ブログ

  • 「からだが教えてくれること」

    三浦先生、一週間ありがとうございました。

     

    本日から一週間三浦寛幸が担当します。よろしくお願いします。

     

    今回のテーマは「アプローチとメッセージ」です。

     

    このテーマを受け取ってから感じていることは日々の暮らしの中で常に何かにアプローチし、そして何かしらのメッセージを受け取っているということです。

     

    その「何か」というのは、それぞれテーマや学んでいることによって異なるものだと思いますが、各実行委員のブログを読んでいると最終的にはその問いかけや答えも自身のからだとその良心と行っているように感じます。

     

    私自身、学びの中で壁に当たった時や人生で悩んだ時は真っ先に自分のからだに問いかけるようにしています。

     

    そうすると自分の思考が出す答えよりもからだが導く答えの方が良心が悦ぶ正しい選択をしてくれているように思います。

     

    それは私だけに限らず、プロのアスリートや臨床家もからだが導く答えに委ねているのかもしれません。

     

    からだには人の思考や意識レベルでは到達することが出来ない答えを知り、それを何かしらのメッセージとして私達に送り続けているのは確かなことだと思います。

     

    そのメッセージに気付く為にも日々からだと向き合い、その声に耳を傾け、からだの要求することに応えることが間違った選択をしない最善の方法なのではないでしょうか?

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
    テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です

  • 満ち引きと進歩

    私は50年の臨床の学び、実践の中で
    大きな転換期を3度、4度となく引き込んでいる。
    そのたびに人の流れが変わる(患者の流れが大きくかわる)

     

     

    臨床の問いかけが変わる(変える)ごとに
    潮の満ち引きのように患者がとだえる。
    そしてまた新たな患者が集うようにあつまってくる。

     

    この変化に耐えゆること
    新たな問いかけに耐え
    私は関わるごとに、からだに試され、問われているのだ。

     

    覚悟して、耐え、新たなる問いかけに磨きをかけていくしかないのである。

     

    足踏みをするということは、「死んでいる」ことと同じである。

    尻込みしている場合ではないのだ。

     

    ある患者にとって否定的であっても、
    ある患者にとっては肯定できることなのだ。

     

    私はからだの声に耳を澄ましている。

     

    その声に従っているから、
    肯定的、進歩的で
    こだわりはない。

     

    私は「従」であり、からだが「主語」
    からだの声に従っている。

     

    そうした捉え方が私を救っている。

     

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
    テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です

     

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  • 歓びの声

    まばたきする間の変化ということが
    臨床の中で
    日常的に
    あたりまえのように
    おこっている。

     

    それは私にとっては
    からだの歓びの声にきこえてくる。

     

    からだの声にこたえられるということは、
    私自身の身心もさわやかで、きもちのよいものである。

     

    一瞬一瞬に
    からだは変化反応しこたえてくれるのは、
    なんともありがたいことである。

     

    からだのその無意識なる瞬時瞬時の反応(治癒力)は、
    実にみごたえのある、現象だ。

     

    からだは細胞丸ごと、
    治りたがっているし、治しているってことがよくわかる。

     

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
    テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です

     

     

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  • 必ずおとずれる

    だが…それは静かに、着実に歩み寄ってくる。

     

    もしくは、予想を裏切るように突然やってくる。

     

    それは、ひとりとして例外はなく、
    いつか必ず対面する。

     

    あろうことか、
    本人も知らないうちにやってくる。

     

    それが、死。

     

    死を意識すれば、人の生は否応なく正解を導き出す。

     

    わずかな限りある時間の中で、
    自分はいったい何ができるのかを
    必死に考える。

     

     

    やり残していることを臆せずにやればいい。

     

     

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
    テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です

     

     

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    葛岡霊園、橋本敬三先生のお墓から見える山(太白山

  • 学び続けているということ

     私は私の時代を生きている。

     

    操体の学びもこの世のご縁とつながりの中で、
    生まれ、育ったもの。

     

    その感性に導かれるままに、
    自ら熱く、自ら歩みはじめた。

     

    学びの中で、異なる景色がみえはじめ、
    みえたものが実るように励んできた。

     

    その姿をみて、冷やかし、離れていく人もいる。

     

    しかし、同時にそんな私を受けとめて、
    一緒になって熱くなってくれる人が必ず現れた。

     

    誰かにとって否定的なことは、
    誰かにとっては肯定的なことである。

     

    だから自信(信念)をもって、
    一歩踏み出してみることだ。

     

    おかしいことは、おかしいと、
    間違っていることは、間違っていると言える自分を育てることだ。

     

    まわりの人間がすべて入れ替わったとしても、
    あらたな同志が次々と現れて、
    ことを成し遂げる空気が生まれてくる。

     

    君たちは、今の時代を生きていけばよい。

    操体を学んでいるのなら、
    操体をたくましいものに育てて、支えてほしい。

     

    そのエネルギーの一人になってほしい。

     

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
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  • 意志が導く

    ことには、ことのはじまりがある。

    なんでも「最初の決心」が一番重要だ。

    それが、どこまでもついてまわる。

     

    たとえば名誉とか、利益のためにはじめたことは、
    やればやるほど欲が透けて見えてしまう。

     

    いくら豊かな知識でも、いくらすばらしい言葉で飾ったとしても
    誤魔化しようがない。

     

    誤魔化しきれなくなってしまう。

     

    事をはじめるのに大切なことは
    「この道をきわめたい」と叫ぶことができているのか、どうかなのだ。

     

    いま、やっていることはどうなのかと振り返り、
    もしもズレているのだとしたら、
    勇気をもって、今のうちに軌道を修正しておくことだ。

     

    これは良心からのメッセージ。

    どう修正するかは、自分に対するアプローチ。

     

    私の動機は
    この師から何を学び、
    この師が学びにしてきたことを
    一心に極めたい。

     

    それだけの事だった。

     

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
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  • 喜んでやる

    学んでいるなかで、その都度、
    やっておかねばならないことが必ずあるなら、
    それは誰かがやらなければならない。

     

    もし、誰もやらないのなら、
    喜んで自分がやることだ。

     

    しかし、誰もやらないということは、
    腹の底からの覚悟がいる。

    大変だから誰も手をつけたがらないのだ。

     

    しかし、あえてやってみる。

     

    確かな手応えがあるものだ。

     

     

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  • 自分と向き合う

    今日から7日間、三浦が担当します。

    よろしくお願いします。

     

    自分にとって最もつまらぬことは、自分との約束を破ることです。

    自分の美学を破ってしまったら、一体、誰に向かってつぐなえますか。

     

    人が本来、備えている力を本気という。

    お前は、本気で生きているのか。

    本気で学ぼうとしているのか。

     

    誰かがやってくれるだろう…と人の目をうかがうのではなく
    自分に向けること。

    つまり、自分がやるという気構えだ。

     

    それを誰かが、やり遂げたとする。

    自分にも動機とチャンスがあったはずなのに、あえて避けてしまった。

    やろうとしなかった自分に後悔しても、やった人には敬意を払うことだ。

    批判してはならない。

    やらなかったのだから。

    批判する資格などない。

     

     

    2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
    テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です

     

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  • 皮膚へのアプローチの歴史(7)

     

    最終日になりました。

    「アプローチ」と「メッセージ」というのは、

    「からださん、どうですか?皮膚を介して教えて」というこちらからのアクションに、からだが
    「ハイ、きもちいいですよ~」と、答えを返してくれることなのではないでしょうか。

     

    そういえば、鍼灸師が鍼を打つ時ですが、中には「皮膚」が「いや~!」と固くなって、鍼を受け入れないこともあるのだそうです。

     

    病院で採血する際も「血管が細くてなかなか針が刺さらない」ということも聞きます。

    これは、受け手の「からだ」のメッセージなのでしょう。

     

    以前、ある人の採血に立ち合ったことがあります。
    若手の看護師さんが、なかなか採血できずに、困っていました。
    しばらく困った後、若手の看護師さんは、超ベテランっぽい看護師さんにヘルプを求めました。

     

    ベテラン看護師さんは「どれどれ」(ホイホイ、みたいな??)という感じでベッドサイドにやってきて、「あれ?」という、一瞬の間に採血を終えたのでした。

     

    血を採られた人も「あの看護師さんが女神に見えた」と言っていました。

     

    これはキャリアの差もあるのでしょうが、
    ベテラン看護師さんは「からだと瞬時に仲良くする方法」を知っていたのでしょう。つまり、メッセージを受けとっていたのでしょう。

     

    一週間ありがとうございました。

    明日からは三浦寛先生です。

    畠山裕美

     

     

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  • 皮膚へのアプローチの歴史(6)

     

     

    渦状波を受けたクライアントから
    「家でセンセイの真似したけど、全然効かない」という話を聞くことがあります。

    仲間に聞いてみても、やはり「クライアントが真似してやってみたけど反応がなかった」という話を聞きます。

    これは、操者自身の「作法」や「呼吸法」「イメージング」など、色々な、目に見えないステップがあるのです(なので、習得にある程度時間がかかるのです)。

     

    また、そもそも「どこに触れるか」ということもあります。

     

    がっかりする人もいるのですが「どこに触ると何に効く」のような、ツボのようなものは存在しません(皆さん、それが一番知りたいみたいですけどね・・・)。

    そういえば、頭蓋仙骨療法(クレニオ・セイクラル)という療法があります。
    私は操体を勉強し始めた頃、頭蓋仙骨療法にも興味があり、勉強したことがありますが、(ジョン・アプレジャー先生の系統です)その中に「体性感情解放」(ソマティック・エモーショナル・リリース)というテクニックがあります。
    これは、からだのある二箇所に触れる事によって、無意識の動きを誘発するものです(インナー・ドクターを目覚めさせるとも言っています)

     

    もうひとりのあなた―頭蓋仙骨治療法体性感情解放法

    もうひとりのあなた―頭蓋仙骨治療法体性感情解放法

     

     

     

    クレニオ・セイクラル・セラピー―ナチュラル・ヒーリングの試金石

    クレニオ・セイクラル・セラピー―ナチュラル・ヒーリングの試金石

     

     

     

    面白いのは「この二箇所」がどこなのかは、決まっていないのだそうです(近々の一般向けのプロトコル化したようなものには、あるかもしれません)。

    あれも奥がすごく深いのはわかります。

    本を読んでみると、何となく操体(東洋的?)とクレニオ(西洋的?)の違いがわかって面白いのではないでしょうか

     

     2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
    テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です