カテゴリー: 寺本 雅一(てらもと まさかず)

  • 操体は・・・5

    操体は、あなたにしかできないことがあることを伝え、

    それを、あなたがするまでの過程をサポートしています。

     

    呼吸をすること、

    食べることや飲むこと、

    からだをうごかすことや、

    どんなことを想って生きているかも、

    誰かに代わって営んでもらう事は、原則的にはできないことです。

    からだに感覚を「ききわける」こともそうですね。

     

    これらの「あなたにしかできないこと」を、

    包まれている環境のなかで、

    自然法則に適った営みとしてどのように行って生きていくか。

     

    からだという細胞の集合体も、この自然法則というものが見事に貫通しています。

    ですから、操体はこの目に見えない天然自然の法則に意識を向けて、

    その法則に適う生き方を検証し続けている学問です。

     

    とても重要なのは、その法則を知ったとしても、

    それを行うか、背くかは他の誰でもない、

    本人自身に委ねられ続けていることです。

     

    背反すればしただけの結果が味わえる。

    それもまた、自然法則の現れかもしれません。

    押しつけでもなく、冷ややかでもなく、

    ありのままの自己責任を認識しているのも、操体らしい一面です。

  • 操体は・・・4

    操体は「変化」を大事にしています。

     

    からだのうごきを通して、

    また感覚を通して、

    からだから受け取れる変化というものに意識を向けていただきます。

     

    変化には、はっきりとわかりやすい、

    ダイナミックなものもあれば、

    ほんの微かな変化、また、なんとなく変わったような気がする

    といったぼんやりとしたものなど、その質感は様々です。

     

    この微細な変化をからだから受け取ることを経験し、

    学習することから、何気ない普段の生活のなかでも

    「あ・・・」と変化に対するアンテナが働くようになる。

     

    自分自身でからだから変化をキャッチできるようになれば

    またからだに対する印象も変わってくるはずです。

    新しいからだとのお付き合いが始まって、

    あなたにしかできないこともみえてくるはずです。

  • 操体は・・・3

    操体は感覚を大事にしています。

     

    「からだ」という存在と出会うと、

    からだからのメッセージの存在に気がつきます。

     

    今まで気がつかなかっただけで、からだはいつも何かを語りかけています。

    そのからだの語る言葉のようなものが、

    感覚なのではないかと思います。

     

    そこで、「きもちよさ」という

    からだの治せる治癒力に直結する「快適感覚」に

    出会う方もいると思います。

     

    感覚の世界は未開の地です。

    言葉にならない、何とも言えない感じにも遭遇するはずです。

     

    最初はただただ味わい、その感覚に委ねてみていただくだけでも十分です。

    ゆっくり、時間をかけて、その名前のない感覚に焦点をあて、

    自分なりの言葉で表現してみてください。

     

    そして、その感覚がうごき、変化する様子も味わってみてください。

    そのプロセスを通じて、からだが悦んでいる感じなど、また新たな気づきを受け取っているはずです。

  • 操体は・・・2

    操体は「からだ」を大切にしています。

     

    臨床を通して、今まで意識の向けられてこなかった

    「からだ」という存在に出会っていただきます。

     

    体調を崩されている方の多くは、

    身体のある一部分にだけ意識が集中していたり、

    「ここが悪いんですよ・・・」というように、

    自身の抱える身体の不調を良くないモノと捉えがちです。

    身体が悪さをしている根源のように考えてしまっていることも多いです。

     

    操体は真逆の発想でからだと向き合っています。

    「からだ」というイノチある存在と全面的に仲良くして、

    からだの治せる治癒力を絶対的に信頼しています。

    故に、「からだの要求」というものをとても大事にしています。

     

    そんな操者とからだとのやりとりを、傍で眺めながら、

    いままで見えて来なかったからだの表情など

    一番身近に感じていただけるのではないかと思います。

     

  • 操体は・・・1

    おはようございます。

    瀧澤さん、一週間のメッセージありがとうございました。

     

    本日から寺本の担当です。

    ブログのテーマは引き続き「私があなたに操体を説明したら」になります。

    よろしくお願い致します。

     

    操体って本当に非常識なことだらけ。

    「臨床」と呼ばれる操体独自の施術空間を通して、

    これを体験した人は様々なものと出会うことになるでしょう。

     

    その多くは「いままで意識の向いていなかったこと」です。

    そういったことに意識を向けることだけでも、

    からだは、そして人間は、変化してしまう事があります。

    まさに操体は「出会い」の場であると考えています。

     

  • こんな私も操体に出会った 7

    (私の操体歴)

     

    随分ほのかな記憶の話になるけれど、

    こどもの頃から家族の肩を揉んだり、足の裏を踏んだり、

    そんなことをして「あ~きもちいい」と言われることが

    なんとなく好きだった。

     

    まさか自分がからだのことを学ぶことになるとは。

    夢にも思わなかったけれども、

    でもそれもいいんじゃないか。

    だって、こどもの頃から、関心はあったじゃない、

    ともある時、素直に思えた。

     

    最近になって、たまたま幼いこどもに肩や足をもんでもらう

    機会があったが、びっくりしてしまった。

    誰かに教えてもらったわけではないはずなのに、

    「身体」や「体」ではなく、「からだ」に触れられている。

     

    決して、強い刺激ではないけれど、でも十分伝わってくる何かを感じる。

    その大切な何かを知っている手に触れられると、とてもきもちがいい。

    ある意味において、超一流の手がそこにあった。

     

    遡ること数十年前、

    同じ様に、自分も何気なく触れていた「からだ」という存在のことを、

    今度は、何周も巡りながら操体という器のなかで学び直しているのだ。

     

     

    知っていたはずなのに、忘れてしまった

    生命についての無意識のことは、からだのことだけではないようだ。

     

    そういう人間にとって大事なことについて、

    操体を通して出会いなおしているような気がする。

    そして、今生きているこの世界に引っぱり出して、

    少しずつでも生かしていけるようにすることが、

    時間はかかりそうだが、とても面白い。

     

    こうして操体と出会った、ある種、畑違いの自分は

    自分なりに、自分のすることをしていこう。

    同じように、それぞれの出会いのなかで、

    操体を学んでいる同志とともに、

    じっくり手入れを続けていこう。

     

    操体との出会いは人それぞれ。

    ソウタイとの出会い、

    ドコカに転がっていますか?

     

    一周間のお付き合いありがとうございました。

    今度は明日から、友松実行委員の登場です。

    どうぞ、おたのしみに。

     

    今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

    ※「操体マンダラ」とは?

    三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

    東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、

    存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。

    昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

    足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、

    今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。

    開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

    ★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

    https://www.sotai-miura.com/?p=1314

  • こんな私も操体に出会った 6

    (私の操体歴 つづき)

    それまで、「何かを真剣に学ぶ」ということに、

    とても興味があったが、正直言ってどれもこれも中途半端になっていた。

     

    自分のアンテナにひっかかった色々なことに興味を持てる好奇心はある。

    古民具、音楽、農業、芸術、古典芸能、学問、人間。

    様々なことに首を突っ込んではみたものの、

    拡がる好奇心はそのままどこかへ拡散してしまっていた。

    ひとつひとつのことが結び付く軸がなかった。

     

    操体法東京研究会の定例講習で座学に参加する中で、

    「あ、いま自分は軸を作っている最中なんだ」

    と感じ取る事が出来た。

    当時はしばらくの間「実技」講習にほとんど入ることはなかったが、

    そのことに全く焦りはなかった。

     

    寧ろ、これから実技を行うための準備をいましているということが

    なんとなく感じられたからだ。

    分からないけれど、わかる。

    時間をかける必要のあるところに、十分に時間をかける。

     

    ゆったりと着実に何かが吸収される中で

    いつしか、自分の中で「体」や「身体」だと思っていた存在が、

    「からだ」という生命観を伴う存在として脈打ち始めていた。

     

    今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

    ※「操体マンダラ」とは?

    三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

    東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、

    存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。

    昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

    足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、

    今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。

    開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

    ★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

    https://www.sotai-miura.com/?p=1314

  • こんな私も操体に出会った 5

    (私の操体歴 つづき)

     

    1本の電話のやりとりを境に、

    自分がいつかは向き合わなければいけないと感じていたことに

    ハッと気づかされ、

    腹をくくる気持ちで、次回開校予定だった操体法東京研究会

    第77回定例講習に参加することを決めた。

     

    「指導者養成コース」という講習の名前も、

    治療家や臨床家になりたかったわけではない自分にとっては

    なんだかしっくり来て、期待のできるものだった。

     

    操体」または「操体法」というものの中身を知って、

    それ自体に興味をもって臨んだわけでは全くなかったので、

    事前に本を読んだり、ネットで調べてみたりというようなことはほとんどしなかった。

     

    それが、自分にとっては良かったと思う。

    結果、講習の場で初めて「操体」というものと出会うことができた。

    その当時、最初のうちは「座学」メインで講習がすすめられたが、

    その中身は予想や期待を遥かに超えて、

    しかし、同時に初めてきくようなことなのに、とてもしっくりくるものだった。

     

    ボディーワークや手技療法に類するもののようにぼんやり感じていた操体法が、

    完全に「哲学」に裏打ちされている世界観であることにシビれもした。

     

    そして、その自然法則に裏打ちされた哲学を体系化した、

    操体法創始者であり、師匠の師匠でもある橋本敬三先生にも出会えた気がした。

    講習の場に、創始者の意志が息づいているのを、感じる事ができた。 

     

    今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

    ※「操体マンダラ」とは?

    三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

    東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、

    存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。

    昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

    足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、

    今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。

    開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

    ★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

    https://www.sotai-miura.com/?p=1314

  • こんな私も操体に出会った 4

    (私の操体歴 つづき)

     

    『はい。』

    何度かのコール音の後、低く静かな声がきこえてきた。

    その瞬間、HPでみた凄みのある写真の人物と、いま電話口の前で声を発した人物は

    恐らく同一人物であろうと合点した。

     

    その声に圧倒されつつ、しどろもどろになりながらも、

    巻上公一さんから紹介いただいて連絡していること。

    身体のことに関心を持っていて、

    講習及び個人レッスンに興味があること、

    などをその相手に伝えた。

     

    『あぁ・・・、』

    と、何かを察したのか、少し優しい応対でその人物は話をきいてくれた。

    そして、こちらが一通り話し終わると、しばしの間を含みながら

    恐らく電話口で少し微笑みを交えながら、こう言った。

     

    『まぁ・・・・・、腹をくくってください』

     

    その瞬間、今の自分の状況を踏まえて、

    たった一言に集約されたように感じずにはいられなかった。

     

    というよりも、それまで20数年間生きてきて、

    自分自身に足りていなかったもの。

    必要なはずなのに、目をそらし続けてきたもの。

    そういったもののすべてにスポットを当てられて、

     

    『さぁ、どうする?』

    と問われているような気持ちがした。

     

    その短いやり取りの中で、

    電話をする前に抱えていた大小さまざまな迷いの思念は、

    ほとんど吹き払われていたように想う。

    要は、自分自身の問題だったのだ。

      

    今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

    ※「操体マンダラ」とは?

    三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

    東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、

    存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。

    昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

    足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、

    今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。

    開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

    ★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

    https://www.sotai-miura.com/?p=1314

  • こんな私も操体に出会った 3

    (私の操体歴 つづき)

    >私事ですが何か自分の身体のためになるようなことを始めたいと思っていて、前に巻上さんがちらっとお話されていた操体法にいますごく興味を持っています。
    >そこで東京に良い講師の方などいたらぜひ紹介していただきたいのですが。

     

    巻上さんからの返事は早かった。

    そこで紹介していただいたのが操体法東京研究会の定例講習であり、

    師匠だった。

    www.sotai-miura.com

    巻上さんの言葉はやはり、芯が通っている様に感じ、

    どこまでもまっすぐ、ありのままの情報を教えていただいているような気がした。

     

    お知らせいただいたリンク先をクリックして、

    まず師匠の写真に圧倒された。

    その当時、骨董に囲まれている師匠の写真なども掲載されていて

    昔からそういうものを好いていたこともあり、自分の中の色々なアンテナが反応した。

    そして、定例講習の受講料に打ち砕かれもした。

    と同時に、「ちょっと高いけど 価値が違います」

    という巻上さんの一言の意味が、何となくではあるが、わかるような気もした。

     

    正直、この時自分は「操体(法)」そのものについて深く下調べはしていなかった。

    ただ、信頼する巻上さんの紹介してくれたところだったら大丈夫だろうという確信と、

    HPから感じる、自分の知らない何かとんでもなく面白そうなことが学べそうな場である予感だけで、判断していた。

    とりあえず電話をしてみよう、

    と、一抹の不安を抱えながらも、

    えいやっ、と師匠の連絡先に電話してみるのだった。

     

    今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

    ※「操体マンダラ」とは?

    三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

    東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、

    存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。

    昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

    足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、

    今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。

    開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

    ★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

    https://www.sotai-miura.com/?p=1314