カテゴリー: 岡村郁生(おかむらいくお)

  • 快の根源①

    今週は静岡駿河区出身、茅ヶ崎市在住の岡村がブログ担当となります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

     

    テーマは「憶の快」となりますが、そもそも「憶の快」という言葉自体、

    全く一般的な捉え方ではありませんよね。

     

    ですから、この漢字の意味を捉えやすくするため、まずは「憶」の意味、

    そして「憶」を用いる熟語を並べてみましょう。

     

    一、いろいろなことを思いやること。(使用例:「臆念、回憶、追憶」)

    二、心にとどめて忘れないこと。(使用例「記憶」)

    三、おしはかること。(使用例「憶説、憶測」)

     

    改めて調べると面白いけれど、これ「憶の快」のイメージになりません。

    なにか、熟語の意味が仮説的、自己完結というかんじであり、

    「憶」の意味が現象的な否定に偏っている気がします。

     

    ことわざではどうでしょう。チョット調べてみましょう。

     

     「経験は知恵の父、記憶の母」・・・これは、なかなかイイ感じです。

    この意味は、「人間の知恵は、経験とその記憶によって成り立っている」

    ということになります。

     

    そこで、経験が知恵とか記憶にあるとした場合、オススメの書籍がこちら↓

     

    世の中ががらりと変わって見える物理の本

    世の中ががらりと変わって見える物理の本

     

    モノゴトのとらえ方を自由にするには、最高の経験とは読書が有効ですよね!

     

     「自由であるということは、なにも私たちの行動が自然の法則に左右されない

     と言うことではなく、私たちの脳の中で作用する自然の法則に従っていると

     言うことなのです」(上記書籍のp108より引用。面白いですよ~!)

     

     

    そして更に、経験と記憶の根源とは何か?興味は尽きません。

    根源の快があるならば、一体どういうことなのかが問題になるわけでして、

    明日からも真面目に「憶の快」について考察しますネ!

     

     

     

     

     

     

  • 元素転換と鶏の殻⑦

    鶏が卵を産む。

     

    生んだその卵の殻にはカルシウムが11グラム存在しているとする。

    しかし、その鶏の啄んだエサにはカルシウムが1グラム程度しか配合

    されていないこのパラドックスを、現代の栄養学、生理学だけでは説

    明できないのである。

     

    しかし安保徹博士は、生体内でカリウム40がカルシウムに転換してい

    る事を医学界も認めていると語っていた。

     

    このことは、渡り鳥がほとんど食べないまま、地球を半周するほど飛

    び続けることができるのは、生体内エネルギーには三つの方法があり、

    その三つ目を生かしているからだよ、と語られていた。

     

    それは、①酸化系

        ②解糖系

        ③核エネルギー系

    この三つ目によって、体内で元素転換を行えるからということになる。

     

    このことはフランスの生化学者、ルイ・ケルブラン氏の「生体による

    原子転換」という説で立証されており、鶏の殻も不思議ではあるが、

    これにより証明されていることになる。

    (注:「原子転換というヒント」、三五館~久司道夫著~)

     

    人間の「食」において、橋本敬三師も葉緑素の重要性を著書で説いた。

     

    これも角度を変えてみれば、何故緑の植物を食べて赤の血が動物に生

    じるのか、つまり葉緑素がヘモグロビン(=血色素)に転換することは、

    千島博士の語った腸絨毛組織の腸管造血という生理機能ではないか?

     

    千島博士は「細胞内新生説」を唱えていたが、それを応援するかのよ

    うに「細胞内共生説」という、真核生物細胞の起源を説明する学説が

    マーギュリス氏により1967年に発表され、三木成夫博士も支持した。

     

     

    さて一週間「常識を疑う目」というテーマで書き連ねて参りましたが、

    私自身、実に不思議なことは、このようなことに興味を持つこと。

     

    自分自身で実際に臨床で感じることを元に、調べ考え、また師と語り、

    さらなる疑問を生じて興味が尽きないことにあります。

     

    東京操体フォーラムは、まさに三浦理事長の語る「常識を疑う目」を

    養うこと、天然自然のコトワリを伝えて頂き、実践するなのです。

     

    ・・・ということで、一週間有難うございました。

    11月23日開催「2018秋季東京操体フォーラム」でお待ちしております。

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

    参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

    お申込フォーム 

     

    明日からは、香実行委員の登場ですよ!お愉しみに~!!

     

     

  • 母なる海水の奇跡?⑥

    1897年、フランスの生物学者ルネ・カントン氏は、現代でも考え

    られないほどの奇妙で常識を外れた実験をしている。

     

    その大胆な実験とは、氏の飼っていた愛犬の血液(注:約0.9%塩分)

    と、海水(注:約3%塩分)の10分の一である約0.29%に海水を薄めた

    ものを取り替えてしまったのである。

     

    これは常識的に考えれば、血球成分もなく、溶血を招きかねない事

    で、輸血や輸液と全く異なる危険な実験であった。

     

    さて、この愛犬の運命や如何に?

     

    カントンの犬はその後グッタリしてしまったが、やがて元気を取り

    戻して、実験前よりも元気になって飛びまわったというのである。

     

    常識的には考えにくい事に思えるかもしれないが、千島学説的考察

    を加えて見るなら、愛犬の体細胞自体が血球細胞に戻ったことで補

    充されたとすることで、不思議ではあるが有り得ることになる。

     

    しかし当時、カントンの実験自体黙殺されたのは当然であろう。

    本来の目的とは異なっていて、ある意味皮肉的ではあるが、ルネ・

    カントンの功績は「タラソテラピー」の海水療法として細々ではあ

    るが愛好者は残っている。

     

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

    参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

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  • Dr.プラークという扱い⑤

    千島学説には橋本敬三師のような支持者もいる。

     

    後継者、支援者でもある森下博士が現在もその考察を続けており、血

    液中に蠢くように認められるものを先輩指導者に尋ねるたび、「それ

    はゴミ(プラーク)だ」と、失笑され続けていたと森下博士は語る。

     

    ガストン・ネサン氏はそれを「ソマチッド」と名づけてしまった。

    私にはそれが良いのか悪いか判別できないが、少なくとも現在におい

    てソマチッド自体、いわゆるトンデモ説として一笑に付す方は多い。

     

     

    それとは別に、千島博士と交流のあった人物として、旧ソ連の女性学

    者レペンシス・スカヤ氏は、鶏の卵黄球から赤血球が生まれる現象を

    観察して論文を発表している。

     

    その論文の要点は、細胞間の無構造な物質から細胞が新生されるとい

    うことであった。

    そして勿論、ウイルヒョウの説を支持する学派は、即否定した。

     

    これを支持して意見交換を深めていたのが千島喜久夫博士であり、こ

    の説を更に考察したうえで、「赤血球を新生させた卵黄球は、赤血球

    の分化や退化によってできたものである」・・と主張されている。

     

    当然のようにこれも批判を浴びてしまうが、当時「生物科学誌」に、

     

    「細胞が分裂以外の方法で新生するという新事実を、中世期前だと言

    われることこそが、オーソドックスを無批判に信仰する中世的態度、

    ダーウィン以前の思想だと私は言いたい」

     

    「細胞が分裂でなく移動もしないで、その場所に新たに出現する以上

    研究者は、その厳たる事実の前に素直でありたいものです。

    事実こそ最高の権威をもって審判を下すでしょう」・・・と。

     

     

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

    参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

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  • 生気学と機械学(メカニクス)④

    三木成夫博士は、九州帝国大学工学部で飛行機の設計を学び、それを

    「形態学」の模式図に表し、動物のからだは機械学(=メカニクス)

    と、”推進力”からなる「生体力学エネルギー」で生かされてきた。

     

    この推進力を得るため、連綿と繋がっている生命の意志は、”共生”と

    いう進化を選択している。

     

    最も有名で、その最たるものは言わずもがなの「ミトコンドリア」で

    あるが、三木成夫博士によれば「ミトコンドリアも、葉緑体も、中心

    小体もみな等しく、細胞内に棲み着いたバクテリアなのだ」というこ

    とになるのである。

     

    言い換えてみると、人間の細胞内にあるミトコンドリアも約20億年前

    に、大型細胞のなかに”感染”した”リケッチァ”に似たバクテリアであり

    長く寄生するうちに、やがて共生したものだということなのだ。

     

    これは、ラマルク氏の論じていた「要不要の法則」にも適っている。

     

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

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  • 細胞可逆・新生説③

    千島学説とは、千島喜久夫博士の論じていた三つの学説である。

     

    詳しいことはうウェブ検索して頂くとして、ips細胞を簡単に言ってしまえ

    ば、概に皮膚などに分化した自分自身の体細胞を遺伝子レベルでリセット

    して、万能細胞に戻し再生医療に用いていくこと・・なのである。

     

    そして「千島学説」とは、①腸管造血説

                ②細胞可逆説

                ③細胞新生説

    この三本柱を論じていたのだが、当時医学界からは冷笑の元とされ、黙殺

    されており、そもそも千島学説を肯定する査読付き論文は皆無(Wikipedia参照)

    であり、わざわざ実験するものでも無い・・という見解が一般的らしい・・。

     

    しかし、1970年には「細胞寄生説」が真実として認定されているのだから、

    もう少し千島博士のことを考えてもいいのではないか?

     

    「細胞寄生説」に至っては解剖・発生学の立場から、三木成夫博士も認め

    ていることであり、これは「細胞感染症」との繋がりもあり、これにより

    生命活動のエネルギーは営まれていることを証明出来るのではないか。

     

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

    参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

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  • 生気論と機械論②

    ルドルフ・ウイルヒョウ氏(1821~1902)は、当時ドイツ生

    物学や医学、さらに政界でも絶大な権力を発揮して、ベル

    リン大学学長となり、「全ての細胞は細胞のみから生まれ

    る」と、科学的な立場を強く提唱していました。

     

    当時の学会において、ヒポクラテスやガレノス「生気論」

    つまり、物理化学を超えた力が存在する訴えていた論を否

    定した上で、機械論を支持したのです。

     

    そして、「生命現象は純粋に物理化学的法則に従う、目に

    見えない生気とか、神秘的な”自然治癒力”は存在しない」

    と、現代の主流となる保健医療医学体系を築いたのです。

     

    しかし、東洋医学は目に見えなくとも存在するエネルギー

    を無視することはせず、その目に見えていないからこそ大

    切な働きをしているのだという、”うごき”と、”はたらき”、

    いわゆる「気」や「経穴」「経絡現象」を支持しています。

     

    これらと「生気論」の動植物など生命の営みには物理化学

    的手法では(※当時は現代より貧弱だった)、解明できない

    ”非物質的”な力(=エネルギーが働いていると考えていた事。

     

    これらは、現象化されているものではなく潜象的な全て、

    つまり、空間に満ちているもの全てを含んでいるのです。

     

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
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    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

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  • 常識と過去の権威①

    茅ヶ崎在住、静岡市駿河区出身の岡村郁生です。

    テーマ「常識を疑う目」にて一週間お付き合い頂きますので、どうぞ

    宜しくお願いいたします。

     

    さて、今回のテーマで注目してみたいのは、橋本敬三師が著書でも触

    れている、現代医学の捉え方の基礎を築いたルドルフ・ウイルヒョウ

    の見解に関する疑問、そして、骨髄ですべての血液が一生作られてい

    る事に関する疑問です。

     

    この「すべての細胞は細胞のみから生まれる」と捉えたウイルヒョウ

    は、細胞から様々な病因を捉えていけばよい、と細胞~組織の病理学

    体系を現代に至るまで医学の根底を支えてきました。

     

    骨髄造血に関しては、赤色骨髄がほとんどの幼少期は勿論、黄色骨髄

    に変化する老年期に至るまで、造血は完成され続けるということです。

     

    しかし、当時の温古堂修業時代に三浦理事長が、橋本敬三師から手渡

    された千島博士の「千島学説」では腸管絨毛の働きを無視できない事

    、その理由を記されていたのです。

     

    世の中、これこそ常識とされてきたものが多い中、非常識を問いかけ

    る学説、非常識と”けんもほろろ”にされたものに、実は磨けば輝く宝

    たんまりとあるのですヨ。

     

    ・・・ということで、今週一週間よろしくお願いいたします。

     

     

    2018年秋季フォーラム 

    日時:2018年11月23日(金)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時00分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室 
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

    参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

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  • 可能性⑦~生命なんだもの、守るより見守ろう~

    「からだ」との信頼関係。

    生命活動を自分だけのモノとせず、縦と繋げ横を結ぶ。

     

    『長生きしたい』ということも、生命活動ならば大事なのは、

    「からだ」との信頼関係となっている。

     

    今日の可能性を明日に繋げていく第一歩は、今のあなた。

    信頼関係は一朝一夕には生まれないのだから。

     

    どのような情報であっても、一人正しいと思っているだけでは

    伝わってはいかない、思うことを伝導できる方法を学ぶこと。

     

    伝えるためには、自分自身で行動に移し、繰り返し伝える必要

    もあるし、「からだ」の立場を尊重して原始感覚で照らすこと。

     

    そして生命の法則による長生きは、ヒトと競い合う長さでなく、

    この世の中は実に美しく、味わい深いものだと愉しむ、自由、

    操体の臨床も、生命感覚の意志による感応を糧に深化し続ける。

     

    さて、一週間のお付き合い、どうも有難うございました。

    明日からは、操体の羽を自由に扱う、香さんの登場です!

     

    ※今日の一言:お互いに自由を妨げずお互いに拡張すること。

           ”間”をはかってこそ、自由の法則なのである。

     

  • 可能性⑥~環境を育む種を植え肥料を与えよ~

    木を植えること。

    環境によって育つ場合と枯れてしまう場合がある。

     

    動物が住んでいれば、動物のエサになってしまうこともあり、

    土壌が肥沃であるかどうか、降雨量が多すぎ少なすぎないか、

    空気の密度に関わる高度の問題、塩害は受けることがないか。

     

    よく考えてみると、そこに大きく育っている樹木は愛おしい。

     

    傾斜地においては土砂崩れを防いでくれるし、その林・森で、

    川の水質も断然よくなってくる。

     

    川は海に注ぎ込み、様々な恩恵を受けるのも、生命の循環。

     

    「からだ」を観て、感じて、意識し、動きを受けるのも一緒。

     

    生命現象そのものを、マクロ視点から学び取って意志を継ぐ、

    からだは、生命を皮膚で覆っていても、空間を通し交流する。

     

    それは、自ら動いていない樹木を観ていてもわかる。

    生命の法則、操体の根幹に通じているものだと常々感じる。

     

    ヒトも寝ている”間”は植物のようなものだから・・・わかる。

     

     

    ※今日の一言:もし全てのウェブサイトをダウンロードできて

           そのリンク先を記録しておけたらどうだろう。

           突然その考えは夜中の夢の途中で浮かんだのさ。

                 =ラリー・ペイジ(Google創業者)=