カテゴリー: 瀧澤 一寛(たきさわ かずひろ)

  • 目的

    以前、陳式太極拳をある方に指導していただいたこと

    がある。その中に腰を落とす動作があったが、バスケ

    のディフェンスの時の腰の落とし方とは明らかに違っ

    た。

     

    特に現役の頃、腰を痛めた自分のやり方とは正反対と

    いってもいい。

     

    何年か前に、GWに開催された足趾の操法®の講習の

    中でも、畠山先生に同じように指導していただいたこ

    とがある。共通しているのだ。

     

    太極拳が良くてバスケが悪いとか、その逆とか、そう

    いう話しではない。

     

    同じような動作でも目的によって、からだの使い方や

    動かし方、意識の持っていきようが異なるということ

    だ。

     

    競技的な上手さを手に入れるという目的であればそれ

    に適う形で努力をすればいい。その目的が「上手い、

    下手」の基準なのだから。

     

    ただ、からだを壊してしまうようなことがあれば、別

    の角度から見直してみてもいいかもしれない。

     

    もし、過去の自分と話が出来るなら、こんなことを話

    してみたい。

     

    「からだにはからだの要求がある」と。

     

    受け取るか、受け取らないかは本人次第だけれども。

     

    2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。

    http://www.tokyo-sotai.com/?p=1278

    2016年9月 新創生期操体法特別臨床講座 開講!

    http://www.sotai-miura.com/?page_id=1018

  • 理由

    昨日の続きを。

     

    腰痛に関してもそう。

     

    当時、ディフェンスの時は出来るだけ腰を落とせと言

    われていた。

     

    だから誰よりも腰を落としてやろうと躍起になった。

    腰やお尻がどんな状態になっているかを知りもせず。

     

    いつ頃からか、腰に痛みを覚えるようになった。腰を

    落とそうとすればするほど、その状態を維持しようと

    すればするほど痛みが強くなった。

     

    ほどなくして整形外科と接骨院を受診した。

    レントゲンと電気治療。しばらく部活は見学。

     

    何とか早く復帰しようと某バスケ雑誌に載っていた

    腰痛対策の運動を行ってみた。その運動は腰の反り

    具合と骨盤に関するものだった。

     

    しばらく続けるうちに、腰の痛みが減ってきた。

    腰も落とせるようになり、練習に復帰。

     

    結局痛みがゼロになることはなかったが、痛みが強

    くなりそうなときはその運動を行った。一時的では

    あるが痛みは和らいだ。ただ、当時はその理由が分

    からなかった。

     

    操体的目線の今なら、その理由が分かる。

     

    2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。

    http://www.tokyo-sotai.com/?p=1278

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  • 無知

    現役でバスケをしていた頃、よくケガをしていた。

    ほとんどが内反捻挫。一時期腰痛。

     

    現役最後の方は、常に足首にテーピングとサポーター

    を施していた。

     

    捻挫に関しては、小学生の頃から。

    当時仲間内で流行っていた某サッカー漫画で主人公が

    足首をケガするシーンがあった。

     

    足首をケガすることに憧れた小学生の自分は、わざと

    足首を捻挫させ、主人公と自分を重ね合わせて痛みを

    味わうという変なヤツだった。

     

    話を戻して、現役時代になぜ、そこまで内反捻挫を繰

    り返していたかといえば、足の裏がお留守になってい

    たからだ。

     

    足の裏の何処に体重をのせたらいいのか?

    そのためには何をしたらいいのか?

     

    そんなことを知る由もなく、ただただ足首が緩くなっ

    ているものと思っていた。

     

    「無知は罪」

     

    からだに対しての罪である。

     

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  • 基準

    香さん、一週間ありがとうございます。

    今週担当の瀧澤です。

     

    僕自身、この実行委員ブログに目を通すことを毎日の

    愉しみにしている。

     

    メンバーと会えるのは月一の勉強会やフォーラムくら

    いなのだが、ブログを通して気づかされることも沢山

    ある。これも出会いと言えば出会いだ。

     

     

    「上手い、下手」は何を基準にするかで、見え方が

    変わってくる。

     

    僕は小、中、高とバスケにどっぷり浸かっていた。

    石田実行委員のようにNBAが大好きで、当時は

    毎シーズンチェックしていた。

     

    好きになる選手たちは大抵、自分と同じポジション

    のガード。お目当ての選手の試合は録画して、何度

    も繰り返し見たものだ。

     

    そんな中、好きな選手がケガでシーズンを棒に振った

    り、活躍期間が短かったりして、プレーが見られなく

    なると寂しい気分になった。

     

    最高峰のリーグの中で頭一つも二つも出ている彼らが

    「競技的」に上手いのは言うまでもない。身体能力に

    よるところは大きいが、その「競技的」な上手さを身

    に付けるための努力も半端なものではない。

     

    それでも、ケガに悩まされることがある。

     

    競技としてのバスケは高校で卒業し、遊びのバスケも

    ここ十年はやっていない。

     

    競技的視点から離れて、見えてきたものがある。

    操体的目線から見えてきたものがある。

     

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  • スカルとリセット

    ネガティブなエネルギーから身を守るために、「自分

    の意識を変える」ことは大切ですが、「じゃあ、明日

    から気持ちを切り替えてね」と言われてもすぐには

    難しい。「言いたいことはわかるけど、そこまで気が

    回らないの」といった意見もよく耳にします。

     

    僕の場合はというと「気持ちを切り替える」ことを

    行動とリンクさせています。

    それは「身に付ける、取り外す」ということです。

    僕は臨床中と睡眠中以外は指にスカルリングをはめ

    ています。もともとアクササリーは腕時計以外しま

    せんし、スカルモチーフのアイテムは持っていません。

     

    あるきっかけで身に付けるようになりましたが、

    毎日「身に付けては取り外す」ということをやって

    いるうちに、それが自分なりのリセット作業になっ

    ていることに気づきました。

     

    今まで身に付けなかったものなので、より意識的な

    作業になっていたのかもしれません。一日の始まりに

    指にはめて、一日の終わりに外すという作業が

    「明日からまた気持ちを切り替えるか」といった気分

    にさせてくれます。

     

    「身に付ける」といえばお札やお守り、パワーストー

    ンといったものもあります。こういったものの力を借

    りて、ネガティブなエネルギーから身を守ることも一

    つの方法ですが、「身に付ける、取り外す」といった

    行為自体にもそれにつながる力があると思います。

     

    一週間ありがとうございます。

    明日からは寺本さんからのエネルギー「チャージ」です。

    お愉しみに。

     

     

    2016年春季東京操体フォーラム  4月29日(金)昭和の日 開催決定

    詳細は東京操体フォーラムHPをご覧ください

  • やっぱりポジティブも大事

    臨床家やカウンセラーは、「ネガティブな状態から

    抜け出したい」という患者さんやクライアントと対面

    します。身体的な苦痛から精神的な苦痛まで、抱えて

    いらっしゃる内容は様々ですが、自力で抜け出すこと

    が困難になっている方々です。抜け出すための「きっ

    かけ」として、僕たちを必要としていらっしゃいます。

    少なからずエネルギーの方向をポジティブに変えたい

    と思っていらっしゃいます。

     

    臨床家やカウンセラーも治療を受ける方々と変わらな

    い一人の人間です。同じようにネガティブになったり

    、ネガティブに振り回されたりする可能性があるのは

    一緒です。ただ、「ネガティブとどう向き合うか、エ

    ネルギーの方向をどうポジティブに変えていくか」と

    いったことを自分の実践を通して知っているかどうか

    の違いだと僕は思っています。

     

    先日書いたように、痛みや歪みといったものをネガ

    ティブなものと捉えて、何とかコントロールしようと

    していた時期がありました。よかれと思ってやってい

    たことは確かですが、時としてそれは臨床家のエゴと

    なりました。エゴはポジティブなエネルギーの効力を

    消してしまいます。

     

    押し付けるようなポジティブではなく、臨床家が醸し

    出す雰囲気として、言動の中でみせる道標としての

    ポジティブエネルギーであれば、「北風と太陽」の

    太陽のように、僕らは「きっかけ」になれるのだと

    思います。

     

    今はポジティブを押し付けるのではなく、「きっかけ」

    となれるように日々呼吸を通し、からだに問いかけ、

    感覚を磨いていくプロセスを愉しんでいます。この日々

    のプロセスが、自分をネガティブなエネルギーから身を

    守ってくれ、引いては周囲にポジティブなエネルギーを

    注ぐだろうと信じています。

     

     

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  • 何か知らんけどつながっていた

    先日の日曜日は「塾・SOTAI」でした。

    午後一時開始の勉強会ですが、その日は九時半前には

    三茶入りしました。「塾・SOTAI」前のプチ勉強会(?)

    に参加するためです。こういった正規の勉強会以外

    からも得ることがたくさんあります。

     

    ちょうど今回のブログテーマである「ネガティブな

    エネルギーから身を守る」にふさわしい内容でしたので

    「何か知らんけど」リンクしているなあと感じました。

    詳細は割愛しますが、「ポジティブとの向き合い方」

    という点で非常に勉強になりました。

     

    今回のブログを書くにあたり、「ネガティブ」に

    対しては焦点を当てていましたが、反対方向のベクトル

    である「ポジティブ」にはあまり意識がいっていません

    でした。

     

    自分がネガティブに陥らないうえでも、

    まわりが発するネガティブから身を守るうえでも、

    「自分の中でどれだけネガティブに振り回されずに、

    ネガティブと向き合うことが出来るか」ということが

    鍵だと僕は思っています。その前提に

    「ネガティブそのものは悪いものではない」

    という考え方があります。

     

    まずはネガティブを否定しないこと、

    そして無理やりポジティブを押し付けないこと、

    つまり、「ネガティブを認めてあげる」というのが

    基本姿勢です。

     

    しかし、場合によっては心構えとか基本スタンスと

    いったような自分の「在り方」だけでは間に合わない

    ケースもあります。間に合っていないから、

    カウンセラーやヒーラーが増え、「癒し」が産業となり、

    精神疾患を診る治療院も少なくないという現状が

    あります。

     

    そんな現状の中、治療や施術をする側がどんな言動を

    とるかで、受ける側の治癒過程も変わってきます。

     

    ここに「ポジティブなエネルギー」の効力が潜んで

    いると思います。

     

     

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  • やっぱりポジティブは大事?

    ネガティブもポジティブもエネルギーであれば、

    良し悪しではなく関係性で捉えてみるのもいいかと

    思います。前回のブログテーマの「陰陽」の関係の

    ように、二つあることで上手くバランスが取れてい

    ると思えば、振り回されてどちらか一方に振り切れ

    る、なんてことも少なくなるのではないでしょうか。

     

    けれども

    「ネガティブとポジティブだったらどっちがいい?」

    と聞けば、大抵の人は「ポジティブがいい」と答えます。

    僕もネガティブに振り回されるくらいならポジティブ

    の方が良いなと思いますが、かといってネガティブを

    否定してポジティブを押し付けるのもどうかなと思う

    ことがあります。昨日書いたようによかれと思って

    やっていたのに、結果としてネガティブなエネルギー

    に囚われてしまっていた、なんていうこともあります。

     

    しかし、ネガティブなエネルギーから身を守るうえで、

    ポジティブが大事だということは僕も感じています。

    只、ネガティブなエネルギーに対して、「ポジティブな

    エネルギーでコントロールしてやろう」とエゴが入り

    すぎると、かえって結果が芳しくないという現実があり

    ます。

     

    ネガティブと同様に、ポジティブとも上手に向き合う

    ことが必要です。よかれと思った前向きな言動がかえって

    事態をこじらせてしまっては、エネルギーの浪費になって

    しまいます。

     

    「やれ」と言われればやりたくなくなり、「やるな」と

    言われればやりたくなるのが人間の性ですから。

     

    この辺はイソップ童話の「北風と太陽」みたいなものですね

     

     

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  • 「○○したい」は紙一重

    「自分の思い通りにしたい」と思うことはよくあります。

    肯定的に受け取れば「意欲がある」、「意志が強い」、

    「自分の道を邁進する」といったイメージに繋がりまし、

    否定的に受け取れば「わがまま」、「自己中心的」、

    「幼稚っぽい」といったイメージに繋がります。

     

    ここで僕が言いたいのは、

    いくら「自分の思い通りにしたい」と思っても自分の

    思い通りにならないことはあるということです。

    当たり前ですが。

    けれども思い通りにいかなくて嫌な思いをした時に

    「私はネガティブな感情を抱いた。それ以上でも

    それ以下でもない」で済まずに、ずっとネガティブな

    エネルギーを引きずってしまうこともあります。

     

    特に「自分の思い通りにしたい」、「コントロールしたい」

    という気持ちが強ければ強いほど、結果に執着すれば

    するほど、それが叶わなかった時の心の代償は大きいと

    思います。僕もそうですがこんな時ほどネガティブな

    エネルギーに囚われやすくなります。

     

    「あの痛みを取ってやろう」、「あの歪みを矯正してやろう」

    そんな気持ちで臨床に臨んでいた時期があります。

    よかれと思ってやっていたんですが、

    その気持ちが強すぎて「痛みを取ること」、「歪みを取ること」

    に囚われてしまうことがありました。

    ですから痛みや歪みが残っていると「症状をゼロに出来な

    かった」とへこんだり、時には「(健康にとって)やっち

    ゃいけないことをやるからそうなるんだ」とか

    「ちゃんとケアしに来ないからだ」と(心の中で)相手の

    せいにしてしまうこともありました。

     

    随分後になって気づきましたが、出発点がポジティブでも、

    「○○したい」という気持ちが強すぎると、気づけば

    ネガティブなエネルギーに囚われていたなんてこともある

    ということです。

     

    ここをスルーしてしまうと知らず知らずのうちに

    ネガティブなエネルギーを周りに発散している

    可能性があります。

     

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  • ネガティブの何が嫌?

    昨日は「ネガティブなものは受け取りたくないと思う

    ことは当然だ」と書きました。

    けれどもネガティブそのものに良し悪しはありません。

    では、どうして「ネガティブなものは受け取りたくな

    い」と思うんでしょうか。

    僕はこう思います。「ネガティブそのものがどうこう

    なんじゃなくて、ネガティブに振り回されることが

    煩わしいのではないか」と。

    自分の中で生まれたネガティブなエネルギーであっても。

    人からぶつけられたネガティブなエネルギーであっても。

     

    意見の食い違い、主張のぶつかり合い、自分の思い

    通りにいかない、ネガティブになるきっかけは

    たくさんあります。程度の差はありますが誰にでも

    その機会は訪れます。

     

    僕も先日、雪の影響もあってか通りを横切る車が

    途切れずなかなか横断できませんでした。

    僕の治療院は9時開院ですが8時から準備を始めます。

    「このままじゃ、時間に遅れちゃうな」、

    「自分のペースが崩れちゃうな」と少し焦りを感じま

    した。たったこれだけのことで心がざわついたのです。

    けれども一時的にそう感じただけで、一日中引きずる

    ことはありませんでした。

     

    瞬間的にネガティブになっても尾を引かなければ

    そこで終わりです。「私はネガティブな感情を抱いた。

    それ以上でもそれ以下でもない」と。

    しかし「自分の思い通りに行かなかった、ガックリ」、

    「うまくいかないのはあいつのせいだ、イライラ」と

    尾を引きずってしまうと、段々とネガティブなエネル

    ギーに囚われてしまいます。

    自分にも他人にもネガティブなエネルギーが向かいます。

    「ネガティブに振り回されて煩わしい」ということに

    なってしまいます。

     

    これは嫌ですね。けれどもよく考えてみるとこの

    ネガティブなエネルギーを生み出しているのは自分

    自身です。

     

     

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