業の殆どが軍産複合体となっています。
    そんな中で、検索エンジン開発やオンライン広告によって成長して来た、
    Googleは今やその、有り余る資金力をバックに、本業とは関係の無い
    ジャンルの研究に多額の資金を投入しています。
    Google内部では革新的研究開発のことを、ケネディ元大統領の演説の一節、
    月着陸ロケット打ち上げの意味を使い『Moonshot』と表現しています。

    その第一弾が夢の『自動走行車(Self-Driving Car)』です。
    Googleは2009年から開発をスタートし、現在まで約70万Kmに渉る
    公道での試験走行を終えたとのことです。ここでソフトメーカー
    Googleらしいのが、自社で車を作るのでは無く、あくまでも
    ソフトに価値観を見出しているところです。

    車はトヨタプリウスをベースに、車両上部、前後部にLIDAR
    (レーダー)を取り付け、物体との距離や速度を測定し、
    フロントガラスにはビデオカメラを設置し、前方の障害物との
    距離を測ります。
    後は屋根に備え付けのGPSにより、位置を把握し正確な情報を出すようです。

    この膨大なデータを、Google得意のマップに重ね、どのレーンを走行し、
    横断歩道や交差点まで把握するのです。
    今ではかなりのスピードでコーナーを突っ込んでも、レーサー並みの
    コーナーリングが可能なまでに、データ量は蓄積されているようです。

    一方で本業の自動車メーカーはGoogleが目指す自動運転では無く、
    あくまでも運転補助のレベルでの開発を進めているようです。
    しかし、Googleが目指しているのは100%のオートドライブである、
    Level4と言われる段階だそうです。Googleは四年後を目処に製品化
    すると言っています。


    ↑因みにこのドライバーさん全盲の方です。

    ジョブスが健在だった頃のアップルは、その革新的技術を世の中に
    提供していましたが、全世界のスマホのOSは82%をAndroidに握られ、
    今では完全にGoogle一人勝ち状態になりつつあります。
    その要因はアップルの抱え込み戦略に対して、全てオープンにして
    抱え込まずソフトを自由に使用させたGoogleのグローバル戦略の勝利と言えます。

    自社で自動運転車を開発出来ない車メーカーが、GoogleAndroid
    ソフトを車のコンピュータデータにダウンロードするだけで、
    自動運転車になるのです。
    これからの時代はハードよりソフトなのです。
    早い話が、車はどんなメーカーでも良いのです。ソフトがAndroid
    であれば、車は自動運転で走るという事ですから。

    その証拠につい先日、Googleと自動車メーカーら6社が1月6日、自動車への
    Androidプラットフォーム搭載促進を目指すアライアンス
    「Open Automotive Alliance(OAA)」の立ち上げを発表しました。
    参加するのはGoogleAudi、General Motors(GM)、ホンダ、Hundai(現代自動車
    の自動車メーカー4社と、半導体メーカーのNVIDIAです。
    これを機に、Android搭載スマホと、車空間の様々な共有はこれで更に進んでいくことでしょう。

    そして、更にGoogleスカイネットっぽくなったと感じるのが、多分、
    テレビニュースで先日やっていたのでご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、
    昨年、12月末にアメリカで行われた、米国防総省高等研究計画局(DARPA
    主催の災害対応ロボットの競技会で、東大OBのヴェンチャー企業「SCHAFT」
    のチームが1位になりました。

    このニュースを見たとき、おお!未だ未だ日本の技術
    も捨てたモンじゃ無いぞ!
    などと喜んでいたのですが、この東大OBのベンチャー
    企業は既にGoogleに買収されました・・・
    Googleは既に述べた東大OBベンチャーSCHAFTを含めた、
    ロボット企業七社を昨年末に買収したようです。

    次世代産業の金の卵とでも言うべきロボット産業の技術者を日本の政府
    を含め経産省は手を差し伸べることもなく、他国に譲り渡してしまっているのです。
    この辺りが、今週、別のキーワードでも出て来る、日本人の戦略の弱さです。

    更に、映像に出て来る走行ロボットを作っているのが、
    『Boston Dynamics(ボストン・ダイナミックス)』社です。
    ここは軍用ロボットなどを開発している会社でもあり、動画にも兵士が一緒に映っていますが、
    実際に戦地での使用を考え開発しているのです。
    無人偵察機が問題になっている昨今、四足歩行、二足歩行も含めたロボットが最前線で戦う
    日が確実にやって来ているのです。

    因みにこのボストン・ダイナミック社も既にGoogleが買収しております・・・
    一般商用から軍事分野まで、確実にGoogleアメリカ合衆国の生命線を握る企業へと変貌しています。

    Amazonのドローンを始め、確実にロボット化の波が押し寄せてきているのです。
    これって普通に考えれば、便利になって良いよねぇ〜などと呑気に言えない事実なのです。

    何故ならば、これらロボットが行うのは全て今、人間が行っている作業だからなのです。
    工場で働いている労働者の方達も昔なら溶接しか出来ないロボットだったのが、
    現実に今ではマルチタスク化に成功し、複数の作業が出来るようにまでなって来ました。
    産業用ロボットはもっと早いスピードで導入されると言われています。


    ↑この滑らかな二足歩行、まるで人が入っているようです

    ↑片足での安定感も半端ではないです

    日本も高齢化が進み、確実に労働人口が減っていく中で、コンビニの定員もロボット、
    身体を壊し易い介護のヘルパーもロボット、長距離運転の運転手もAndroidの自動走行
    ソフトがあれば必要なくなるのです。

    経営者から言えば、文句も言わず時給を上げる必要の無いロボットが一番有り難いのです。
    一昔前であれば夢物語であった様な話しが、今、現実になりつつあるのです。
    ロボットに仕事を奪われた人間労働者達の行く末を考えると、何だか憂鬱な気分になりますが、
    これからの産業最先端のデジタル技術か、最先端のアナログ技術のどちらかで無いと、
    勝負出来ない時代になって来たのだと痛感します。

    デジタル化が進めば進むほど、人はストレスを強く感じ、身も心も
    病んで行きます。
    私たち臨生家はこれから来る超デジタル化社会の中で、最もアナログ
    な職種だと感じます。
    データ化出来ない、人でしか出来ないものにこそ、Googleに勝てる
    ヒントがあるのかもしれません。

  • 両兵衛

    お、三日目のキーワードは『両兵衛(りょうべえ)』です。
    両兵衛と聞いて直ぐ分かる方は、これ又マニア、私と言えばキーワードは
    大河と気付いた方はピンと来たはずです。

    この大河というキーワードは一年間、良くも悪くも話題にされる
    (私だけか?)ので、年頭に当たり書いておこうかなと思った次第です・・
    既に放送は始まっておりますので、お分かりだとは思いますが、
    今年の大河は『軍師 官兵衛』とかなり渋めのチョイスとなりました。

    私にとって黒田官兵衛は歴史にはまって行く切っ掛けとなった司馬遼太郎先生の
    播磨灘物語の主人公だったこともあって、近年珍しく愉しみに観させて戴いております。

    新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

    新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

    っても、主人公も地味なら、馴染みのある信長や秀吉メインの大河と違って、
    姫路界隈の城の名前や豪族の名前が出て来ても、一般的には余り盛り
    上がらないなぁ〜と感じております。
    しかも残っている肖像画を見ても岡田君とは、ほど遠いキャラなので、
    もっと根暗な感情変化を表情に現さないキャラの方が良いのになぁ〜
    などと、ジャニ中心の配役に違和感覚えています。

    私は司馬遼先生の本から歴史の扉を開かれました。司馬遼先生の本
    を読んでいる方はおわかりだと思いますが、司馬遼先生の表現が旅紀行文
    的要素が満載なので、本を読んだ後はその地に赴いて、空気感を味わい
    たくなるのです。私が旅好き(史跡巡りが主ですが)になったのも、司馬遼
    先生の影響大です。
    当然、播磨灘物語を読んだ後は、カーナビが無かった当時、地図を片手
    兵庫県界隈をウロウロしていたのを思い出しました。

    兵庫近郊は戦国時代の遺構が数々残っており、マニアにとっては一つ一つの
    山城や遺構を萌え萌えしながら、歩きたくなるのです。
    車を走らせていると、○○城跡の看板が見えると直ぐ車を停めて、
    歩き出すので、家内と外出する際の合い言葉が『今日は靴?履き物は?』
    と足場の悪い山城巡りが殆どになるので、いまだに奥との合い言葉となっております。

    当然のことながら、今回のキーワードとなっております『両兵衛』
    に関しても、色々と訪ね歩きました。
    因みにマニアじゃ無い方向けに『両兵衛』とは秀吉が織田麾下の武将
    として各地を転戦していた頃に、秀吉を戦略面から軍師として支えて
    いたのが、竹中半兵衛黒田官兵衛という、お互い名前に”兵衛”
    を持つ二人の事です。

    秀吉の出世街道、前期を支えたのが竹中重治(半兵衛)』と言われています。
    中々この武将は謎の多い方で、私的には秀吉の業績を大きく見せるために、
    やや後世、大袈裟に創作した様な感じも無きにしも非ずと思っています。
    秀吉が三顧の礼で向かえたとか、暗愚な主君を諫めるために、稲葉山城
    僅かの手勢で奪取したなど、諸葛孔明の如き天才軍師と、その軍師が秀吉に直接仕え
    たいと信長に願い出たなどという逸話は、一次史料に見当たらないことから、
    どう考えても創作っぽいですよねぇ〜

    一方で黒田官兵衛(如水)』は信長の西侵の頃から秀吉に仕えた、
    秀吉出世街道、中期から後期にかけての軍師と言えます。
    本来、官兵衛のお仕事は毛利方に傾いている主家の方針を織田方に
    持って行き、播磨諸大名を織田方に寝返らせ、毛利攻略をスムーズに進める
    ことでした。

    しかし、北風と太陽の様な織田と毛利の芸風の違いは、時勢が読めない
    播磨近郊の旧態依然とした大名には理解出来ず、毛利は義に厚いから、
    パッと出の田舎大名の信長に屈するなんて出来るか!という主に感情的
    理由で、官兵衛の注進に耳を貸さず、結果的に主家は滅んでしまいます。
    この間に官兵衛は信長から離反した摂津の荒木村重の説得に赴き逆に幽閉
    されてしまい、足も自由に伸ばすことの出来ない劣悪な環境の中で数年を
    過ごすことになってしまいます。

    そもそも『軍師』ってどんな職業でしょうか?謎多きご職業ですが、
    私的に言うと、官房長官』+『経営コンサルタントですかね。
    主家をどの様な経営方針でどの方向に導くか、一つ間違うと主家は倒産。
    まさに命がけのご職業と言えます。当然のことながら求められるスペックも高く、
    『心理学』『方位学』『戦略・戦術』を要求され、『機(気)に発し感に敏なること』
    が求められます。

    これって、まさに生き馬の目を抜く今の時代にそのまま要求される能力
    では無いでしょうか?ここ最近のビジネス系歴史本で人気なのがリーダー
    論よりも参謀論なのも頷けます。

    混迷の時代に必要なリーダーとは、一人で全てを決定する様な信長
    タイプのリーダーでは無く、支えてあげなければならないと思わせる様な、
    周囲が支えるタイプのリーダーである方が道を間違えにくいとも言われます。
    様々な参謀やアドバイザーを周りにおいて、都市計画や新国家を創り出して
    いった家康タイプのリーダーが求められているのかもしれません。

    ここからは大きく話しがズレますが、私の個人的、黒田官兵衛推薦図書は、
    私の敬愛する劇画家平田弘史先生の『黒田三十六計』(リイド社です。
    多分、殆どの方が目にすることが無いだろうと思われるマニアック時代物雑誌
    コミック乱ツインズ』誌にて好評連載中です。

    黒田・三十六計 1 (SPコミックス)

    黒田・三十六計 1 (SPコミックス)

    この平田先生、池上遼一大友克洋寺田克也など当代一流の絵師が、
    揃って「師」と仰ぐ大先生でもあります。
    氏は絵の素晴らしさ以外にも、遅筆で大変有名で現在連載中の『黒田三十六計』
    でも、連載にも関わらず、年間に三回書くか書か無いか位の遅筆の大先生でもあるのです。

    それにも関わらず、先生を待っているのは、やはりそこにあるこだわりです。
    先生の劇画は大変緻密に描き込まれていて、その一コマ一コマに命の息吹を感じるのです。
    その迫力たるや、貸本時代から描き続けている熟練の凄味だと思います。

    画が気に入らない、思った表現が出来ないと連載を途中で止めたり、
    編集泣かせだそうですが、まさに古武士的佇まいも私的にはツボです。
    遅筆の理由を氏はインタビューで、望んで始めた仕事では無いけども
    「生活のためとはいえ、いやそれゆえにこそ、半端な作品を出すことは
    自分が許せない性分」
    と語っています。19歳の時に麻酔無しで盲腸の
    手術をしたりとまぁ〜、色々な経験をなさっています。

    コメントを聞いたり、平田先生の写真を見ると、どことなく三浦先生に
    似ているところなど、何だかどの世界でも一流に成ると佇まいが似てくるのでしょうか・・

    ま、ともかく今年の年末に大河良かったねぇ〜等と語って終われる1年にしたいものです。


    ↑甲冑を身に纏った平田先生です

  • SD-BMS106-NW

    二日目のお題は『SD-BMS106-NW』です。
    これ見て分かる人はまず居ないと思います。もし分かるとすれば、
    よっぽどのマニアか、電気店にお勤めの方でしょうか。

    これ、型番なので、まず分からないと思います。この子はウチに
    昨年末にやって来たシャンパンホワイトのPanasonic『ホームベーカリー』君です。
    以前から興味はあったのですが、とある切っ掛けから購入へと
    至ったのです。

    その購入動機が昨年11月に杜の都仙台で行われた”第30回全国操体バランス研究会”
    です。
    何のことは無いのですが、私の個人ブログにはその理由を書いて
    いるのですが、バラ研で京都、高雄病院の理事長 江部 康二氏が
    『糖質制限ダイエット』について講演を行われました。

    米命!炭水化物命!日本人は米がイノチだぜ!を信条としている私
    にとっては、氏の話は『あ”?』以外の何ものでもなく、最初は斜
    めで聞いていました。
    ですが、私は昔から変なところがあって、批判するにも一度、肯定
    してから行うといった手法をとる様にしています。

    自分の今迄の知識だけで物事を否定してしまうのは簡単なことですが、
    やってみて自分の自説を証明してこそ、初めて説得力があり、批評家
    だけにはなりたくないというこだわりです。

    ま、そんな変わり者の私がバラ研から帰ってきてから、早速『糖質制限食』
    を始めました。糖質制限にも段階があって、プチ糖質制限もあれば、三食全て
    主食抜きの『スーパー糖質制限』まであります。
    数年前からこれ又、1日1食生活を行っていたので、食べない事は特に苦痛では
    なかったので、私は迷わずスーパー糖質制限でスタートしました。
    ま、結果的には『炭水化物』が食べられないことがこんなにキツいのか!
    というのを改めて知ることとなりました。

    白ご飯に塩、卵かけご飯、漬け物とご飯、早い話がご飯なら何でも
    良いという私なので、カレーライス、ラーメン、パスタなど、私が
    好むもの殆どが、炭水化物の塊だったのです。
    その中でも好きだったのが『パン』であり、ホームベーカリーの
    ”ゴパン”が出た時には、米がパンになるのか!と米とパン好きな
    私は真剣に購入を考えた程でした。
    糖質制限が半月を超えた頃に、どうしてもパンを食べたいといった
    欲求が生まれてきたのですが、残念ながら小麦粉は炭水化物の塊で
    あり、手が出なかったときに、糖質制限食の代替食があることを知りました。

    基本、糖質制限食は主食に制限はかかりますが、タンパク質や油脂の
    摂取に関しては従来のカロリーベースダイエットと違い、制限が厳しくありません。
    そこで、タンパク質と言えば「畑のお肉」と言われている『大豆』
    何とか出来ないかと考えたのです。

    調べると、糖質制限を行っている方達のサイトに『大豆粉』を使った
    パンや、台湾には大豆が原料の麺まであるとのこと。
    流石に麺は〜と思っていたので、大豆を使って何かを作ろうと、父に
    家の大豆のストックが無いかと聞いたら、現在、在庫は無いとのこと
    でしたので、ネットで調べた埼玉県の”みたけ食品工業”さんの大豆粉を
    購入しました。

    先ずは簡単なところで、大豆粉ホットケーキを作ってみようと思い作り出しました。
    ですが、既に材料を混ぜている時に、昔食べていたプロティンの青臭さを
    思い出し、微妙にトラウマチックな感情が甦りました。
    どんなに美味しいものでも毎日食していると嫌になってしまう、食の法則が
    ありますが、まさに私にとってはプロティンがそうで、ホットケーキは特に
    大豆臭が強く、ギブアップしました。

    そこで、クックパッドで大豆粉レシピを探しているときに見つけたのが、
    ホームベーカリーを使った、パンのレシピでした。

    ムムムム・・・しょ〜が無い。。今回は買うかと、冒頭のタイトルになっている、
    パナソニック『SD-BMS106-NW』君を購入することとなったのです。
    糖質オフのソイスコーン コースもあり、何気に糖質制限認定機種の様な雰囲気を
    醸し出していたので、買っちゃいました。
    出来上がりは、課題山積ですが、ま、何とか代用食として成立していますので、
    このまま、研究課題にしようかと思っております。

    で、糖質制限食を初めて一月で二ヶ月が過ぎましたが、結果的にはダイエット法?
    としては比較的楽な方かと思っています。
    体重は5Kg位落ちましたでしょうか。Gパンはウエストがかなり余ってきましたので、
    それなりの効果は出ているのかなぁと感じています。

    これを今迄の私が行って来た数々のダイエットの様に、数年に渉って行うかどうかは、
    見極めたいと思いますが、今のところは愉しくやっています。
    又、次回ブログで途中経過をお話し出来ればと思っています。
    そして、大豆粉パンの専門店でも開店したら発表致します・・・