カテゴリー: 岡村郁生(おかむらいくお)

  • 可能性⑤~逆にアリなんじゃナイか~

    (続き)

    ”将来のビジョン”を抱くには、教育も余裕も必要となる。

     

    「学校をつくりましょう!」と声を上げてそれが実現しても、

    そこに住む人達の環境が、”すぐ”に生活がよくなるわけではない。

     

    四年ほど経過して登山家は、その高地にある村の学校を再訪問し、

    「将来の夢は?」と目を輝かせた子供に尋ねてみた。

     

    生徒の一人は「夢はパイロットになることです!」と答えた。

     

    すぐに効果をみせてもらえなければ・・・。

    すぐに効能があらわれなければ・・・。

    すぐに利益にむすびつかなければ・・・。

     

    それらをやっても仕方ないのではなく、将来のビジョンを抱きつつ、

    育むことが可能となり、無限の愉しみを受けることも可能なのだ。

     

    ※今日の一言:逆説は識別を行動習慣化した人の思考癖となりうる。

           重圧を軽さに、-を+に、+を-に変える可能性だ。 

  • 可能性④~熟れるまで諦めない~

    世界には高度三千メートル級の山に住む人達もいる。

     

    そこに住む人達は、電気も通わず、必要性の低い学校もなく、字を

    書くこともなく、家畜の世話をしながら暮らしていた。

     

    子供達は、親・兄弟の手伝いは勿論、生きていくため家畜の世話を

    しながら、貴重な労働力として一日を過ごしていた。

     

    数年前からある登山家の根気強い働きかけによって、学校ができた。

     

    必要がないと思っている人達を説得する為には、尋常ではない努力

    が必要となり、何より継続して観得してくるものを感じさせる事だ。

     

    非常に困難なコトをやり遂げて行くには、無知に気付くことだろう。

     

    それこそ雷に打たれたような、意識を変えてしまう一瞬もある。

    登山家の場合、そこに住む子供達に”将来の夢”を尋ねたことだった。

     

    無邪気な笑顔はある、歓待を受けた登山家は”自然に”聞いたのだが、

    過酷とも言える環境下において、夢という認識も無かったのである。

                               (続く)

     

    ※今日の一言:成功が終わりでも失敗が終わりでもない。

           基礎を身につけ、習慣を身につけ、続ける勇気。

           成果を上げるのは、いつでも才能より継続する努力。

     

  • 可能性③~おいても”こ”にしたがう~

    「手当て」ということ。

     

    なぜ、手なのだろう。

    なぜ、当てるのだろう。

    なぜ、感応するのだろう。

     

    そこをわかったつもりにならずに、

    『わかってないなァ・・・まだまだ』と、

    探求することは、わかっていないから、

    どの学問にも、横と縦で通じているんですねぇ。

     

    ※今日の一言:管理の苦痛から解放してあげましょう。

           全てを把握し、支配下に置くという欲。

           任せること、かき乱さない、故に非干渉。

      

  • 可能性②~どっこい!生かされて生きる~

    言い尽くしたと本人が思っていたら、どっこい!

    アプローチの仕方で他の言いようは沢山あったりする。

     

    調べ尽くしたと本人が思っていても、どっこい!

    アプローチの仕方によってサインを見逃していたりする。

     

    経過から結果を見てばかりでは、やはり見逃してしまう。

     

    結果から経過を観てばかりでも、やはり見逃してしまう。

     

    あるものだから、そこにつながっているモノコトナリを、

    丹念に観察し、上から下、下から上へ自在に観ることだ。

     

    ※今日の一言:開拓精神をもって挑む意志と意志の疎通。

           冒険に必要な知識は、失敗・反省・勇気。

           概知から未知へ、世界を見通せるように。 

  • 可能性①~長生きしてどうするか?~

    今週は茅ヶ崎在住の岡村がブログを担当です。

    テーマ「可能性」の一週間、よろしくお願いします。

     

     

    空を飛ぶ・・・。

    十代の頃はこの夢をよく見ていた。

    自由になること、勝手気ままの違いが識別できなかった頃の話。

     

    そして、初めて旅行先に飛行機で飛んだとき、小さな窓の下に

    拡がっていく景色を眺めて妙に納得したことがあった。

     

    空を飛びたいと願ったなら、現代はお金さえ用意できれば飛ぶことはで

    きるのだなぁ、と。

     

    昔ならできなかったことも、今ならできることが増えてきた。

    ただし、自由に飛びまわるには本人の努力も必要になる。

     

    ある時、パラグライダーに乗って眼下の景色を眺めたのも楽しかった。

    同時に飛行機以上に感じたことがあり、妙に納得したことがある。

     

    漠然と長生きしたい・・・と願ったとしても、現代はお金さえ用意すれば、

    それに応じた勝手気ままな長生きすることはできる。

     

    しかし、「からだ」を感じ、自由に長生きしていることを愉しむ事には、

    本人の努力による学問と、その識別した自己責任は伴うものである。

     

    ※今日の一言:天に飛翔する翼とは、知識である。

           病めるときには装具となり、苦しければ慰めとなる。

           人生を丸ごと包んでくれる力を理解して長生きしよう! 

     

  • 永続する生命の価値⑦

    エネルギーを制御しようとするなら何が必要になるのだろう。

     

    まずは、基準となる軸を生じさせる必要は生まれるだろう。

    さらに、回転性を持たせることであり、これにより循環できる。

    それには、やや傾きを与えたほうが発展性もあり、継続できる。

     

    水は直線でうごくのは不自然であり、ヒトの液体成分といえば、

    血液、細胞内液、リンパ液、脳脊髄液などに蓄えられている。

     

    真っ直ぐで傾きがないのであれば別だが、そうでないのならば、

    重力のなか、太陽系の地球という惑星、地球と月の引力の関係、

    熱の特徴を考慮してみると、右螺旋回転の循環では散っていき、

    左螺旋回転の循環方向で収束、集約されていくのも自然なのだ。

     

    故に、地球上に存在する自由生命体として、自己責任は生じる。

     

    ヒトは、その行為がもたらす因果関係その結果において、真に

    人間の名に値する責任を負い、多元的に生命永続することと、

    自然法則に調和して、行為を次世代に遺していくことができる。

     

    それにはどうしたらいいのか。

    感受を学問として、変化を恐れず真理を受け継ぎ、かつ変容し、

    深化させていくことを、「からだ」で愉しめばいいのだろう。

     

    だから「一生愉しめるぞ!」と、橋本敬三師は語っておられた。

     

    さて、様々な仮説を交えて「ひびき」を滔々と連ねました。

    みなさま、一週間のお付き合い、ありがとうございます。

     

    明日からは、響き渡る馥郁の余韻、香さんの登場です!

  • 響きあう感受性と歪みの調整⑥

    血液中には赤血球が含まれて、赤血球には、鉄分が必須となっている。

     

    たった一人のヒトの毛細血管、すべてを繋げば地球を二周半できる。

     

    その中を真っ直ぐではなく、蛇行する水の流れと同様に、血管中で鉄分

    を含んだがゆえに、磁力と関わりながら螺旋状に流れ続けている。

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    では、地球の磁力はどちらに回っているのだろう。

     

    太陽の周りを公転している地球は、自転もしている。

    地球の地軸では、北極星を向いた軸方向の西から東へと回転している。

     

    その地球の周りを月が回っている(=公転)。

    月も自転し、表面と裏面を変えていても、公転と自転速度が同じなので

    いつも同じ側を見せている。

     

    天然自然の法則とは、ひずみの調整なのではないだろうか。

    では、どうして調整しなければならないのだろう。

     

    もし、自転が速すぎるなら戻す方向に力(=エネルギー)が加わり、

    自転が遅すぎるなら、速くなる方向に力が加わってしまう。

     

    それは、遥か彼方の宇宙論で終わるはずもなく、「からだ」に相関する。

     

    操体の学問では、「からだ」を通じてこれらの疑問に答えていけるのだ。

     

  • 粒子と波を加えて重力を液体で観る⑤

    ヒトの呼吸は、一分間に約18回。

    大自然の生むヒビキが如き、海岸に寄せている波のリズムとほぼ同じ。

     

    心拍(ビート&リズム)は、4:1で呼吸と同じ。

    これもまた、自然界にある比率。

     

    「音」の伝播速度は、水中において空気中の”4倍”速くなり「水」が

    「海水」になると、より一層その正確性は増す。

     

    ・・・ということは、地球の代謝と人の代謝も、共鳴しヒビキあえる。

     

    ヒトの胎児(生まれたばかりの時)は、ほぼ液体(約80%)であり、

    体内にある各器官は自然界で創りだされる形にそっくりである。

     

    ヒトの毛細血管と、木の枝幹は水の流れと同じ、”下から上”への要領で

    伸びていき発達していく様は、それを包み込む皮膚の流れに刻まれる。

     

    それもまた、空間を通じて大気(熱気と冷気)の関わり生み出すヒビキ

    つまり、風紋や雲の多元的な模様に似ているのである。

     

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    「拍=BEAT」は、「時間」の流れにおける”二点間の間”の長さ。

    「拍」を規則正しく強弱をつけて刻み流していると、「拍子」を生む。

     

    「水」の”祖系運動”は、”蛇行”であり直線ではないのだから、

    蛇行していない水の流れは、自然のヒビキと共鳴できていないのだ。

     

    現象化とは何か。

    此の世に存在するすべての個体は、一度は必ず、液体を経過している。

    固体化するものはすべて、プロセスとしてヒビキを感受しているのだ。

     

     

     

     

     

     

     

  • 太陽光と同じビートを刻む④

    あの太陽光も含めて波形であり、粒子のビートを刻んでいるのですね。

     

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    植物は太陽の光エネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素と水から、

    酸素と糖類を作りだす作用を持っています。

     

    アデノシン三リン酸(=ATP)の活動エネルギーを生み出すヒトも、電

    子伝達系という回路で、一個の陽子&一個の電子で成り立った、安定し

    た分子構造の「水素」を、栄養素から引き離し、ミトコンドリアの膜に

    ある内側と外側に電位差を常に生みだしていかなければ、生命活動は成

    り立たないのです。

     

    実は、この水素分子を引き離す仕事を「太陽光」が関与しているのです。

     

    つまり、太陽光を浴びることでミトコンドリアはヒビキを得て活性化し、

    生命活動に必要なエネルギーを生み出しているのですよね。

     

    さて、この天然自然の働きに関わっている、・・・ヒビキ合い(=愛)。

    ワタシ自身は、操体の学問でも大いに体感し、味わっているような、

    相関性によって波形を生み出しているのではないか、と想うのです。

  • 死者と他者の主義③

    あるドイツの哲学者は語っている。

    「汝の行為のもたらす因果的結果が、

     地球上で真に人間の名に値する生命が永続することと、

     折り合うように行為せよ」

     

    私、親、子という識別を必要としているのは左脳的解釈であり、

    生物学的に言えば、子も孫も「己」であり、それら全ての「己」

    としての利益が大きくなるような、利己主義を創造してみたい。

     

    負の遺産を次世代に遺し、好きなものを選び、自分だけ満足し、

    お得とか、好き嫌いだけで識別して自己責任を負わないような、

    高齢者が増えてしまうなど、今考えてみても末恐ろしい。

     

    あなたの体の設計に、ミスはない (SNB49)

    あなたの体の設計に、ミスはない (SNB49)

     

     

     あなたの体の設計に、ミスはない (SNB49)

    好きなことをやって生きる自己実現、大いに結構・・ではない。

    ヒビキを得ても、自分家族のみ、好きなモノだけ食い散らかし、

    挙句の果てに中毒を起こして、吐いたり下したりしている。

     

    今の利己主義では、自分のみ長生きを享受して次世代に厳しい。

     

    永続すること。

    これこそ次世代に遺す、生物の価値なのではないだろうか。

     

    広い利己主義。

    現存する結果が全てでなく、プロセスの一部であるという価値。

    一事が万事、何事にもつながっているヒビキ。

     

    所有のみでは納まらない、他者との関わりも良好であり、死者と

    なっても継承される、これこそ生命の本質なのではないだろうか。