カテゴリー: 岡村郁生(おかむらいくお)

  • 「フリー(Free)」②

    過去に縛られた「思考」を止める。

     

    「からだ」にききわけた、

    「感覚意識」の直感を信じる。

     

    「からだ」にききわけて、

    感覚にかさなる直感は、言葉になる以前のうごき。

     

    「からだ」は、原始の生命表現を教えてくれる。

     

     

  • 「フリー(Free)」①

    今週よりテーマは、「フリー(Free)」となります。

     

     

    2024年の春季東京操体フォーラムの講演時。

     

    東京操体フォーラムの瀧澤副実行委員長は、師の言の葉を空間に放った。

     

     

    「生きる限り快適に満足して充分に生きたし」と。

     

     

    その刹那、からだはイメージを受け、瞬間悦に浸り、なにかが満ちた。

     

     

  • 臨床と生活にいかす操体法⑦

    「想念」とは、

    生きかたに直結している、と感じています。

     

    生きかたの中で、間(マ)をいかす。

     

    ふと『今の生きがいは何だろう』と考えたり、自己の存在意義について、改めて想いを馳せ

    意識するのも、いい間(マ)です。

     

     

    例えば、自分自身に問いかけ、間(マ)を

    聴き分けてみる。

     

    何のため誰かのために必要な、自分自身で

    あるか。

     

    生きていく「今」の目標とは、自分自身に

    とって何なのか。

     

    目標があるならば、それに忠実に生きている

    自分自身であるか。

     

    「良心」から判断し、自分自身生きている

    実感を伴っているか。

     

    自分自身の人生、生かされて生きるに、

    値するものであるだろうか。

     

     

    このような問いかけに、今、答えることが

    できているか。

     

    できなかった自分自身も、充分、生きがい

    を得られているか。

     

    「からだ」に問いかけて、ききわけて、感じとってみるのです。

     

    今わからなくとも、問いかけはプロセス。

    「生命エネルギーの入出力」として充分に

    繋がっています。

     

     

    以前、東京操体フォーラムの三浦理事長は、

    こう語ってくれました。

     

    「学んでいればもう一人の自分が、きっと

     本当のことを教えてくれるだろう。

     その時こそ君は、自分らしく自由になれる」

     

     

    「操体」につながって、続けていけること。

    それこそが、プロセスの価値。

     

    それは日々の臨床にも、日々の生活にも

    生かされて生きていくのです。

     

    それでは、一週間お付き合い頂きまして

    有難うございました。

     

    明日からのバトンを、滝澤副実行委員長に

    引き継ぎます、では、お愉しみに。

     

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  • 臨床と生活にいかす操体法⑥

    今日は「想念」をわかりやすく、

    脳の働きで説明してみます。

     

    脳のホルモンで伝える「快」神経のルート。

     

    それには、三つの幸福が考えられます。

     

     

    一つは、「セロトニン」によるもの。

     

    これは、減らない幸せと言われており、

    「太陽光」を朝浴びて、「リズム感」を

    感じる動きを通して、心とからだを繋ぐ

    幸福を感じとることができるものです。

     

     

    次に「オキシトシン」によるもの。

     

    これも、減らない幸せと言われており、

    「共感」の「絆ホルモン」なのです。

     

    つまり、友情などの人間関係や環境、

    コミュニティー等の繋がりによって、

    愛という温かみを感じて幸福を受け取

    ることができます。

     

     

    そして、もう一つのものに「ドーパミン」

    があります。

     

    これは、減る幸せと言われてしまっており、

    気持ちよくとも、中毒性を浴びやすいので、

    お金や、名誉、富、地位など「欲」による

    幸福が感じられた際に、多く分泌されます。

     

     

    ここで考えてみたいのは、

    「からだ」の意識で幸福とは何かですね。

     

    「からだ」が、重く感じているのか。

    「からだ」が、軽く感じているのか。

     

    「からだ」の意識が、どこに伝わって

    繋がって変化していくのか。

     

    そして、

    その時の「呼吸」はどうなっているのか。

     

    このことは、生命エネルギーがどのように

    流れているのか。

     

    正当なからだの使い方をしているのか、

    につながってくるのですよ。

     

                    (続く)

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  • 臨床と生活にいかす操体法⑤

    生命エネルギーの入出力。

    そのバランス現象でいえば、操体で語る

    「想念」も、それは大きく、自分の健康増進

    に関与しています。

     

    操体を学んでいるとよく聞く、「言葉は運命のハンドル」。

     

    これも実践すると、周りを見て感じとることになるでしょう。

     

     

    「想念」は、普段そのヒトの言っていることが人生になのです。

     

    いつも話題にしていることは、そのヒトの人生そのものなんです。

     

     

    そのヒトが、インプットが多く、知的で素晴らしく見えていても、普段の言葉や、メッセージのアウトプットはどうなのか、ですね。

     

    そのヒトが生み、具現化した人生に、

    「言葉」を解き放つ覚悟も必要です。

     

                    (続く)

     

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  • 臨床と生活にいかす操体法④

    「力を抜いて」とよく聞きますが、力が

    抜けない方も臨床上よく見受けられます。

     

    このような力が抜けない方は、

    常に力が入っていることを自分で認識

    できていないので、

    本人の意識と「からだ」の意識にズレ

    がある状態とも言えるでしょう。

     

    臨床上、前回までにお伝えしていた呼吸、

    もしくは「からだ」の正当な使い方を

    学ぶことで改善することは多く体感します。

     

    力が必要以上に入っていないときには、

    あるルールがあります。

     

    それは「からだ」のある働きを感じて、

    その働きが、より摩擦が起こらないよう

    に感じる、その意識があるかどうかです。

     

     

    例えば、膝の裏筋が緩んでいること。

    後方に重心が乗りすぎていないこと。

     

    また、体側面にどのような意識を向けて

    いるか、にもつながってるのです。

     

    これらは、他人に代わってもらえるもの

    ではないため、自力自療の分野になりま

    すよね。

     

    他人といえば、「想念」。

    そもそも自分で治ろうとしているか。

     

    治ろうとしていない患者は時間もかか

    りやすいことが、臨床では多く見受け

    られるので、臨床は生活の表裏一体で

    すから、厄介なパターンに陥ります。

     

    「想念」に繋がる生活の自然法則は、

    バランス現象そのものなんです。

     

                  (続く)

     

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  • 臨床と生活にいかす操体法③

    吐く息(呼気)を通しながら体を動かすことは、あらゆるエクササイズ

    でも、当たり前のように指導されていますよね。

     

    これは、体一つ一つのパーツが意識しやすくなることによって行われて

    いると思うのですが、逆に、全身のつながりは意識しないと、もしくは

    訓練しないと、動きの糸をたるませた状態の部位別になってしまうよう

    な感覚になりがちです。(理解し、それを狙う訓練なら、いいんです)

     

    それを、吸う息(吸気)を通しながら「からだ」をうごかすことにする

    と「うごき」はゆっくりになりやすく、そのゆっくりとなったうごきは、

    常に、緩みすぎることなく、張りつめずのような状態でつながります。

     

    それは、「吸気」と「うごき」が、全身につながってくる固有感覚です。

     

    四肢末端から、全身のつながりを感じながら、流れるうごきをつなげる。

    そんなことが可能となってくる、ということに気がつかれるでしょう。

     

    このように「操体」の臨床と生活における生かし方とは、呼吸一つとっ

    ても、感覚をきき分けること。

     

    自分の意識というよりも、「からだ」そのものが感じているものを受け

    とり、自身の感覚としてのスイッチも入りやすくなるのです。

     

    いたいうごきや、つらいうごきが、不快なうごきなのでなく、そのもの

    の感覚を、シンプルにきき分けている、「からだ」の、もともとの働き

    によって、「快」つまり、不快が消えることは、臨床でも多く感じます。

     

    生活にこれを活かすときには、様々な工夫を覚える必要などありません。

    なぜなら「からだ」には、ある一定のルールが存在しているからです。

     

                               (続く)

     

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  • 臨床と生活にいかす操体法②

    「臨床」と「生活」といった場での操体。

     

    これには「生き方の自然法則」即ち、生命エネルギーの入出力のバラ

    ンス、その同時相関相補性をとらえたもの「息・食・動・想・環境」

    があることは、前回のブログでお伝えしました。

     

    なかでも、普段生活で切っても切り離せないのは「息」呼吸でしょう。

    呼吸をしないで生かされ、また生きていく事は不可能です。

     

    開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum

    (詳しくは来月開催の「春季東京操体フォーラム」にご参加して頂き、

    「臨床と生活にいかす操体法」の醍醐味を感じ学び取って欲しいので、

    今回は、ワタシ自身が『面白い現象だなぁ』と感じたことを書きます。

     

     

    「呼吸」はリズムがあり、取り入れるのと、取り出して外に抜く。

    息を吸う、体中に入る、体中から抜き出して外に戻す捉え方もあります。

     

    具体的な生活に活かす例としては、呼吸によって生じる意識の変化を応用

    して、痛く感じている部位に呼吸を通した際の違いを体感してください。

     

     

    痛む部位に呼吸を通したとき。

    痛みのある部位に、吐く呼吸を通していると、痛みはよりはっきりとし、時間

    の経過とともに、徐々に和らいでいきます。

     

    また、痛む部位に吸う呼吸を通していると、痛みを受容しやすくなり、患部へ

    通じた自分の意識感覚を薄くすることができます。

    つまり、この吐く呼吸と吸う呼吸にも、臨床と生活における工夫はあります。

     

    この呼吸は、他にも工夫によって「意識」と「感覚」がつながりやすい特徴が

    ありますので、初めは「知らなかった悦び」として、愉しく体感しましょう。

     

                                  (続く)

       

    開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum

     

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  • 臨床と生活にいかす操体法①

    今回のブログのテーマは,「臨床と生活にいかす操体法」です。

    一週間、よろしくお願いいたします。

     

    操体を生かす工夫、といえば操体法の書籍に「生き方の自然法則」

    として、「息・食・動・想・環」があります。

     

    三浦理事長は、「生命エネルギーの入出力のバランス」として、

    書籍中に紹介しておりますので、参考に手元に置いてくださいね。

     

    快からのメッセージ

     

    はじめに、そのなかにある「食」についてイラスト付きで紹介します。

     

    これは二十年以上前に、三浦理事長に教えて頂いた時の自筆ノートから、

    長女が最近、色鉛筆イラスト付きで書いてくれた「食」の紹介なんです。

     

     

    あれから二十五年以上学び続けている現在。

    この内容に関して、書き直したいところもありますけれど、読み返してみて

    確かにわかりやすく、臨床と生活に活かす基本としては、大切な内容ですね。

     

                              (つづく)

     

     

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  • 生き方の自然法則って?⑦

    (続き)

     

    「息・食・動・想・環」が、「生き方の自然法則」となるのであれば、

    「想念」に受け入れる「意識」、言葉の使い方・捉え方、運命のハンドル。

     

    大切なのが「大脳新皮質」であると、自覚できない偏りがあるならば、

    そこに気付けば「生き方の自然法則」は、受けとることのズレにある。

     

    類人猿と異なる能力を、現代人は大きく評価されることで発展させ、また、

    大脳新皮質による理性が、その限界を留まることなく生み出し続ける特徴

    を持ったことで、偏りの捉え方を自覚しないまま捉えてしまうこともある。

     

    「からだ」で捉えること。

    からだから受けとった感覚。

    からだからのメッセージで、生かされた意識。

     

    生命の基本としての細胞の感覚、組織の意識、それらをつなげての全体。

    シンプルに原始感覚の軸に支えられてこそ故の、大脳新皮質一体の存在。

     

    「からだ」は言葉を産むのか。

     

    「大脳新皮質」は「からだ」を支配し、言葉を生んでいるのか。

     

    本来の環境は創造するところから、矛盾の無いよう不自然の生まれぬよう、

    自然に流れるよう、捉える必要性があるのではないか、と考えて生きたい。

     

    橋本敬三先生は、

    「野次馬、それもずるい野次馬になれ」

    「カラスは頭が良いよなぁ、やっぱり野次馬根性が大切なんだ」と進言、

    世の中を、知的な好奇心で肯定し、ウソかホントか試しなさいと語った。

     

    自分勝手ではなく、重心のズレを調和させた感覚のなかで生じる鮮度の間。

    そこで生じた学問を紡いでいく、生き方に自然法則は快く微笑んでくれる。

     

     

    最終日まで一週間のお付き合い、誠に有難うございました。

    明日からは、久慈在住の瀧澤(たきさわ)副実行院長の登場です。

    お愉しみにお待ちくださいませ。