カテゴリー: 寄稿

  • 母のこと

    私の母は66歳です。63歳の時に友達に紹介されてからダンスを始め、去年は1級をとり、今は更に上を目指し張り切っています。
    オペラ歌手の先生に歌を習い、プールにヨガ、毎日1時間のウォーキングと体を動かしています。未熟児で生まれ40歳まで生きれらないかも、と言われたとは思えないくらいです。そんな母ですが、朝起きた時と寝る前に操体をし、体がとても気持ちよく、筋肉痛知らずになったと喜んでいます。これをするのとしないのとでは大違いで、ダンス等体を激しく動かした次の朝でも体が軽く動かしやすいとのことです。言われたことを素直に、そしてすぐするところがいいみたいです。
    ヤジウマ根性ピカイチです。

    それにしても社交ダンスって素敵ですね。

    テレビでも芸能人が踊っているのをたまに見ていましたがダンスの発表会を近くで見た時にはこんな世界があるなんて!と驚きました。特に発表の合間にあるダンスパーティの時間には圧倒されました。わらわらと客席から人が集まります。人・人・人。フロア一杯に人です。ぶつかりそうでぎりぎりながら、何とか避けくるくると組んで踊るのです。その時の女性達の可愛らしいこと。
    女性達は母より若い方から、もっと上の方もいらっしゃるのですが、皆生き生きとしています。そして少女のように可愛らしく、初々しいのです。その姿にこちらまで嬉しくなってきたのを覚えています。

    中廣かおり

  • 歯について

    毎日磨かなくてはいけなくて、結構面倒ですよね。

    もう何年も前になりますが、東京医科歯科大学助教授でいらした志村則夫先生の講演を聞く機会がありました。
    (今年3月に退官されたそうです。)その時のメモ書きがありましたので、書かせてもらいます。

    ただ磨いていればいい、というのは何かに縛られている感じです。それはつらくなってきてしまいます。
    義務でするよりも、感謝の気持ちでする方が健康的です。あまりとらわれず、自分らしく生きることが、骨、筋肉、その他体を丈夫にします。そして虫歯にならないためには大事なこと。

    それは「笑い」です。

    歯磨きはもちろん大事です。癌等の病気でも笑いは良いと言われていますが、虫歯にも
    有効のようです。

    最近笑っていますか?

    ということで、笑い用に一冊絵本を紹介します。あまりに気に入り、今年のカレンダーはこれにしました。

    にせニセことわざずかん   作/荒井良二

    中廣かおり

  • 口って大事!

    操体」という字には、口が3つも使われているのです。
    そして操体の考えの食・息・動・想・環が上手く表されています。

    食べ物を食べる口。
    呼吸をする口。
    想いを話す口。
    木というそれぞれの環境にある体。
    それらを手で操る。

    ちょっとこじつけかもしれませんが、考えてみるとなかなか面白いです。

    口というのはとても大事なところです。
    生きるために必要な呼吸や栄養をとるためにも欠かせませんし、自己主張や自己表現をすることや、コミュニケーションをとるにも大切です。

    そんな大事な口の中には歯があり、歯の役割として「噛む」ことがあります。食べ物を噛むことで、脳への刺激も高まり、唾液がたくさん出て、消化がしやすくなります。人の体は本当に良く出来ているものです。

    死ぬまで自分の体を使っていくのですから、自分の体をいたわり、歯もどうぞ大事にして下さいね。

    中廣かおり

  • きっかけは母乳かも?

    一人目の出産では母乳がすぐ出ませんでした。
    結果的にはそれでお産のことや、体のことを考えていき、操体を学ぶことへと繋がっていったように思います。
    何が幸いするかわかりません。

    今となればそれで良かったと思えますが、当時はすごくショックでした。母乳が出ると思っていたのに、自分だけ出ない。自分だけ出ない状況というのは結構きついものがあります。一緒に入院している人はほとんど出ていて、自分の母も苦労なく出ていましたので、母乳に関して何の疑いも心配もしていませんでした。まさに出産=ゴールの状態でした。現在の出産では命に関わることは少ないのですが、やはり命の誕生なので、ちゃんと生まれてくる
    かの心配ばかり。産後のことはあまり考えられませんでした。

    出ないなら別にミルクでもいいのでしょうが、出ないと尚更固執し頑張りすぎて傷を作った程です。それを見かねて病院が桶谷式母乳マッサージを紹介してくれました。そこのマッサージの気持ちのいいこと。こだわった甲斐がありました。病院でのマッサージは痛くしかも出ないのですが、桶谷式のでは痛みがなく、むしろ張りがとれて体が楽になり母乳も出ました。そのマッサージ後、子どもが目の色を変え、真剣に飲んだ姿が今でも脳裏に焼き付いています。ただ、桶谷式に依存してしまい、一人目はずーっと通うこととなり少し大変でした。

    二人目は母乳で苦労したくないと思い調べると、産後すぐに母乳をあげられること、又泣いたらすぐにあげられる環境がいいということでした。色々探しているうちにお産のスタイルもさまざまで、産む場所も病院ではなく他の選択肢、助産院や自宅があることを知りました。又一人目の妊娠時に母親学級で知り合った友人が、丁度同じ頃に二人目を妊娠し、自宅出産を選ぶということでした。

    自宅出産だなんて信じられない!!
    一人目の時にはとても考えられませんでした。でも徐々に自宅出産のことも考えるようになりました。母乳を産後すぐにあげられ、又いつでもあげられる状況、あお向けではない生むスタイル、出産時の上の子の預け先、子どもにも立ち会ってほしい、等色々な願望が出たのです。助産院等も数箇所見学し、話合いを重ね、最終的には自宅出産を選び、助産師さん2人に来てもらい、無事出産することが出来ました。そして一人目での母乳の苦労はどこへやら。何の苦労もなく、マッサージに通うことなく無事終わりました。お産に関しても、体の原始感覚に基づき自然な形で出来大満足です。

    中廣かおり

  • はじまして

    こんにちは、中廣かおりと申します。
    今日から一週間、おつきあいの程よろしくお願いします。

    山口県生まれ(2歳位まで)、新潟県育ち、東京在住です。夫と3人の娘(中2、小6、小3)の5人暮らしです。歯科衛生士をしています。操体に出会い、門をたたいてから7年がたちました。

    もともとはイトオテルミーという温熱療法の学校で勉強をしていましたが、器具を使わず手技だけで出来て、尚且つ痛みがないものも勉強したいと探し、操体に出会いました。痛くないどころか、気持ちの良さを感じることで体が元に戻ろうとしてくれるとは、なんて有難い話でしょう。痛がりの私にもぴったりです。

    こういう世界に興味を持ったのは、子どもを生んだことがとても大きいです。

    2人目、3人目は色々考え、自宅出産をしたのですが、そのことで、体に対しての意識がかなり変わりました。

    中学生の頃は生理通や頭痛があれば、何の疑いも持たずバファリンを愛用していましたが、子どもが出来あまり
    薬に頼らず自然療法的なことに興味を持ち始めました。そして操体へと出会ったのでした。

    長女が小さい頃、乳幼児家庭学級という10回位の講座に参加し、最後に皆で文集を作りました。そこに10年後の自分は何をしているかを書いたのですが、民間療法を勉強している、と書いていました。

    10年後はどうしているのでしょう。

    中廣かおり