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  • 誰もがヒーロー

    昨日のつづき

    いつしか青年は、この人物を自分にとってのヒーロー
    だと思うようになりました。しかし、この人物は「目
    覚めているか、人生の主人公よ!」と青年に語りかけ
    ます。

    今まで誰かに対して憧れを持ち、ああなりたいと思っ
    てきた青年はハッとしました。

    ヒーローとは作り上げられた正義の味方のことではな
    く、今この瞬間に生を全うしている自分自身(人生の
    主人公)のことなのだと。

    今の青年にとっての正義とは、善悪で語られる二元的
    なものではなく、生命にとっての「そうなる道理」に
    気づくこと。それに気づいたならば、からだを通して
    実践すること。

    かつて夢見た正義の味方にはカラータイマーがありま
    したが、人生の主人公には感覚(からだの声)をきき
    わける能力が備わっているのです。

    一週間ありがとうございます。
    明日から寺本実行委員の「正義」です。
    お愉しみに。
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • さよならヒーロー

    昨日のつづき

    青年はある時、一人の人物と出会いました。その人物
    は、青年がかつて子供の頃に観ていた正義の味方とは
    大分様子が違っていましたが、不思議な魅力を持って
    いました。

    その人物に魅かれた青年は、その人のもとで「そうな
    る道理」を学ぶことになりました。しばらくすると、
    青年の意識に変化が起こり始めました。

    あれだけ(フィジカル的な)強さに憧れて、白黒つけ
    る勧善懲悪の世界が好きだったはずなのに、なぜか虚
    しさを感じるようになりました。

    青年は気づいたのです。自分が今まで正義だと思って
    いたものは誰かがつくったもの、自分の判断基準にし
    ていたものは自分の「自我」がつくったものだという
    ことに。

    つづく
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • 白か黒かの道理知らず

    昨日のつづき

    もともと勧善懲悪の世界が大好きだった青年は、物事
    を白黒つけて判断する癖がついていました。

    鍼灸マッサージの資格を取得した後も、「痛みや歪み
    は悪」であり、自分はそれを倒す正義の味方、そんな
    感じで躍起になっていました。

    そんな中、「スポーツ障害」でやって来られる方たち
    の施術に青年は四苦八苦していました。なぜなら、ず
    っと意地と根性で(フィジカル的な)強さを身に付け
    てきた青年には、「そうなる道理」が分からなかった
    からです。

    そのことが、後に青年にご縁を与えるきっかけになっ
    たのでした。

    つづく
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • 忘れられないヒーローへの憧れ

     昨日のつづき

    子供の頃に観ていた正義のヒーローのアクションシー
    ンが忘れられず、もっと直接的に(フィジカル的な)
    強さを身に付けようと思った青年は空手を始めたので
    した。

    黙々と打ち込める稽古に没頭し、筋力や打たれ強さ、
    自分より身長の高い相手にも上段蹴りが届くといった
    (フィジカル的な)強さが身に付いてくると、きもち
    も段々大きくなっていきます。

    青年の周りには幸い、正義を脅かすような悪の組織は
    ありませんでしたので、勘違いして痛いヤツになるこ
    とはなく真っ当に打ち込むことができました。

    この頃からからだのことに興味を持ち始めた青年は、
    その後鍼灸マッサージの世界に入っていくのでした。

    つづく
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • 強くなりたかったはずなのに

    昨日のつづき

    相変わらず、生意気盛りな小学校生活を送っていた少
    年でしたが、エネルギーのやり場をバスケットボール
    に見出し始めました。

    その頃には、正義云々はどこか遠くの彼方にいってし
    まいましたが、(フィジカル的な)強さへの憧れと意
    地と根性だけは高校卒業まで持ち続けるのでした。

    意地、根性、努力、やる気、その他昭和の匂いがする
    言葉たちで彩られた競技生活でしたが、思ったほど活
    躍はできず、あれだけ憧れていた(フィジカル的な)
    強さも身に付かず、かえって両足首の捻挫と腰痛を繰
    り返し、俗に言う「スポーツ障害」の憂き目にあって
    いたのでした。

    つづく
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • 負けず嫌いの意地っ張り

    昨日のつづき

    (フィジカル的な)強さへの憧れを抱いた少年は、も
    ともとの影響されやすい性質も手伝って、お気に入り
    の漫画(スポ根、バトル物)を読んでは、どこにぶつ
    けていいのか分からないエネルギーの塊そのものにな
    っていきました。

    「意地と根性では誰にも負けねえ!」

    そんなセリフを言い放った漫画のキャラクターがいる
    とかいないとかで、影響されやすい少年はとにかく負
    けず嫌いになっていきます。

    そんな少年が上級生につけられたあだ名は「ナマイキ
    君」。可愛くない下級生はちょっかいをかけられます
    が、それでも、正義とは「悪を倒す強さ」だと思って
    いた少年は「負けたら負けだ」と意地を張っていたの
    でした。

    つづく
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • ヒーローに憧れて

    香さん、ありがとうございます。
    謙虚に検証し、やり続けるバトンをいただいた
    瀧澤です。よろしくお願いします。

    「正義」という言葉を意識し出したのはもう随分昔。
    それは遡ること30余年。

    ウルトラマンになること」が夢だった幼稚園児は、
    小学生になっても戦隊シリーズ物から仮面ライダー
    カンフー映画に時代劇と、正義の味方が悪を倒すとい
    う分かりやすいアクションシーンが大好きでした。

    細かいストーリーよりもアクションシーンに釘付けに
    なった少年にとって、正義とは「悪を倒す強さ」であ
    り、それが転じて(フィジカル的な)強さへの憧れを
    抱くようになったのでした。

    つづく
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    2018年春季東京操体フォーラム
    4月30日(月)昭和の日に開催致します。
    テーマは「スポーツ障害と操体」です。

  • こだわらない

    桜井章一氏の本の中に

     

    「自分の命にさえこだわらない感覚」という文章がある。

     

    どの本に書いてあったかは忘れてしまったのだが…

     

    手離す技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「執着転換力」 (講談社+α新書)

    人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社+α新書)

    生き残るヤツの頭の働かせ方~20年間無敗の雀鬼が明かした本質洞察力~ (アスコムBOOKS)

     

    この感覚ってどういう感覚なのだろう。

    いつか味わう事ができたらいいなと素直に感じる。

     

    一週間、ありがとうございました。

    明日からは瀧澤実行副委員長です。

     

  • 触れる

    学ぶ中で、触診力の大切さをいつも感じる。

    触診の本には

     

    「指が対象筋の筋繊維を感知できる深さで圧迫、

    その深さを維持しながら触診する指を筋繊維の横断方向に動かすのが原則」

    ID触診術―Individual Muscle Palpation

    と書いてある。

    この文章を体感でつかみ取るためには、実際に触れるしかない。

    とにかく地道に続ける事が近道なのだと実感しながら

    触診力を高めている。

     

    正義という言葉になぜか私は触診力が思い浮かぶ。

     

     

  • 仕える

    命につかえる

    いのちにつかえる

    イノチにつかえる

     

    この問いかけをし続ける

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