投稿者: karib_sotai

  • 笑い

    今日は母と一緒に桜木町のにぎわい座に行ってきました。
    母が以前からずっと観たがっていた「ケーシー高峰会inにぎわい座」
    いやぁ・・・笑いました!医療漫談。親子で下ネタで大笑いです。
    今のお笑いも面白いですが、名人はやっぱりスゴいです。
    お腹をかかえつつ、なんでこんなに引き込まれるんだろうと、じっくり観察しましたが、笑いすぎてよくわかりませんでした。
    どんなに暴走しても名人になるほど安心して見ることができます。
    な〜んでか?(堺すすむ
    な〜んでか?
    もっとにぎわい座に通ってコツ秘儀を盗んできます!(決して芸人にはなりません)

    今回のブログはアフリカネタが続いたので、もう一つアフリカでのできごと。
    海外はアフリカとタイに行きましたが、どちらの国もみんなよく笑います。
    いや、日本でも私が知り合った外国の方はみんなものっすごく陽気ですね・・・。
    「クッサカイサーン!クレイジー!ホウゥッホウッホウッ!!!!!」とずーーーーっと転がりながら笑っている人もいましたから。
    その2カ国だけではないはずです。
    アフリカでのこと、
    暇だったので、なんとなく野良ヤギのモノマネを練習して、そこそこ上手に野良ヤギのモノマネができるようになりました。
    食事の時に披露すると、アフリカ人大爆笑です。
    それから一日中やらされました。
    そして、お世話になっている所の友達の家に連れていかれ、またやらされました。
    ずうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと同じことをしているのですが、何回でも笑ってます。
    調子に乗って、身近な人のモノマネをすると、これまたオオウケでダンスを習いに行ったはずなのに、
    ダンスそっちのけでモノマネばかりしていました。
    シロートの私でさえこうなんだから、日本のお笑いはきっと世界レベルです。
    でも、日常でこんなに笑うってそんなにないなぁ・・・とふと思いました。
    こういうどうでもいいことで笑っているのは理屈抜きで楽しいです。
    笑っているとずっと元気でいられるって言いますしね。
    ちなみにタイで大爆笑させたのは
    サイダーの泡をみて「サイダーしゅわしゅわ」と言っただけです。
    「しゅわしゅわ」という表現がタイではないらしく、面白かったようでした。
    こちらもつい悪ノリしてしまい、やっと笑いが収まる頃再び「しゅわしゅわ」を続け、
    逃げても追いかけてずっと「しゅわしゅわ」言って

    しまいには怒られました。

    草階文恵

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • みほんにならないからだの聞き分け

    2日前から風邪の症状が出始めてしまいました。
    原因は不摂生です。わかってます、ごめんなさい。
    風邪の初期症状がつづきますが、食欲などは普通。
    おとなしくしていればいいかな?とあまり出歩かずじっとしていました。
    しかし!昨日はカポエイラの練習の日です。
    ブログを読んで勘違いしている方がひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、

    私はカポエイラの達人でもなければ、福田理事の脚を折ったこともありませんっ!

    カポエイラは始めたばかりの初心者でございます。以前ほんのちょっと極真の黒帯だったというだけです。
    以前からよく尾ひれがついた噂が広がりやすいらしく、
    地方の大会で入賞した→全国大会2位(?)
    チカンに蹴りを入れた→暴力が得意で道を極めた人を半殺しにした(???)
    ・・・とこんな感じで面白く大きくなってしまいます。なぞです。
    本人はいたって普通な女の古(こ)です。

    さて風邪の話にもどって・・・
    風邪ならともかく、インフルエンザだったら周りに迷惑をかけると思い、調べてみました(風邪でもホントはダメですけどね)
    症状から、どうやら風邪だと判断!(シロート判断はイケマセン)
    練習の時間になって行く元気があれば行ってみよう!!!
    しかし!時間が経つにつれて、熱も上がり寒気がしてきました。タイムリミットはあと1時間・・・
    こりゃぜったい無理だ・・・と諦めて(ふてくされて)寝ることにしました。

    見事に爆睡・・・そして1時間経って・・・

    あら?からだはなんだか元気?熱は?38.2度・・・・・・・うーんどうしよう。
    そんなときはからだに聞いてみる!
    教えてっ!シミエール(アフリカ名)(カポエイラはブラジルです)
    (からださんの声)『動きたい動きたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

    よしっ!行こう!

    というわけで行ってしまいました。ぽっぽっとしてますが、妙にからだが軽い感じ。

    「熱あるんですけど来ちゃいました・・・へへっ」
    先生「あ、大丈夫!動けば治るから」
    「・・・・・・・・。」
    平相談役みたいな先生です。
    ごちゃごちゃ考えてた自分がアホらしくなりました。

    みっちり動いて汗かいて風邪は飛んでってしまいましたとさ。

    草階文恵

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • コトバ3

    人や食べ物、植物、モノにまで影響を与えてしまう言葉。
    意識なく垂れ流すのではもったいないです。
    不快な言葉はなるべく使いたくないものです。
    良い言葉を選んで使うことはもちろんなのですが、「表現」するということも大事だと思います。
    どうしたら相手が一番気持ちの良い状態でうけとめられるか?
    ただ棒読みで言葉をつなげるだけでは、どんなにキレイな良い言葉をつかっても通じにくいかもしれません。
    「キレイになる操体生活」(幻冬舎ルネッサンス)でも書きましたが、私の場合は、
    対1人の場合は、アタマではなく、腹に向かって話しかけます。
    大事な言葉はできるだけゆっくり、そして、濁らないように通すようにします。
    そうすると、アタマではなく、からだが応えてくれます。
    逆に大人数のときは、一人一人に神経を集中すると、こちらが疲れてしまうので、まず、会場を循環させるようにします。
    内容は二の次です(ダメじゃん)
    循環して温まったなぁ・・・と感じてから言葉をのせていくと、
    十分に満足のできるお教室、または講演になるのではないでしょうか。

    以前、空手道場で取材を受けたことがあります(私が!じゃないですよ、道場全体が!ですよ)
    その時にレポーターとしてクロベエさんがいらっしゃいました。
    クロベエさんhttp://www.geocities.jp/kuro1958/index.html
    本番が始まると、クロベエさんは人が変わったように、声が大きくハリが出て、1.5倍オーバーアクション!
    周囲は目を丸くしていました。
    正直・・・わざとらしく映らないかなぁ?と思っていましたが、実際の映像をみるとクロベエさんのアクションのほうが自然なんです。
    道場生の素人くさいことと言ったら・・・(素人なんだから仕方ないですよね)
    これも目的のある表現の一つです。
    普段からクロベエさんばりのリアクションでは疲れてしまいます。
    目的を意識して「表現」について考えてつかうと、その効果に驚かされます。

    みなさん、どんどん「表現」してくださいね。

    草階文恵

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • コトバ2

    私、外国語がからきしダメでして・・・(日本語も危うい)
    高校のときに「BILLY THE KID」を

    こやぎのビリー

    と訳し、先生をひきつけ起こすくらい笑わせ、その後授業妨害だと叱られました。
    先生曰く、こやぎのビリーと訳すほうが難しいとのことでした。

    そんな私の初海外旅行がなんとセネガル
    アフリカの西のはしっこ。
    パリダカールラリーのゴールで有名なとこです。

    カタコトの英語で何とか乗り切るぞ!と張り切っていたら・・・
    セネガルはもともとフランス領だそうで、
    フランス語、英語、地元のウォルフ後がステキに混ざり合った言葉で何ひとつ通じやしません。

    喋っても通じないのでついつい無口になってしまいます。
    すると、セネガルの青年が私に話しかけてきました。

    「黙ってたらいつまで経っても話せないよ、ボクのマネでいいから何でも喋って!」

    ↑たぶんこんなことを言ってました。

    ちなみに喋るということは「ワホワホ」といいます。

    青年の言うがまま、「ワホワホ」しました。

    ちなみにアフリカでは「ふ」の発音が難しいらしく、ずっと「シミエール」(フミエ)と呼ばれていました。

    野良猫「★◎▽・・・」
    野良ヤギ「□◆●※」
    おじいさん「○●●・・・」

    残念ながら10年前のことなのですっかり忘れてしまいました。

    会話というより、まねっこです。

    3週間の滞在でしたが、後半は隣の部屋でワルグチを言っているのが理解できたり、
    なんだか激しく言い合いしたり、空手を教えたり、しつこいモノ売りを一喝したり、
    簡単な買い物、料理の手伝いなどなど・・・
    できるようになりました。

    帰国後、アフリカでねーこんなことあったんだよーと話すと、

    「なんで言葉わからないのにそんなことできるの?」と皆に不思議がられました。

    私もなぞです。

    ただ言葉が「バンッ」とぶつかってくるので、それに対して「バンッ」と返す。
    ただ、これだけでした。
    「バンッ」「バンッ」という直球な感じが私に合っていたんでしょう。
    そういえば、セネガルの歌も覚えて歌っていたような気がします。

    海外は2カ国しか行ってませんが、それぞれの国である言葉だけなぜか覚えて帰ってきています。
    その言葉を知りたい方は春の東京操体フォーラムで!

    草階文恵

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • コトバ

    日下ヨガマスターからバトンを受け継ぎました草階文恵です。
    今日から一週間よろしくお願いします。

    「好きなら好きってちゃんと言ってっっっ!」

    ・・・・・・・・あ、いきなりすみません。
    言わなくても伝わる、今さら言うのもテレくさい、そんな・・・イタリア人じゃないんだから。
    と、できれば言わずに理解してもらいたいと思いがちです。
    あんまり喋りすぎるのもどうかと思いますが、言葉には波動、エネルギーがあります。
    黙って念じるよりパワーがあります。
    ですから、なるべく良い言葉をつかうように、悪い言葉は使わないようにするのは自然なことです。
    「難しい」という言葉をずうっと使いつづけると、どおってことないコトまで本当に難しいものになってしまいます。

    わが家のぬか床「床上手くん」2歳の誕生日を迎えました。
    「床上手くん」に野菜をお任せするとき、話しかけているんです。
    気持ちわるいなんて言わないでくださいね。

    「いつもありがとね」「おいしくなってね」

    すると・・・・・・・・

    あーら不思議、「床上手くん」がちゃーんと応えてくれるんです。
    お世辞込ですが、おいしいと評判です。

    念じるだけでは弱いんです。
    「床上手くん」と向き合う前に怒りの感情をひきずっていたら、影響を与えてしまいます。
    怒りの感情をかき消すには、言葉の力が必要です。

    先週、つい「床上手くん」を放ったらかしにしてしまいかなりご機嫌を損ねてしまいました。
    かきまぜながら、真剣に話しかけます。

    「ごめんなさい、どうしたらいいかな?おしえて!」

    「からし?こんぶ?にんにくはいらない?とうがらしじゃない?あらそうなの!ありがとう!
    こんどいれてあげるね」

    フツウに考えたら独り芝居?または頭の弱い子?・・・と思ってしまいがちですが、
    結果ちゃーんとおいしくなっています。

    人間だけでなくてもちゃーんと伝わって、応えてくれるんです。
    自分のからだにもよく話しかけます。

    「いつも負担かけちゃってごめんね、たまに休もうね」(肝臓さん)

    「今日の私、超かわいいっ!」(←?)

    勘違いもあるので全て応えてくれるとは思いませんが、ある程度は応えてくれるはずです。

    そんなわけで独り言が多いです(とほほ)

    草階文恵

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • 筋肉を考える

    姿勢の次は筋肉を考察してみる。
    人間は動物たちと違って、頭を使い、手も動かすので首も肩も凝ってくる。首や肩に力が入っていると、心臓からの血流が、堅い肩、頸に妨げられ、頭脳への血流が落ちる。当然に仕事の能率は下がる。あらゆる競技、芸術でも肩、頸の力を抜くことは秘訣でもある。格闘技でも肩の力を抜いている者にはかなわないし、舞踊でも、肩の力を抜いている者が美しい。
    肩、頸の力を抜くと必然に、丹田力が増してくる。丹田に力をこめると腹筋力がついて仙腸関節のずれを防止できる。腹部はまた直立型である人間にとって鬼門である。直立であるがゆえに、静脈血は腸部に鬱積する。これが人間病患の一大原因である。丹田は体全体の重心であり、ここに力がこもっていると、体全体が快調に動くことができる。丹田力ができると、全身の筋肉がうまく結合されて、正確にして敏捷な力が湧いてくる。昔から武道が丹田を高唱したのもうなずける。
    ヨーガでも丹田力は全身の筋肉を統合し、神経系も統合され、それはそのまま精神の統一であると教えている。その丹田力をつくるためには条件がある。それは肛門を引き締めるということだ。丹田に力をこめても、肛門が緩んでいたのでは、穴のあいた風船である。肛門を締めないで丹田力を訓練したために痔になってしまったという話も聞く。また、肛門を締めると大腸を直接に刺激して排泄力を高めることにもなる。肛門力ができると、トイレットペーパーも不必要になると、三島のヨガ道場で有名な故沖正弘導師が弟子達に指導していたという話を聞いたことがある。肛門を締めるというのは脳髄を直接刺激するので脳の血循を高めて、理性も、感性も、よく働くようになる。肛門を締めているうちは死なないと言われるのはそれが脳中枢を刺激するからである。
    私のヨーガ教室で、何日やっても肛門を引き締められませんというのがいた。やってみせるわけにはいかないが、要するに、大便を我慢するときの要領でやればよい。
    日本武道の精髄を集めたものに気合道というものがあるが、気合丹田力だけで敵を倒す気概ができるというのだから凄いことだと思っている。

    肛門に関して注意することがある。それは肛門を緩めてしまう生活習慣のこと。和式トイレは問題ないが、洋式トイレにおいては、大小便を同時にしてしまいやすい。これはいけない、同時に出すのは肛門が緩んでしまうのである。十分に意識して大小便は分別の上、用をなされることを願う。

    次は草階女史の担当です。よろしくおねがいします。

    東京操体フォーラム実行委員ブログ(仮)は
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • 姿勢を考える

    犬や猫が寝ているのを見ていて姿勢について気づいたことがある。
    犬や猫は横向きに寝ている。犬や猫の胴体は、人間とちがい、縦の方が長いから、横に寝るべきであり、人間のそれはというと横の方が長いから、縦に寝るべきである。人間の寝る姿勢は仰向きが正しい。ただし、体の不調から横向きに寝たい時もある。大抵は、違和が起こっている側を上にして横になっている。上位の側の方が血循がよいためである。また、伏臥位で寝るのは、腎臓のためにはよい。腎臓の弱りやすい人間は時々、伏臥位で寝ることを勧めたい。私は就寝前5分間の伏臥位を日課にしている。
    次に人間の立っている時の姿勢であるが、頭は重いのに、それを支える頸椎は、中央ではなく、後方にある。だから顎は年をとるにつれて前に突き出てくる。それが頸椎を歪めることになるから、つとめて顎を後方に引くことが必要になってくるのである。

    次に顎と同様、頭と胴との重量は、仙腸関節にかかってくるが、それを受け止めている股関節は、その垂直線下にはない。だから年をとるにつれて恥骨が前に突き出てくる。元々、縦に重なって狂いやすい仙腸関節がますます外れてしまうことになる。それで骨盤内の器官が、まず障害され、次に両脚が弱まり、やがて全身が歪んでくる。そこで恥骨を後ろに引くと、股関節が仙腸関節の重心線に近づき、関節が安定して、終日、立っていても外れにくくなるのである。また、年をとると股関節が外転していくから、重心が足裏の外側に移行し、両足の両外側で歩く形になる。これが歩行を困難にし、脳に悪振動を与え、肝臓も弱めてしまう。年をとると股を開いて歩く、といわれるが、ゴリラの歩き方もそうだから、頭脳が発達しないのである。
    これを防ぐには、足の親趾に力をこめることが重要になってくる。立っている時の姿勢は顎を引く、恥骨を引く、足の親趾に力をこめるということが必要不可欠であるということがわかってきた。

    また、姿勢は癖でもある。体に着いた姿勢の癖で、体が心の病気を起こすことにもなってくる。肺が堅くなると頑固になる。骨盤が曲がるとヒネクレる。肩が捻れるとカンシャクになる。頸が堅いと疑い深くなる。体の重心が前に傾くと心配性になり、後ろに傾くと傲慢になる。頸が前に出ると干渉好きになり、腰が前に出ると臆病になる。これら病気の性格を治したいならば、体についた癖を治さなければならない。からだの歪みを正すことが重要とされる所以でもある。

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • 風が吹くと

    「風が吹くと桶屋が喜ぶ」という昔話はどこかで聞いたことがあると思う。風が吹きまくると眼に塵が入る。眼に塵が入ってそのままにしているとめくらになってしまう。めくらになると三味線をもって軒に立つ人が増える。三味線をもつ人が増えると、猫が殺される。猫が殺されると、鼠が増える。鼠が増えると、桶をかじられる。桶をかじられると、桶の注文が増えて、桶屋が喜ぶというわけである。
    これは全身一者の真理を説いた例え話である。生体は一者であり、どの一部分が破損しても、他の全体を障害する。一部分の症状は、他の全体の失調の結果であるという理を悟らせていたのだ。西洋医学はこの真理をわきまえているものが少ない。眼の病気の多くは宿便が原因だが、眼科医で宿便の注意はしない。心臓病も多くは脚の異常から起きているが、これを言う心臓医はいない。東洋医学も療法に依存している。種々の健康法にしても○○キノコだ、竹踏みだ、○○体操だ、などと称賛されては、いつのまにか忘れられていく。まるで流行ファッションのように出ては消えていくのだ。それらはすべて刺激を起因とした方法であり、ショック治という原理に基づいている。便が出にくい時に頭頂をポンポンたたくとスルリと出る。何回か繰り返すうちに、刺激が刺激でなくなる。睡眠薬も初めのうちは効くが、しだいに効かなくなってくる。人体は新しい刺激には強く反応するが、たび重なると反応しなくなって効かなくなってしまう。こういった神経系ショックは一時的なもので病気が完全に治るはずはないのである。ただ、応急処置としては役立つ方法ではあるが。
    病気の原因は生活全般の悪習慣にあり、この悪習慣を反省し、改めて欲しいという思いから息・食・動・想と環境という操体哲学を橋本先生は世に送ったのであろうか。

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • 注目の動き

    大阪に明治の森箕面国定公園というところがある。もみじの名所で、当然に紅葉を見に訪れたのであった。この公園の中には滝があり、その周辺には野生のサルが生息している。サルたちを見ていると紅葉より興味が湧いてくる。やはり人間に一番近い形をしているように思う。
    観光客から奪い取った菓子を五本の指を器用に使って食べている。ノミ取りを見ていて感心するのは、実に細かい手作業をこなしているのである。
    ふと、見るとサルの周りにいる観光客の中にサルによく似た動きをしているのがいる。どうやら中年のメタボおじさんのようだ。片手に缶ビール、片手にピーナッツを持ち、忙しく食べながら、ビールをグイッと飲んでは何か喋りまくっている。実に動作がせわしない。まったくもって落着きがない。サルよりもメタボおじさんの方がよっぽどサルらしく見えてきた。普段からこんな動作が習慣になっているのだろう。
    動作というのは、人の心を表しているものだ。茶道や華道のようなおよそ道とつくものに精進されている方なら、その美しい動作からは心の静寂もみえてこよう。動作一つとってみても、そこには思慮深さというものが感じられる。
    仮に今、頭をかこうと手を上にもっていくとしたら、決してサルのようにせわしなく、ノミをとろうとしているような動作になってはいけない。指ひとつ動かすにも無意識に動かすのではなく、頭をかこうとしているこの手の指は、ちょっと注目されている存在である。注目の的となった指はゆっくりと頭に届く。そしてゆっくりと頭皮をかくのだが、この時の心地よさを意識的に味わうのである。これが理想とされる人間の動作というものである。
    操体の動診においても、動きが速いと注意されることがあるが、速く動くと、からだの感覚をききわけにくくなるのである。スピード時代に生きる現代人にとって速く動く習慣的動作は負の産物であろうか。サルとメタボおじさんを見ていて、反省しきり。

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

  • 防衛的緊張

    親しい友人と暴飲暴食をしてしまった。翌日は当然に体調不良。あたりまえである。弱ったバッタみたいにじっとしていた。まさに虫の息状態である。食べるものは口にせず、水だけ飲んで一日を過ごした。みぞおちあたりに鈍痛があり、完全な胸式呼吸であったのを覚えている。からだがつけてくる呼吸とはこういうことかと実感した。胎児のようなかっこうでひたすら癒しを求めていたように思う。いわば求心性体位で時を過ごしていたのだ。
    翌々日には快方へと向いてきたが、おもしろいことに回復してくると遠心性体位をとりたくなることに気がついた。丸まって縮こまったからだが、外方に伸びようとしてくる。いよいよ復活の時だ。上肢、下肢とも十分に伸ばしたがっているようで何か快の予感がありそうだ。予想どおり伸びた状態できもちよさをごちそうさま。

    内臓も本調子に戻り、食欲も出てきたのであるが、もう一日、臓器には特別休暇を与えることにして絶食することにした。その日、買い物に出かけたが、からだがいやに軽い気がする。誰も見ていなければスキップでもしてみたい気分だった。からだが軽いだけではない。いつもより感覚も敏感になっていた。飲食店からのおいしそうな匂いが私を誘う。内臓への特別休暇を優先にし、臭覚からの食のお誘いを辞退することとなった。
    内臓を休ませていると、感覚が鋭くなっているのがよく分かる。こんなことがあった。前方から人が近づいてくるのが私の視界に入る。段々と近づいてくる。そして最も近づいて私の横を通り過ぎてゆく。この時、からだの中で大変な事が起こっていた。自分に近づいてくるに伴ってからだが緊張してくる感覚をとらえた。最も近づいた時、からだは最高に緊張し、遠ざかっていくにつれて緊張も緩んでくるのも感覚できる。
    見知らぬ有機生命どうしが出会う時、そこには緊張がある。これは外敵に備え、からだが本来的に持っている防衛本能なのかも知れない。このことについては、格闘家である平さんの意見を聞いてみたい。
    通常意識にはないからだの緊張、内臓と感覚との関係、ますますもってからだへの興味が湧いてくる。

    東京操体フォーラム実行委員ブログは
    人気ブログランキングに参加しています。
    にほんブログ村 健康ブログへブログランキング・にほんブログ村へ