カテゴリー: 畠山裕美(はたけやまひろみ)

  • 「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」四日目

    操体法東京研究会の定例講習は、いわば、武術の訓練や伝統芸能の稽古のようなところがあります。
    型を学ぶのです。
    守破離と言いますが、まずは「師匠の真似」から。
     
    真似して、完コピできたら(守)、自分の個性を伸ばしていって(破)、
    次に伝えるべく、指導者となる(離)。
     
    この仕組みを身を以て学べたことって、とても良かったと思っています。
     
    そして、これにはもう一つ、あなたにとってもいいことがあります。
     
    操体は、内部の深層筋を使うので「しゅっ」としてきます。
     
    これは間違いありません。
     
    からだの使い方、動かし方を体得することによって、
    運動効率がよく、疲れにくく、動作が美しく、そしてしゅっとしたボディが手に入ります。
    ある程度これが習慣になっていれば、自分でケアできます。
    そして、同時に「感覚」も鋭敏になってきます。
     
    これって、一生もののお宝なんです。
     

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  • 「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」三日目

    私が操体を勉強して本当によかった、と思うのは
    「損か得か」「正しいか正しくないか」ではなく「快か不快か」(好きか嫌いか)で、選択することを、学べたなあ、ということです。
     
     
    小学生の頃の給食なんかを思い出すと、小一も小六も、六歳も違うのに、給食の内容な同じです。
    今の給食事情とはかなり違うと思いますが「給食は残さず食べよう」みたいな風潮がありました。
    「もったいないから全部食べる」のは「損得勘定」。
    「出されたものを全部食べるのが、正しい」これは「正しい・正しくない」
    ですが、食欲があまりなく、食べたくない。
    こう言うときに、無理に食べたりすると、具合が悪くなったりします。
     
     
    また、人生の大事なイベント(例えば恋愛とか結婚とかをあげてみましょう)
    「お金持ちと結婚した方が得」(損得勘定)
    「離婚するなんて正しくない」(正しいか正しくないか)
    「好きなんだから仕方ない」(好きか嫌いか)
    この3つで考えると「損得勘定」「正しいか正しくないか」だと、後で辛くなることがあります。
    お金持ちと結婚しても、相手に愛人が10人いたとか、姑がめちゃくそ意地悪だったりするとか。
    離婚は正しくない、とダンナが DV男でも我慢するのか。
    これは極端な例ですが。
     
     

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  • 「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」二日目

    操体を勉強したり、実践したりしていると「柔軟性」が身につきます。
     
    橋本敬三先生が、操体の源流とも言える「正體術」に出会ったのは、昭和初期の函館だったそうです。
    そして「操体」が生まれたのは、仙台です。
     
    「頑張るな、威張るな、欲張るな」は、操体の「バルの戒め」と言われていますが(これに縛るな、というのが加わりますが、それは三浦先生の考案だそうです)、
    そもそも「頑張らなくていい」というキーワードが出てきたのは、大正9年(1920年)、橋本敬三先生23歳、千代さんと結婚した年のことです。
    「平野栄太郎先生から『現象以前の自分の生命』を教示され、目が覚める」(それまで5年間色々思い悩んでいた)「性格が一転、呑気者になる」(年表より)
     
    大正時代に「頑張らなくていい」って言っていたのは、今考えるとかなり斬新ですよね。
    令和の時代になっても、相変わらず「頑張ろう」とか言ってますよね。
     
    私が「操体って面白いな」と感じたのは「頑張るな」「頑張らなくていい」というキーワードでもありました。
     
    そもそも操体に出会う前から「頑張れ」「根性」みたいな言葉は好きではなかったのですが、あとで分かったのは「頑張る」という言葉には
    「結果がでなかったけど、一生懸命やったから、私を責めないで」とい意味があるんだそうです(自分で頑張ると言った場合)。
     
    「一生懸命やりましたけど、っていう言葉が一番腹立つ」発言話題に 「手を抜いてもちゃんとできたらええねん」
     
    これは少し前の明石家さんま発言ですが、これに通じるものがあります。
    私が「頑張れ」とか「頑張る」という言葉に、昔から違和感を感じていたのはこれだったのかもしれません。
     
    ちなみに「がんばるな」というのは、いいかげんにやってもいい(結果はペケ)ではなく「手を抜いてもちゃんとできたらええねん」ではないかと思います。
    健康度の度合いも、60点ならまあOK、これが40点だと赤点で、医者やプロの世話にならないといけない。
     
    がんばらない、というのは、全く手を抜いて、落第するというわけではないのです。
    しめるところはしめて、ゆるめるところはゆるめる。そういう柔軟性が身につきます。
     
     
    操体を勉強していると、こんなことも勉強できます。
     

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    柔軟すぎる猫(真魚君)
  • 「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」初日

    こんにちは。畠山裕美です。
    今回のテーマも、私が案を出してみました。
     
    そもそも、好きじゃないものを人様に勧めるなんていうことはできませんよね。
     
    そういえば、マーケティングの用語で「メリット」と「ベネフィット」という言葉がありますが、聞いた事があるかと思います。
    私も「なるほどね」と思ったのですが、この二つの違いをご存知でしょうか。
     
    メリットというのは「操体って、こんな効果があるんですよ」と、操体ができることを伝えること。
    ベネフィットというのは「操体を体験すると、あなたにとってこんないいことがあるんです」と、「あなたにとっての事」を伝えることです。
     
    「操体って、きもちのよさで良くなるんですよ」(メリット)「へ〜」
     
    「へ~」(他人事)で終わるのは勿体ないのです。
    他人事ではなく「あなたごと」。
     
    「操体で、きもちの良さをききわけ、味わうという体験をすると、あなたの中の原始感覚、スーパー治癒力が目覚めるんですよ」(ベネフィット)
    「操体のセルフケアができるようになると、あれ、自分のからだって、こんなに軽かった?って感じることができるようになります」(ベネフィット)
    「操体を勉強すると、貴方自身の生き方に軸ができます。つまり、自己肯定感が高まります」(ベネフィット)
     
     
    これから1週間にわたって、「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」をお伝えしていきます。
     

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  • 私のセルフケア(6)スキンケアしよう

    セルフケアって、操体などでボディのメンテナンスだけではありません。
     
    ヘアケア、スキンケアなども、大事なセルフケアです。
     
    操体も、お肌のケアやアンチエイジングに役立つと思いますが、現在の過酷な状況を考えると、積極的なケアも必要かもしれません。
     
    日焼け止めを塗る(紫外線防止)も大切なセルフケアです。
     
    女性ならば、大抵サンスクリーンカット剤配合の化粧品を使っているでしょうし、日焼け止めは塗りますよね。
     
     
    昔は、日焼け止めはスポーツをするとか、そう言うときに塗るものでしたが、最近は「日焼け止めを塗るまでスキンケア」という概念が広まっているようです。
     
    例えば、家の中にいたら日には当たらないよね、と思っていても、紫外線は入って来ます。
    家の中に居る日でも、日焼け止めは塗ったほうがいいのです。
     
    また、オゾン層が破壊されると、地上に降り注ぐ紫外線が増えるので、我々は昔よりも余計に紫外線には気をつける必要があります。
    我々が子どもだった頃よりも、オゾン層の破壊は進んでいるので、日焼け止め(紫外線予防)は大事です。
     
     
    東京操体フォーラムの最高顧問である、作家でバーマンの島地勝彦先生から聞いた話です。
    先生は、若い頃からゴルフがお好きでしたが、日焼けをしたせいで、シミが出来てしまったそうです。
    島地先生が眼瞼下垂か何かになって入院して手術した際、知っているドクターだったので、二重にしてもらい、顔のシミの除去手術をしてもらったそうです(70歳過ぎてからです)。
    私もぱっちり二重の先生にお会いしたときは少しびっくりしましたが、すぐ慣れました(そんなもんです)。
    また、お顔のシミも消えて、若々しく見えました。
     
     
     
     
    昨年「男性用日傘」というのが出ました。
    賛否両論ありましたが、私は賛成です。
    シンガポールなどでは、男性も日傘をさしています。雨が降れば性別関係なく傘をさすんだから、男性が日傘をさすのは
    みっともない、という意見こそ、差別のような気がします。
     
    また、最近は男性用の日焼け止めも出ていますので、是非トライしてみてください。
     
    さて、最近は日本でもメンズ化粧品が増えてきました。
    色々ありますが、あまりこだわらなくてもいいような気もします。
    私のお薦めですが、割と皆さん、化粧水が好きじゃないような感じです。
    ひげそり後などは化粧水では物足りないかもしれませんが、保湿力の高いのをジャバジャバ使ってもいいのではないでしょうか。
    実は、油っぽいとか乾燥している場合こそ、化粧水が有効です。
     
    私は、普段、化粧水とオールインワンジェルしか使っていません。
     
    ある本に「化粧水のつけ方」というのが書いてありまして、それを実践してみたところ、全然乾燥しなくなりました。試した人によると、目元のシワが薄くなったとか、化粧水のつけ方ひとつでこんなにかわるのか、と驚いた記憶があります。
     
     
     
     
  • 私のセルフケア(5)がんばらない

    昔知っていた操体実践者の方で、他者にからだを触られるのはイヤだと言う人がいました。
    自分のカラダは、自分でケアするのがベストだから、というのが理由です。

    触れられるのがイヤな人が、人に触れるということができるのかな?と思いましたが。

     
    また、操体を勉強しようと思った、という人に聞いてみると「操体法は自分でできるから」という人が結構多いことがわかります。
     
    自分で自分のメンテナンスができるのは、いいことです。
    1番身近な存在を自分でケアするのですから。
     
    しかし、ここで大事なのは「自分でできる範疇」と「他者(プロ)にお任せする範疇」の境目を見極めることです。
     
    例えば、髪の毛をカットする場合。
    前髪をちょっと切るとか、慣れればバリカンで、とか、家で子どものヘアカット、などというのは、自宅でも可能です。
    しかし、パーマをかけるとか、公の場に出る、などという場合は、美容院に行ったり、理髪店に行ったりしますよね。
     
    普段のお肌のお手入れは、自分でもできますが、ディープなケアは、エステや美容外科に行くことが必要になってきます。
     
    なんでも「自分でやらなければならない」と頑張り過ぎるよりも、たまにはプロに任せて委ねることも考えるのです。
     
    何でも自分でやろうと、頑張り過ぎることはありません。
     

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  • 私のセルフケア(4)

    十数年前、師匠三浦寛先生が、胃を三分の二切除する手術をしました。
    その後、とっても口の悪い人がいて「腹黒いからでしょ」と言った人がいましたが(おいおい)、数年前、その方が「お腹の悪性腫瘍を切った」という話を聞きました(以下自粛)。
     
    その後、別件で三浦先生が入院した際、私も大体毎日恵比寿の病院に見舞いに行っていたし、他の若手もしょっちゅうお見舞いに行っていました。
    まあ、恵比寿という場所もあり、行きやすかったということもありますが、皆行って何をするかというと、足趾の操法をやるのです。
     
    入院した人には足趾の操法。これは、間違いありません。
    その昔私に「足指廻し」を教えてくれた先生(三浦先生ではない)は「入院した人は、桃の缶詰なんかより、指廻しですよ」と、言っていました。
    (見舞いに桃の缶詰、っていうのが時代を感じます)
     
    弟子が毎日入れ替わり立ち替わりやってきて、師匠に足趾の操法をやっているのを見て、看護師さんが
    「三浦さんは王様みたいね」
    と言っていました(笑)。
     
    また、私の母が入院した際も、お見舞いの代わり?に、病室のベッドで足趾の操法をやっていました。
     
     
    私自身も、めちゃくちゃ疲れた時などは、足趾の操法をやってもらうことがありますが、そういやコロナ禍もあったりして、最近あんまり受けるチャンス
    (つまり、メンテしてもらうチャンス)がなかったなあと。
     

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  • 私のセルフケア(3)セルフケアの限界

    急性膵炎後、胆石持ちだということが分かりました(15年前の話)。
     
    私は胆石発作は起こしたことがないのですが、何かの拍子で体調を崩すことがありましたが、ここ三年くらいお酒を飲んでいない(飲みたいと思わなくなった)ので、その辺りは何となく大丈夫な感じです。
     
    と、ある時知りあいが、胆石の発作で入院したと聞きました。
    私が「私も胆石ホルダーだよ。発作とか起こらないけど」と言ったところ
     
    「操体やってるのに、胆石持ちなの?」
    「操体で胆石は治らないの?」と言われました。
     
    これはどう答えればいいんでしょう(汗)
     
    操体やってても胆石はできるし、病気にはなります。
    風邪も引くし帯状疱疹にもなります。
     
    ただし、回復は早いでしょうし、何故そうなったのか、という理由もわかるでしょう。
     
    胆石ではないですが、知ってる人で、ふのりを大量摂取して、尿路結石を溶かして排出した人がいます。
     
    すごいですね~。
     
    私は民間療法が悪いとは思っていませんが、何でもかんでも自分で治せると解決できるとは思っていません。
     
    ふのりで結石が流れればそれはそれでめでたしめでたしです。
    しかし、急な場合もあるでしょう。
     
    なお、私は「操体で何でも治る」などとおごったことが考えていません。
    しかし、実践していると「からだの変化に敏感になる」のは確かですし、回復が早いのも事実です。
    もう一つ「あ~、病院行ったほうがいいかな」という時には「息診」を使ったりもできます。
     

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    2021年4月29日は、春季東京操体フォーラムです。
     
  • 私のセルフフケア(2)死にかけた人同盟

    ストレスで病気になったことが何度かあります。
    虚血性大腸炎(もろストレス)。
     
    家人なり師匠なりが入院したりして、円形脱毛症になったこともあります(実話)。
     
    あと、これもストレスの結果と言われましたが
    急性膵炎になったことがあります。

    急性膵炎は、亡くなる方も多い病気ですが、「半日遅れていたらICU、一日遅れてたら死んでた」と、言われました。

    この時、両手両足に4本くらいづつ点滴針を刺され、無意識のうちに点滴針を抜くので、ナースステーション横の病室に入ったり、実際、針を刺されすぎて意識が錯乱することもあるそうなんですが、この時はすごい幻覚とか幻聴とか、何だかすごい体験をしました。
     
    逆に、こういう状態から快方に向かうと、人間の快復力のすごさを味わうことができます。
     
    ちなみに、昔勤めていた会社に、ケアマネの勉強を熱心にやっている人がいました。
    彼女は、私より少し年上でしたが、かなり年上のご主人(家事を何にもやらない。パンツの在処もわからないような人)がいらっしゃった方でした(師匠の本を読んで下さっていました)。
     
    この方、最初は扁桃腺が腫れたのかも、ということで、病院で薬をもらって飲んでいたのですが、なかなか効かず、病院を変えて検査したところ、ノド周辺の感染症にかかっていて、即入院しないと危ない、ということで
    緊急入院したんですね。
     
    彼女が無事退院してから「死にかけた」という共通の話題で盛り上がり?ましたが、彼女自身もケアマネ(その後合格)を目指して介護の仕事もしていたので、今回の入院とちょっと死にかけたのは、すごく勉強になった、と言っていました。
     
     
    ちなみに、これも私のクライアントですが、若い頃は怪我も病気もせずに、常にアクティブぶに過ごしていた人がいました。
     
    そして、人間50代後半にもなれば、カラダのどこかにガタが来てもおかしくないですし、更年期を迎え、ホルモンのバランスが崩れたりします。膝や足に今までのツケが回ってくることもあります。

    最近は「男性にも更年期がある」というのは常識です。
    また、話を聞いたりしてみると、女性も男性も、かなり「そういうものが遅かれ早かれやってくる」と、腹を括って準備していた人の方が、その時のダメージは少ないようです。
     
    話を戻しましょう。
    人間、ある程度生きてりゃ、メンテナンスが必要だよね、という心構えが必要ですが、この方は、若い頃に怪我や病気を一切してこなかったので、自分のからだの変化を認めることができなかったんです。

    20代の頃を同じことが出来ないのは、当然である、ということが最初受け入れられなかったんですね。

    こういうことを受け入れる(受け入れつつ、アンチエイジングに励む)のも、セルフケアの一つだと考えます。
     
     
     
  • 私のセルフケア@初日

    こんにちは。畠山裕美です。1週間よろしくお願い致します。
     
    今回も「私のセルフケア」というテーマを出したのは、私なのですが、なんと、今回帯状疱疹になってしまいました。
     
    詳細は後程お伝えしますが、風邪ならちょっと休めばなんとかなるのですが、2週間以上経っても、まだ薬を飲んでいる状態です。
     
    帯状疱疹と言えば、ストレスや睡眠不足、心労(心労はあるかもしれません笑)がトリガーになるとも言われています。
     
     
    操体でのセルフケアを提案しといて帯状疱疹だよ!的ながっかり感はありましたが、臨床家にとって、怪我や病気は、ある意味で勉強になります。
     
     
    私が大昔、ある整体の学校で毎日視診触診しながらブラブラしていた時、私よりも半年くらい後に入って来た若い男性がいました。

    この人は「本当にこの学校に入るかどうか」をずっと悩んでいて、しょっちゅう学校に見学に来ていたのですが、どうやら「健康で、今まで怪我や病気一つしたことないが、手に職をつけたいので、整体を勉強しようと思った」とのことでした。

    直感的に「治療家向いてるのかな」と思いました。
    その後、学校に入った彼ですが、プログラムの「バランス整体」というのでは、誰も彼と組みたがりませんでした。私はそれが何故だかわかっていました。

    力が強すぎるのです。女性はもとより、男性の受講生も「○○さん、力が強くて痛いんだよね」と、彼と組むのを避けるのです。

    勿論「少し弱くして」と言うのですが、弱くならない。

    そして、私も彼と組まされた時がありましたが、やはり痛かったのを覚えています。
    なお、この方はその後。併設の治療院にインターンとして行きましたが、患者さんから「あの先生は力が強くて痛い」というクレームが多数入ったため、辞めさせられたと聞きました。
     
    この方の場合、力のコントロールができなかった、というのもありますし、はたからみて「共感力」というのが圧倒的に足りないというのはわかりました。
    橋本敬三先生おっしゃるところの「人の痛みがわがんのがプロよ」ということです。
     
    自分の体格に比べて、体重が半分くらいしかなさそうな女性に対して、自分が満足しそうな力圧で施術を行っていいものか?ということです。
     
    私が思うに「健康で、今まで怪我や病気一つしたことない」というのもネックの一つだったのでは、思いました。
     
    話がすこし逸れましたが、師匠、三浦寛先生は「臨床家が五体満足であるというのは、一種のハンデかも」とおっしゃっていました。
     
    また、これも蛇足になりますが、占いのご相談を受ける場合、占い師が「人生いままで何のトラブルもなくて、家庭生活も仕事も全部順調で、幸せいっぱいです」という人だったら、と、考えると、わかります。そうです。こういう人は「人の痛みが分からない」ので、そもそも向いてないんです。
     
    しかし「人生いままで何のトラブルもなくて、家庭生活も仕事も全部順調で、幸せいっぱいです。で、子どもも手が離れたし、占い師にでもなろうかと」という人がワンサカいます。

    こういう人たちは「家庭は安泰、ご主人は元気、子どもは独り立ち」というような場合が多いのですが、例えば、タレントの不倫などについては激怒します。実話ですが、数年前、好感度ナンバーワンのタレントが、既婚ミュージシャンとの交際がバレて叩かれた時がありましたが、あの時などは、この人達は「不倫なんて絶対ダメよ」「許せない」と言っていました。
     
    しか〜し、占い稼業をやっていると分かるのですが、ナンバーワンと言ってもいいのは、不倫に関する相談です。
    (占い師は、どんな案件を持ってこられても、相談者の味方というスタンスが基本です。なので「絶対ダメ」とか「やめさない」とは言わないんです)
    相談者も「どうしていいかわからない、辛い」から、相談するのであって「不倫なんて絶対ダメよ」と言われたい(本人も分かっている)わけではないのです。
     
    何だか色々書きましたが
    私が帯状疱疹になったのは、多分。臨床家としての経験を積むためだろうな(笑)と思っています。
     

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    いつもなかよし。まーちゃんとりんちゃん。

     

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    2021春季東京操体フォーラムは4月29日オンライン開催です。
    「セルフケア」に注目します。
    詳細はこちらからどうぞ。