ブログ

  • やっちゃん2

    次の日、やっちゃんの妹さんから電話が入りました。
    「姉の様子がよくないので近くの病院で検査を受けてみます」
    とのことでした。
    その後、その病院で検査をし、大学病院へ転院しました。
    大学病院での診断は悪性の脳腫瘍(膠芽腫)でした。
    20年9月20日大学病院で長時間の大手術を受け、その後しばらくして再手術を受けました。
    21年春に退院して自宅で療養が始まりました。
    私は4月はじめからときどき往診をさせていただきました。
    肩の操法、足揺らし、指もみ、お話が主な治療でした。
    当時のやっちゃんは、なんとか立って歩いたりお話もでき、
    妹さんやお母さんと元気に口げんかもしていたようです。
    でもやっちゃんは日に日に子供に返って行っているようで、
    甘えん坊さんになってきている感じでした。
    秋から冬になってくると、やっちゃんはひとりで起きられ
    なくなり、まるで赤ちゃんのようになりました。
    でもみんなのことはわかっている様子で、
    「こんにちはー」と声をかけると、
    「こんにちはー」となんとか返事が返ってきました。
    操体は指もみ揺らしとお話でした。
    お話というのは、「また会おうねー」とか「ありがたいねー」
    などと言ったり、うなずいたりして会話をしました。

    今昭宏

  • やっちゃん1

    これから書くことは、やっちゃんという47才の女性の
    ものがたりです。
    やっちゃんは5年程前からときどき治療室にきてくれたり
    操体講習会にも通ってくれていた看護師さんです。
    平成20年9月12日の夕方のことでした。
    この日の最後の予約の患者さんはやっちゃんでした。
    しかし、やっちゃんは予約の時間を40分過ぎても来ませんでした。
    何の連絡もありません。
    私はやっちゃんの携帯に電話を入れてみました。
    そしたら留守番電話になっていて誰も出ません。
    私は心配になって自宅に電話をしてみました。
    そしたら、お母さんが電話に出て、
    「今日はなんか調子が変だったので、タクシーで行きなさい
    って言って、だいぶ前にタクシーで治療室に向かったんですー」
    とのこと。
    えぇっ、いつもは自分の車で来るのに、どうしたんだー?、
    んんー、なんかおかしい。
    私は気がつくと車に乗っていました。
    さがしに出かけたんですね。
    私はゆっくりキョロキョロ運転しながらやっちゃんをさがしました。
    なかなか見つかりませんでした。
    15分位探し回ったでしょうか。
    あきらめて帰ろうとしたとき、
    「発見!」いましたいました。
    やっちゃんはムサシとカインズホームの間の坂道を
    トコトコと歩いています。
    何でこんなところを?。治療室から3キロはあります。
    私は左にあるファミーナの駐車場に入ってUターンをして、
    やっちゃんのすぐそばで止まり、助手席のウインドウを開け、
    「おーい、どこ行くの?」とニコニコ声をかけました。
    やっちゃんはびっくりした顔で私を見ました。
    「まあ、乗って乗って!」
    やっちゃんは助手席に乗るなり「よかったー!、よかったー!」と
    何度も繰り返していいました。
    「今日はどうしたの?」
    「はい!」と、にこにこ微笑むだけのやっちゃん。
    「家に帰る?」と私。
    「えっ?」
    「治療を受けます!」とやっちゃん。
    これは軽い脳梗塞かなんかかなー?、などと思いながらも
    そのまま治療室へ。
    一通りあれこれと操法をやって、揺らしが始まるとやっちゃんは
    イビキをかいて寝てしまいました。
    10分ほどぐーぐーと寝て目覚めました。
    治療を終えても、なんとなく目がとろんとしている感じで、
    いつものやっちゃんとは違う様子だったので、私は家まで送ってゆくことにしました。
    やっちゃんは助手席で少しぼーっとしてはいましたが、家までの
    道順をちゃーんとナビゲートしてくれて無事やっちゃんの家に
    到着しました。
    私はご家族に今日の経緯をお話しして帰ってきたのでした。

    今昭宏

  • わたしにとって食べるという事

    こんばんは、まだまだ寒い部屋から小代田です。今日は愛鷹山も真っ白な雪に覆われ、寒い一日でした。皆さん今日はどんな一日でしたか?
    今日も部屋が寒いので少しでもからだを温めようと生姜やらたんぱく質やらをせっせと取り、セーターを重ね着し毛布にくるまっている小代田です。
    今日は最終日です。何を書こうか迷いまいしたが、今日は私にとって切っても切れないテーマ、食について少し書いてみようと思います。
    私「食」というか食にまつわる全てが好きなんです。引っ越しの荷物を運んだ時も洋服や他の荷物は手伝ってくれた弟もびっくりするほど少なかったのですが(女子あるまじきという意見もありますが。TVもないですし)、鍋やらボールやら調味料やらと食事に関するものはしっかりと持ち込み、自分の食意地の強さに苦笑いしてしまいました。

    皆さんはご飯を食べるのは好きですか?そしてどんな食事をとっていますか?食は操体でも大切だとされていますが、皆さんは自分が食べている食事について考えたことがありますか?
    食については私もまだまだ勉強途中なのですが、今は食について(「どれが良い食事なのか」とかですね)少し勉強を中断しています。理由は2つあるのですが、ひとつは食について考えすぎて道に迷ってしまったこと、そしてもう一つは…こちらはまた機会があったらお話したいと思います。なぜ私は道に迷ってしまったのでしょう。

    一時期いろいろな食療法について調べていた時期がありました。学び始めた頃、あれは駄目、これも駄目、これは血が酸性になる、これはからだが冷えるから駄目など過敏なぐらい食に対して神経質になってしまいました。正しい食事をしなければと躍起になり、その「正しい食事」というものを探し続けました。
    でも学びを進めて行くうちに分からなくなってきました。それは母が作ってくれた料理にも「これは良い、これは駄目」と言い始めた自分に気がついた時でした。それが(そんな自分)が何だかとても嫌に感じてしまったからです。

    そもそも悪い食事なんてあるのでしょうか?肉にしても卵にしても私たちが出されたものを「からだに悪いから」と食べなかったら、私たちのために大切な自分の命をくれた豚さんであったり牛さんであったり鳥さんであったり、彼らの命はどうなってしまうのだろう。
    からだが冷えるからと言って敬遠された野菜さんや果物さん、そして彼らを一生懸命育ててくれた人達の思いや労力はどうなるのでしょう。
    添加物が入った調味料やお菓子なども同じ、物の先にはそれぞれの思いと努力がある。母の料理もそう、私や家族への思いがある(時にはそう思えないような時もあるけれど)。そう思ったら良く分からなくなってしまいました。

    今は自分がその時食べたいと思うものを有り難く美味しく食べるようにしています。もともとお肉を好んで食べる方ではないけれど(なぜかステーキとかを食べると眠くなるのです)、食べたくなった時は取るようにしています。野菜もその時美味しいものを教えてもらったり、スーパーで見たり、そうやって旬の物を学びながら食べています。。調味料はなるべく自然界にないものが入っていないものを取るようにしている(自然にそうなってしまいました)。そして今は母が作ってくれた料理は何でも美味しく有り難く食べています。

    そうしていると寒い冬にからだが冷えると言われる夏の野菜が食べたいとは思わないし、お菓子やジュースも嗜好品程度に欲しくなる程度でいつも食べたいとは思わない。疲れた時は苦手だった果物や梅干しが食べたくなるようになってくるし(不思議とこれもこの季節、南国の果物を食べたいとは思わないのです)。つまり食べ物が良い悪いのではなく、私たちが何を自分たちのために選択するか、そしてどれだけその食べ物とその後ろに繋がっている人達に感謝できるのかということではないのかと思う。

    話は少しそれてしまうけど「食息動想」この中で食って特別だなって感じる。この中で人のそれに関わることができるのは食だから。
    例えば甥っ子の息(呼吸)は変わってあげれないし、しょちゅう腰を痛めたと言っている父の動(動き)を変わってあげることは出来ない。それに母や友人の想(精神活動)に触れてあげたり思いやってあげることは出来るけど変わってあげることは出来ない。でも食は作ってあげたり一緒に食事を取ることで共有することができる。
    ご主人のために、子供さんのために、友人や家族のために作る料理は彼らのからだを作り、そして心を作る。家族や自分のからだを思い、喜ぶ顔を願って作ったご飯。こんなご飯にこころは反応し、そしてからだも反応するんじゃないか。そしてその栄養を正しく吸収してくれるのではないかと思う。
    でも「だからこそ」食を考え、きちんとむかい合うことはとても大切なことなんじゃないかなと思う(頭で美味しいものとからだが喜ぶものは違うと思うから)。

    春の分科会では福田さんと食についてのお話をさせて頂くことになった。まだまだ食を語るなんて恐れ多いのだが、皆さんと食について一緒に考える機会を頂けたということはとても幸せなことだと思っている。

    ちなみに私は「食事」より「ご飯」て表現の方が好きなのです。「ご飯」の方が美味しそうだから。特別なご馳走でなくて良いんです(たまには食べたいですけど)、そこにいる誰かが切ったり煮たり炒めたり、そうして手をかけてくれた「ご飯」が最高に美味しい!と思うのでした。

    最終日の今日、ただの食いしん坊の話になってしまいごめんなさい。でも「食って大切なんですよー」ともう一度叫んで今回のブログは終わりにしようと思います。
    引っ越し初日の情けないブログから今日の食いしん坊のブログまで一週間お付き合い頂きありがとうございました。

    では私の食いしん坊の話でしめるのも少々気が引けるので最後に皆さんにとっておきの情報をいくつか!
    http://www.youtube.com/watch?v=UA0QASrTQvU
    http://www.tokyo-sotai.com/
    http://blog.teizan.com/index.php?blogid=453&archive=2010-1-26

    ではまた次回(その前に春の分科会で)。

    今日もお疲れ様でした。明日は久しぶりの晴れマーク、どうぞ良い一日を。

    小代田綾

  • まだ見ぬ色を夢見て

    こんばんは、お疲れ様です。しんしんと冷え込む港町の小さな部屋から今日も小代田がお届けします。
    実は引っ越し先のエアコンからそよ風のような冷たい風しか出ず、それでも「いつかは暖かくなる、気のせいさ」と思いながら毛布にくるまって数日ブログを書いておりました。が、実はエアコンが壊れていたらしく後日業者さんが来てくれることになりました。今日のこの寒さ、夜を越せるか心配です…。
    昨日は用事があり夜実家に帰ったのですが、数日ぶりの温かい部屋の中で気が付いたらパソコンを前にダウンしていました(すいません)。
    さて今日もますます冷え込んできましたが、今夜も毛布にくるまってはりきってまいります!

    良く患者さんに聞かれることがあります。「自分が疲れた時はどうしているのですか?」「ストレスがたまりませんか?」とか。うーん、どうしてるんだろう。「自分でマッサージしたり、してもらったりするんです?」うーん、ほとんどしません(般若身経はやるけど)。「それで大丈夫なんですか?」。
    月2回行っている勉強会や特別講習会のお陰なのか、からだが疲れることはあるけれど、どこか壊れてしまったり我慢できないくらいすごく辛くなるということはここしばらくないし、ストレスもそれほどたまらないんです。気持ちもあまり落ち込まないし、誰かをすごく憎たらしいと思うことないし。
    最近そういう意味では何だか少しぐうたらになったような気もします。
    「そうですねぇ、何してるんでしょう?」といつも何の役にも立たない返事をしてしまいます。

    でも先日気がついたことがありました。疲れた時や落ち込んでしまいそうな時、ふと見る空の色に救われているなと。
    疲れた時、少し落ち込んでしまいそうな時、考えが留まってしまいからだも心もかたくなになってしまっている時、きれいな青空が目に入ると何だか心がフルフルしてわだかまりが解けます。そして明るい前向きな気持ちに変えてくれます。
    特に晴れ渡った青空や日が落ちかかった濃紺がかった水色と深いオレンジ色が混ざりあったような夕暮れや明け方の空の色が好きです。仕事の合間やふとした時にそんな空を見ると緊張が解け、からだも解放される気がします。見る色に癒されているのではないか、そんな気がします。

    空の青色、夕暮れの混ざりゆく茜色、これらはナンバー1・2。でも他にも好きな色がたくさんあります。雨の日のグレーに映える花の色、太陽の下で気持ちよさそうに揺れる木や花の色、そして夜の空の色など、どれも好きな色です。
    自然界から与えられた色はわたしにとっての癒しなのかもしれません。

    今日そんなことを思いながら「それぞれの人の目を通した色はみんな同じなのかな?」なんて考えが浮かんで来ました。
    カメラによって映し出される色が違うように、目で見て頭を通した色というのは人それぞれ違うのかな?そう思うと面白いような寂しいような。
    でも花の木も今私が打っているこのキーボードも体も全部同じ原子で出来ているなら、目で見て頭を通した色は人(いや鳥や動物も)それぞれ違うのかもしれないけど、細胞が一つ一つ感じる色(それぞれのからだに記憶されている色)は同じなのかもしれないな。そしたらからだを通したら皆で同じ色を見れるかもしれないな。からだに残る宇宙の色を。そんなことを考えたら何だか嬉しくなりました。

    週末は久しぶりの晴れマーク。良い日になると良いな。
    みなさん今日はどんな色を見ましたか?その色はあなたの心に触れましたか?

    では今日はそろそろ…。明日は最終日です。どうぞよろしくお願いします。
    また明日。

    http://www.tokyo-sotai.com/

    小代田綾

  • 節約と学びの関係性

    こんばんは、小代田です。一日終わりましたね。今日は皆さんにとってどんな一日でしたか?
    明日から寒くなるようです。どうぞ温かくしてお過ごし下さいね。
    さて、今日ふらりとよったコンビニで節約自慢がテーマの雑誌を買ってしまいました。
    私は節約とか無駄を省くというタイトルに弱く、ついつい手が伸びてしまいます(主婦でもないのに)。
    節約といってもお金を節約すると言うことではなく、「食器が洗剤を使わなくてもキレイに落ちる」とか
    「こういうお手入れをすればずっと一つのものを長く使えますよ」なんて感じで、当たり前だと思っている
    ことは本当に当たり前なんだろうか?私たちの生活に本当に必要な物って一体何だろうって考えたり、物を
    大切に使う方法を学んだり、そんな所に惹かれてしまうのです。
    でも実際試してみると、なかなか無駄を省くというのは難しい。ずっと付き合っていける一生物に出会うのも。

    ちょっと話は変わりますがB型だからでしょうか、昔から受験勉強やテストなど直前でないとエンジンが
    かからないタイプです。
    早くスタートすれば良いものをテストまで一週間を切らないと始めないような子でした。受験勉強も半年を大分
    切ってやっと始める。
    そしてマッサージの国家試験の時も懲りずにこののんびり振りを発揮。国家試験半年前、友人が過去問をひたすら
    解いている時に私はまだ教科書を読んでいました(そんなことで第一回目の模試は散々な結果でした)。
    でもさすがに国家試験はそんなに甘くなく、さすがにこれは全部やり切れないぞと(といってテストの3カ月前の
    12月ですが)とさすがの私もちょっと作戦を立て直しました。
    そこで行きついたのが過去問や応用問題を解きながら、そこに出てくる一つ一つの内容を気が済むまで掘り下げて
    勉強するという方法でした。
    そして色々な教科をまたぎ連想ゲームのようにそれぞれの内容を繰り返し学んで行きました。
    受験勉強だと言うのにそれは学ぶ喜びと興奮に満ちた楽しい作業でした。

    話がそれて行きましたが、その時私は大きな学びをしました。学びの一番の早道はその原則原理を学ぶ(反対に
    この基本の学びがないと点数を取るだけの表面上の学びとなり、応用が利かない。そかしそれをきちんと学べば
    最後は色々なパーツがつながる。つながったものは一気に加速していく)ということ。
    そしてもう一つ、喜びと感動が伴う学びは忘れないということだった。
    これは全てのものにつながるのではないかと思っています。
      
    話がまたまた戻りますが、無駄を省くというのは中々奥深いもの。無駄を省くとは何でもかんでもいらないという
    訳ではなく本当に自分に必要な物を見分けること、そして見つけた後それを自分の身に染み込ませ最大限に生かし
    て生きて行くということ、そんな気がします。

    学びも節約も毎日繰り返して身につけていくこと(ちょっと強引かな?)。

    操体を学ぶのもきっと同じ。まずは原則原理をきっちり学ぶ。春からスタートする分科会ではそんな操体の基本と
    なる部分を皆さんと一緒にきっちり、しっかり、そして楽しく(厳しく?)学んで行きたいと思っています。
    操体を感じて下さいね。学びは喜びと感動が伴うと忘れないんです。

    またまた今日もとりとめのない話になってしまいましたが、ありがとうございました。
    ではまた明日!

    http://www.tokyo-sotai.com/

    小代田綾

  • 学びの〜「わっ」

    こんばんは、小代田です。今日もじき終わりますね。皆さん一日お疲れ様でした。
    今日ある患者さんから連絡をいただきふと思いだしたことがありました。
    それは私が操体を学び始めた頃のことです。
    三軒茶屋で介助を習い始めた私は「やはり操体法を習いにきたのだから自分もやってみたい」「練習で習ったのだから患者さんの治療にも生かしたい」とくる患者さんや訪問先の患者さんに講習会で習ったように操法を試していました。
    今日連絡を下さった患者さんもそのお一人で、わたしが治療家としてスタートした頃ふとしたご縁で出会った方です。
    私はその方にからだの歪みや息食動想がどれほど大切なことか一生懸命話し、操法を行いました。その方は私が言った通り動こうとしてくれるのですが、その動きが良く分からないようです。私も「うーん、違うんですよ、こうですよ、こういきませんか」と必死です。そして私が必死になるほどその方はそれに答えてくれようと顔もからだも面舵いっぱい。快適感覚を味わってもらうどころではなく、二人で力くらべのような、曲芸のような…。  「本当はこうなんですよ」という自信がなくなった私の説明に、その患者さんは精一杯わかったような表情をしてくれました。
    そんなことが何回か続いた後からその患者さんはご家族に「整体に行ってきます」と言い、来院するとマッサージを希望するようになりました。
    その患者さんは今でも月1回は来院してくれています。息食動想は一緒に学び続けてくれていますが、残念ながらマッサージで通われています。そして整体という言葉を今も使われます。
    今ならなぜこのような状態になってしまったのか分かりますが、あの頃の私はには何故なのか良く分からなかった。あの頃は自分が思うように動いてくれないのも快適感覚を理解してくれないのも相手のせいだと感じてしまっていました。原因は患者さんではなく自分にあったのに。でもきちんと学んだ今なら理解することが出来ます。
    これを読んでいただいている方の中にも「わたし(僕)操体やってます!」って方がいると思います。操体の本も色々な所から色々な本が出ているので、それを参考に治療されている方もいるかもしれません。
    でもですね、この私の失敗談、本物の操体ってそう簡単には行かないんです。
    本もDVDも良いのですが、操体は自然そのもの、つまり生命そのものであり、生きているんです。自然、そして命あるものは頭だけでは扱えません。
    生きているものは実際会って、見て、触れて、感じてみなければ分からない。本物か偽物かも分からない。 
    ではおまえが言っているそれは本物なのか?そうお思いの方、やじ馬大歓迎!ご自身の目で見て、そして感じて下さい。
    そんなこと言うけど、じゃあどこで会えるんだ?とお怒りの声も聞こえてきそうなのでひとつふたつご案内。
    さて、まずはなんと明後日!11日に特に関東圏の方には嬉しいゴールドジム行徳千葉(アスレチックセンター)店でのセミナー。こちらは泣く子もだまる東京操体フォーラム実行委員の先鋭達(操体臨床家)が息食動想の動の部分を指導致します。
    そしてこちらは少し先、4月25日の日曜日、東京の青山にあるコンフォートにてフォーラム初の分科会を開催致します。こちらは現在進行中ですが皆様にも私たち実行委員にとっても大きな学びとなるよう実行委員一同はりきって準備を進めております。
    まずは11日!皆さん行徳ですよ!!

    ではでは無事にお知らせが出来ましたので、今日は安心して休みたいと思います。では皆様との学びの輪が広がりますように。
    今日も一日お疲れ様でした。お休みなさい。

    http://www.tokyo-sotai.com/

    小代田綾

  • 幸せだなぁ

    おはようございます。空っ風強い港町から小代田です。
    ここしばらくの疲れと安心からか気づくと久しぶりにぐっすり休んでしまって
    いました。
    ぐっすり眠れるというのは本当に気持ち良いものだなぁと改めてきちんと
    眠れることを幸せに、そしてありがたく思いました。

    ところで皆さんは夜良く眠れますか?
    睡眠て皆さんにとってどんなものでしょう。からだを休める?頭を休める?
    眠くなるからただ寝るだけ?
    今は本当に良く寝るようになったなった私ですが、長い間夜眠れない時期が
    ありました。しかし年が若いことあり、寝なくてもそれなりに生活出来ていました。
    でもその頃を思い起こしてみると決して健康ではなかったと思います。風邪を
    引きやすく、目にはしょっちゅうものもらいができていました。
    若いので体力はまだあったのでしょう、それでもからだを引きずるように朝
    起き学校に行ったものです。
    寝たいのに眠れないということは本当に辛いことです。

    でも今考えると眠れなくて辛いかったのは体ではなく、心だったのではないかと
    思います
    心が健康でなかったから眠れなかったのか、眠れなかっから心が健康から離れてしまったのか…。

    東洋医学の養生法では季節により起きる時間や寝る時間が変わってきます。例えば冬の時期は早く
    寝て日が昇った後にゆっくり起きるとか。
    これは養生法のひとつなのですが、私は自分の健康をはかるバロメーターのような気がしています。
    どういうことか?
    例えば夏の養生法、夏は遅くまで起きてもOK!そして朝も早く起きるっていうのがありますが、
    自分のからだを通してみると夏は夏、冬は冬の養生法にあった睡眠のサイクルになっている気がします。
    でも心とからだが不調だったりするとこのサイクルが乱れてきくる気がします。乱れても平気だったり、
    これもからだと心が良い状態でない気がします。そしてその逆もしかり。

    そう考えると健康であるっていうのは自然と調和できる心とからだであるということなのかなと思った
    りします。
    操体は自然法則の応用貢献。それは自然の法則にあやかることでもあるけど、自然と調和できる心と
    からだを育てるために、そしてそれを維持するためにあるのかなとも思ったり。

    仙台の豊かな自然の中、橋本先生は何を思い何を感じていたのだろうか。
    そんなことを思いながら過ごした朝でした。

    小代田綾

  • ゼロは進め?

    こんばんは、お久しぶりです。とても貴重なお話ありがとうございました!そして元気で
    いてくれてありがとう!!の京都の小松君より無事バトンタッチ、静岡より小代田です。
    皆さんお元気ですか?寒かったり変に暖かかったりと調子を崩していませんか?どうぞ元気で
    お過ごし下さいね。
    さて、今日やっと引越しを終えることが出来ました。まだまだ物を運び入れただけの状態ですが、
    一先ずほっとしています。
    ここ数週間のバタバタを終え、やや頭が休止状態に入った状態でのブログのスタートになります
    (申し訳ないです)が、どうぞよろしくお願いします。
    自分が願っても進まない時もあれば急に物事が動く、そんな時があります。操体ではこれが2回目。
    一回目は操体を学ぶことになった時、そして今回はこの引越し。両方とも今の状況ではとても無理
    だなという状況から小さな奇跡(「わたしにとっては」ですよ)が重なって進むことが出来た。
    そんな時不思議な思いとともに、ありがたいと思うのです。
    しかし前回も今回もマイナスからスタート。思いは形となってプラスに転じたけれど、軍資金や何
    やらはまたまた底をつき、ゼロからのスタートとなりました。ふぅう〜。
    ゼロからのスタート。後がないのがすこーし不安ですが、きっとこんな変化の時はそのまま進んで
    良いということなのだなと言うことで進んでみようと思います。
    さて、話は戻りますが「なぜ操体と今回の引越しが関係あるのか?」。それはこの春スタートとなる
    東京操体フォーラムの分科会、これが私を動かした大きな流れの原点だからです。
    どうかこの流れが春の分科会につながりますように!

    http://www.tokyo-sotai.com/

    小代田綾

  • 助かりました!!

    こんばんは。
    いよいよブログの最終日です。
    宜しくお願いします。
    今日は新婚旅行でネパールに行く予定だったのですが、奇跡的な事に昨日交通事故に遇い、
    中止となってしまいました。
    昨日ブログをお休みさせてもらったのはこの為です。
    すみませんでした。

    そんな訳で救急車で運ばれて病院で検査をしてもらったら、肋骨が骨折、脛骨下部の開口骨折、全身打撲との事で、緊急治療してもらいました。
    事故当日は呼吸をする度に肋骨は痛く、歩くと全身に痛みが走り松葉杖で歩行するといった状態。
    生まれてこのかた、こんなに全身が痛いのは初めての事です。
    しかしいいこともあるもんで、今日は雪が降っている中、佐伯理事と山本実行委員がお見舞いに来てくれました。

    お茶を飲みながら雑談した後、お二人が施術してくれるというので、お言葉に甘えさせてもらいました。。

    まずどの体勢が一番くつろげるのかからだに聞き分けてみると、仰臥位、伏臥位、側臥位とも肋骨が圧迫されて落ち着きません。
    そこで背中を壁にもたれかけさせ、足を伸ばした体勢が一番くつろげたので、その体勢で施術をしてもらいました。

    はじめに佐伯理事が僕の右鼠径部、山本実行委員が右の第1趾と第2趾の骨間筋部(大敦辺り)に点の渦状波。
    俄に鼠径部あたりが重くなりだし、右脚全体が痺れ、鉛の様に重くなる感覚が聞き分けられます。
    間もなくして、鼠径部と骨間筋部のそれぞれから波の波紋の様なものがからだ全体に広がる感覚が
    聞き分けられるようになってきました。
    はじめのうちは右足の感覚が鈍かったのですが、この時から意識が通る様になり左肩胛骨、頚部が無意識に動きだしました。
    しばらくそれを味わっていると、胸のあたりの得体の知れないモヤッとした何かが抜けて行くのを感じます。
    それと同時にとてもポジティブなエネルギーがからだ全体を満たしていくのを聞き分けられるようになってきました。

    「からだ全体の波動が変わっていく・・・。」

    そんな感覚に委ねていると、とても気分がよくなってきました。
    鼻の通りもよくなり呼吸もしやすいです。

    少し落ち着いてきたので、今度は佐伯理事が右手の撓骨に点の渦状波、山本実行委員が左足の内果に点の渦状波をします。

    すると左脚全体がきもちよく痙攣しだしました。
    開口骨折した脛骨の痛みがほとんどなくなってきた事に気付きます。
    加えて、左の内側の踵骨が沸騰しているような、焚き火でもしているような温熱感が聞き分けられ、十五分位それが続いたのでしょうか、
    やがて銭湯の湯船の熱さくらいになってきました。
    これがとてもきもちいいのです。
    おそらくそこに相当ストレスがかかっていたのだと思われます。
    気分が落ち着き、今日はこの辺りで終ろうということになり施術終了。

    施術前は横になるとどの体勢も辛かったのですが、施術後はそんなにストレスを感じることなく横になれるようになっていて、意識も末端から頭頂まで通るようで、精神状態がとても前向きになっているのが分かります。
    歩行も困難だったのが、だいぶ歩けるようになっていました。

    操体、そして何より「からだ」はすごいですね。
    佐伯理事、山本実行委員本当にありがとうございました。

    ネパールは行けませんでしたが、生かされている事のありがたさを今回身に染みて実感することができました。
    ほんとうに感謝です。

    皆さん1週間お付き合いくださいましてありがとうございました。
    明日からは静岡の小代田さんです。
    どうぞおたのしみに♪

    小松広明

  • ハーモニー

    こんばんは。
    五日目もどうぞ宜しくおねがいします。

    前回のブログでも少し書きましたが、以前私は関西のインディーズシーンで音楽活動をしていました。(名古屋から活動の拠点を関西に移した。)

    しかし、3年位関西で活動した頃色々あって、一体自分が音楽を通して何を表現したいのかが分からなくなってしまい、その後2年ほど音楽活動をやめていました。

    そして去年の5月、操体を学んで一年が経ちすっかり自分がリニューアルした頃、おもしろい流れで
    昨日のブログに出てきたK氏と音楽ユニットを組むことになりました。

    ちょうどこの時期、操体を通じて学び感じとれた事を音楽でも表現したかったので、とても嬉しく思い、三年位書けなかった曲もこの時から書けるようになりました。
    現在は、相方は神奈川県に在住、私は京都に在住ということで、私が操体の勉強で上京した時に時間の合間を縫って一緒に音楽を作っています。

    それにしても曲作りの時間というのは色々と気づきがありおもしろいものです。

    ある日、手違いでスタジオが一時間しかとれなかったことがありました。
    私も相方も焦り、とにかく詰め込むだけ詰め込んだ結果、お互いに息があがり、まったく息が合わずにこの日はただただ消耗しただけの時間となってしまいました。
    翌日もスタジオに入る事になっていたので、前日の反省をふまえ、あわてず、まずは自分自身をしっかり調和して演奏しようと心掛けスタジオに臨みました。

    その日は新曲を作る事になっていて、とりあえずはすでに出来上がっているフレーズを繰り返し、グルーヴを出していこうという事になりお互い音を出しはじめました。

    音の出はじめ

    まだ意識が拡散しており集中できません。
    ぎこちないグルーヴ。

    気にせず音に委ねるよう意識をおきます。

    おや、

    徐々にきもちよくなってきたぞ。

    さらに意識も呼吸もきもちよさに委ねて、きもちよさで音を奏でるようにしてみます。
    すると時間も空間もお互いの自我も超えたようなところに音が生き物の様に鳴っているような感覚に包まれてきました。
    そこにあるのは調和した一体感。

    しばらくその感覚に委ね、ちらっと相方を見てみる。

    相方は目をつぶって何ともきもちよさそうな顔をしている。

    おや、いつの間にかいいグルーヴが出ているじゃないか。
    まるで渦状波(皮膚へのアプローチ)をやっている時の様な感覚でした。

    そんな感じでこの日はお互いに満足のいく時間となり、スタジオ帰りに呑んだビールは格別な味でございました。
    操体の応用貢献はこんな時もできるのですね。
    おかげ様でこの日以降、毎回スタジオがこんな感じできもちいいです。

    それでは僕らが大好きなミルトン ナシメントの曲をお聴きください。

    http://www.youtube.com/watch?v=NHsDjzjpJLU&feature=related

    ありがとうございました。

    小松広明