投稿者: karib_sotai

  • 頭が真っ白!

    最近気になる言葉がこれ。周囲にこの言葉をよく使う方が何人かいらっしゃる。呆然となり、思考力が働かなくなることを、日本語では「真っ白になる」と言うのだが、英語では「空っぽになる(go blank)」と表現するそうだ。

    おおよそは「呆然となり、思考力が働かなくなること」を指すのだろうが、中には『一度頭の中を真っ白にして』(つまり『まっさら』)という使い方をしている方もいた。これリセットして落ち着けということだろう。

    今回何故この言葉が気になったのかというと、この言葉を口ぐせにしている方々にはある共通点があるように思ったのである。
    橋本敬三先生は『言葉の運命のハンドルである』と言われた。それは『息・食・動・想』の『想(精神活動)』にも繋がっている。言葉はコトダマとも言い、昔の人は言葉には魂がこもっていると考えていた。実際魂がこもっているのだと思う。自分が口に出した言葉は具現化するのだ。それを『呪』(しゅ)と言う。私も言葉が持つそのパワーにはいつも驚くが、本当に『運命のハンドル』なのだ。
    これは間違いない。

    先に出てきた方々の共通点を考えてみると(冷静に客観的に)、まず、
    ・気があがっている
    ・言葉の統制が得意ではない
    ・なので、誤解されやすい
    ・落ち込みが激しい
    ・体調に波がある
    ・メンタル的に不安定である
    ・パニックを起こす

    などだろうか。特に『気が上がっている』のは目立つ特徴かもしれない。

    ★クライアントに相対する場合、相手の気があがっていると、まず相手の気を下げるという下地を構築することにしている。駆け出しの頃は、相手の気が上がっているのはよく分かるのだが、上がっている相手に対してどうしたらいいのかなかなか分からなかった(遠い目)。しかし、さすがに最近はしっかり?修業を積んだので「どうすればいいか」というのがわかるようになった。それも手技療法家の技能の一つではないかと思う。

    ★また、操者の『気があがっている』のは良くないのは当然だ。

    ■「ハッピー体質をつくる 3分間瞑想」内藤景代著 実業之日本社 22ページより引用

    ある生徒さんの口ぐせは、何かあると「あたまが真っ白!」でした。それで、自分で「あたまが真っ白!」と「自己暗示をかけるのはやめて、そうと感じたら、その状態をまず認め、だとしたら、「今、何をすればいいのか、その場で段取りをイメージしてから行動するように」と、アドバイスしました。すると、「自分がマイナスの暗示をかけている」といわれたことはショックだったようですが、それを認めると「あたまが真っ白!」の状態からの脱出がうまくなり、ものごとがうまくいくようになったそうです。

    「頭が真っ白!」という自己暗示をかけているから気が上がるのか、気が上がっているから頭が真っ白になるのかと考えると、口癖にしている場合は前者なのかなとも思う。

    いずれにせよ、マイナスの自己暗示を自分に「呪(しゅ)」のようにかけないこと。これも「精神活動」(想)を統制する、一つのコツなのだろう。

    また、考えてもみてほしい。世の中の会社が「頭が真っ白!」になるような人を雇いたがるだろうか?そして、「頭が真っ白!」というのが口ぐせのドクターに診てもらいたいだろうか?
    「頭が真っ白!」というのが口ぐせの、操体指導者なんて想像できる?

    やはりマイナスの自己暗示はかけないほうがいいに違いない。

    畠山裕美

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  • 海系。

    海と山、どっちがいい?と聞かれたら絶対海派である。冬にどこかに行くのだったら、スキーじゃなくて南国ビーチを選ぶ(その割にはタイとかバリには行ったことがない。ハワイにもない)。

    私は東京生まれだが、両親が宮城の気仙沼出身なので、親類縁者にも海関係が多い。
    農林水産省の水産試験場に勤めていたり、気仙沼魚市場で働いていたり。詳細は知らないが、私の父も若い頃、マグロ船に実習か何かで乗って、ハワイ沖で遭難しかけたらしい(後、テレビ局のディレクターという全然関係ない仕事に何故ついたのかは不明)。また、何代か前の先祖は気仙沼で海産問屋をしていたらしいが、三陸を襲った地震による津波で財産を失ったらしい。気仙沼という場所柄、海とはご縁が深い一族の出なのだ。

    ちなみに、幼少時の私は「魚類図鑑」と「人体図鑑」を愛読していたらしい。特に「人体図鑑」が好きだったようだ(・・・それで今に至るのか??)。

    小学生の頃は、夏休みに毎年気仙沼の両親の実家に行っていた。母方の実家は少し山のほうにある。父方は港の近くにあった。朝、父親に起こされて魚市場を見物に行く。最近は一般の人は入れないようだが、当時は父が顔見知りの人がいたり、伯父が勤めていたので案内してくれたりした。

    気仙沼といえば、サンマだが、夏休みの時期はまだサンマの時期ではない。今記憶に残っているのは、マグロとサメだ。今もそうだが、大きな魚が好きだ。

    気仙沼はご存知のようにフカヒレの産地である。最近はサメの心臓をお刺身にして出しているところもある(モーカの星)。以前は中国輸出がメインだったらしいフカヒレだが、国内消費向けに切り替えた。それがふかひれ寿司の考案、開発に繋がった。ふかひれ寿司については花寿司の幸 4 (4) (アクションコミックス)をお読みいただきたい。

    それはさておいて、サメが市場に山のように積み上げられている風景と、マグロがごろごろ転がっている風景が目に浮かぶ。夏は巨大なメヌケのような赤い魚があがっており、それをずっと見ていた記憶がある。大きな魚というのは何故かわからないがそそるのである。
    マンボウも見たような気がする。今調べてみたら、マンボウは夏に揚がるらしい。揚がるといっても何かのついでに引っかかる
    のが、マンボウらしいのだが。マンボウは身よりもワタが美味しかったような気がする。食べるのはちょっと可愛そうだし(でも食べました。。身もワタも)。

    あと、思い出すのはカツオだ。カツオのタタキというのは結構美味しいものだが、気仙沼ではタタキにしない。
    何故かというと、タタキにしなくても十分美味しいからなのだそうだ。元々タタキにするのは脂のノリが少ないのを(補うためらしいが、新鮮なカツオが手に入る気仙沼では、タタキにする必要はなかったのだそうだ(『花寿司の幸』受け売りです)。
    ご飯にカツオのお刺身(というか豪快な醤油漬け)を、乗っけて食べたのを思い出す。
    一杯目はそのまま、二杯目はお湯をかけてお茶漬け。お湯をかけて白くなったカツオもまた美味しかった。

    ちなみに、小学生の時、理科の実験で「フナの解剖」をやることになったのだが、フナがいなかったので先生が魚屋でアジを買ってきた。その時メスでアジを三枚におろしたのを覚えている。理科の時間にアジをメスで三枚におろす小学生は滅多にいるまい。

    というわけで、小さい頃から「魚」は身近なものだった。大学を出て、虎ノ門の会社に勤めていたが、あの近所は『夜は飲み屋だが昼はお昼の定食を出す。それも魚』というところが多い。なので、お昼はもっぱら魚定食を食べていた。なじみになると『おねーさん、メニューに出てないけど今日は子持ちカレイが入ってるよ』とか。

    ・・・強引だが、

    だから、水族館が好きなのだと思う。ダイビングもやっていたら絶対はまっていたと思うが、十数年前、一度サイパンでPICのプールでトライしようとした。ところがランチにワインをたっぷりいただいていたのと、マウスピースのあの感触で、「おえ」となりそうになったので、あきらめて、プールサイドでビールを飲んでいた。それ以来ダイビングにはご縁がない・・・・

    注)Pacific Island Club: 私は社員旅行で行ったが、横森実行委員はここに新婚旅行で行ったらしい。。ランチビュッフェは確かワインがフリーだった。

    ダイビングをしない代わりに水族館なのかもしれない(おお、我ながらこれは新たな発見だ)

    水族館と言えば、マグロが回遊する葛西臨海水族園  
    うちから一番近い。最近はサボっているが、荒川の川っぷちを歩いて45分位で行ける。確かオープンの日に行った記憶もある。
    カフェテリアではビールが飲める(それかい・・・・・)。ここのマグロはやはり迫力がある。あれに追突されたらひとたまりもある
    まいとか、美味しそうとか(それかい・・・・)。自転車でもバスでも行けるし、行こうと思えば徒歩でも行けるのが魅力だ。
    しかし、近いので最近はあまり行かないというのも事実である。

    先日、大阪の海遊館に行った。二度目である。大阪には二回しか行ったことがないのに、海遊館には二回行ったことがある(笑)
    ここのウリはジンベイザメだ。私のような巨大魚愛好家でなおかつダイビングをしないという人間にとって、ジンベイザメ
    夢であり憧れだ。あんなのに海中でであったら、興奮して失神するかもしれない(笑)。
    以前見たときは確か一匹しいなかったが、今回は二匹の個体が巨大な「太平洋水槽」に泳いでいた。私は水槽に張り付いて
    (本当に張り付いていた・・)ジンベイザメを見つめていた。やはりジンベイ君にくっついているのが、コバンザメ君だ。

    そして、今回の海遊館の最大の目玉はイトマキエイ(マンタ)の展示である。イトマキエイ自体珍しい上に、水族館で飼育、
    展示に成功したのは世界で初めてらしい!

    というわけで『アジア水槽』に張り付いて、ジンベイザメとイトマキエイ(マンタ)に熱い視線を送っていたのだった。
    あの優美なライン、ヒレの動きったら目がハート型になりそうである。いやはや眼福眼福でございます。

    同様の分類ではないのだが、アマゾンの巨大魚も非常に惹かれるものがある。もうピラルク(アマゾンに住む世界最大の淡水魚)などを見ると水槽に張り付くこと間違いなし!
    その他のジャンルでは深海魚シリーズ。
    一番好きなのは(生は見たことなし。当たり前か)、やはり生きた化石こと、シーラカンスでしょう(断言)
    マダガスカルの深海にこんな魚が群れになって生息しているとは、何だか感動的じゃないですか?私だけですかね?
    夏に葛西臨海水族園に、新種の剥製展示があったのですが、行きそびれました。

    そして、これです。教えてもらって見ました。NHKスペシャル
    ゴブリンシャークミツクリザメ)という深海のサメが、何と、何と東京湾の海底谷(かいていこく)に生息しているらしい。

    このサメ、ヴィジュアル的にも相当凄いヤツである。

    http://www.youtube.com/watch?v=vMGk6ohitgM
    東京湾の深海に、「幻のサメ」と呼ばれるサメが生息している。
    その名は、「ミツクリザメ」。体長は大きいもので3メートルを超え、口から前の部分がヘラのように突き出し、死ぬと顎が飛び出して、凄まじい姿となる。海外では、ゴブリン・シャーク(悪魔のサメ)と呼ばれている。これまでミツクリザメは、オーストラリア南東沖やスリナムギアナ沖の深海など、大都市とは遠く離れた場所で、わずかな数が発見されるだけの極めて珍しい存在だった。生態はほとんど分からず、海の中で、自然の姿が
    撮影された事は一度もない。世界中のマスコミが、その奇妙な姿をカメラにおさめようと狙ってきた。ところが最近、その幻のサメが、周囲に3000万人が住む大都会の海・東京湾に、多数生息することが明らかになったのだ。ミツクリザメが住んでいるのは、東京湾の深海に広がる大峡谷、「東京海底谷(とうきょう・かいていこく)」と呼ばれる場所だ。』見ていてもう釘付けです(笑)テレビの前から動けない!

    ・・・・んですが何か?

    畠山裕美

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  • 男名前。

    ちなみに、男性に間違えられるコトがあります。

    いえ、なりを見て間違えられるのではありません(それは大問題です)。そんなことありませんねみなさま(念を押してみる)

    名前のお陰なのです。私のフルネームは『畠山裕美』といいます。読み仮名をつけると「はたけやまひろみ」です。よく「はたやまゆみ」と読む人もいますが、そうではありません。また、漢字も『畠山』の『畠』の冠が『白』なのに『自』と、勘違いされやすいらしく、手書きだと『ああ、横棒が一本多い』と思ったりもします。ひどい人は『鼻』と書いてくる人もいます。

    私は『鼻山さん』と、メールや手紙をくれるヒトには返事を出しません(笑)

    なので、よく漢字を間違えられると思われる『萩原さん』と『荻原さん』とか、『菅野さん』と『管野さん』の怒り?と苦労?もよくわかります。

    それはさておいて、私の下の名前は『ひろみ』です。これは、『ヒロミ・ゴー』こと郷ひろみ氏の本名、原武裕美と同じです。男性タレントにも確か『ヒロミ』っていますが、「ひろみ」というのは男女兼用(?)の名前なのです。そのせいなのかどうかしりませんが、名前だけではよく男性に間違えられます。

    その他にもどうやら理由があるようで、それは一体?というと
    私のブログなんだそうです。あれは意図的に固い表現を使っているのですが、『男性的な文章だし、名前もヒロミだし、男性か?』と思うのだそうです。実際、実行委員の甲斐田君は最初に私のブログを読んで、やはり男性だと思っていたと後でこっそり?打ち明けてくれました。まあ、今度男性のペンネームで何か書けるかも、と思ったりもします。

    また、クライアントの方で、おそらく私のコトを完全にオトコだと思っていたらしい方がいました。
    今から5,6年前の事だったと思います。メールで予約をいただいて、実際お会いして挨拶したところ、私のコトをアシスタントのおねーちゃんか何かと勘違いしたらしく、思い切りハナであしらわれまして、改めて私が名乗ると、ものすごく驚いてフリーズした挙げ句に憤慨されて帰った方がいらっしゃいました。
    私にしてみれば「ちょいとキレられた」という感じでしょうか。ほんの一瞬ではありますが、生命の危機を感じました。この方は、50代後半の方で、脱サラして整体の学校に行って、併設サロンでインターン中とのことでしたが、(50代後半で脱サラして整体修業って、ものすごく大変だと思います)年下でオンナだしということで、気にくわなかったのだと思います(後でメールにて、「女性だとは思っていなかったので驚いた」とは書かれていました。驚かないで欲しいですね)。

    ★世の中、あまりキレてはいけないと思います。数々の事例を見ましたが、周囲の人にも迷惑がかかります。

    先日、島根の福田副実行委員長のお宅にお邪魔しました。
    後で聞いた話なのですが、ご両親は私のことを男性だと思っていたのだそうです

    あ、そこ、笑いましたね。今、笑いましたね??

    福田氏は最初私の講習に参加されており、その後三浦先生の講習に参加されたのですが、ご両親はまさか、ご子息の操体の先生が女子だとは思わなかったらしくお邪魔した際にオンナだったのでびっくりされたそうです(笑)

    ★お父様には男らしい?飲みっぷりをほめていただきました

    別件ですが、三浦先生とどなたかと三人でお茶をしている時、三浦先生が冗談で(冗談ですよ。冗談)
    『こいつ、元オトコなんだよ(にやり)。』
    と言われたとき、その方の顔が一瞬『マジっすか〜?』という顔になったのを私は見逃しませんでした(爆)。
    なんだその驚きようは!!

    それから、たまにフォーラム実行委員メンバーの草階さんと森田さんと飲みに行ったりして、途中ご不浄に立って戻ってくると(化粧直しとかしないから結構早い)、
    『裕美先生、帰ってくるの早っ!』
    『もしかしてオトコじゃないすか?!』
    と、言われます。
    そういう時は『うん、便座とフタ、上げてきたから』と答えます・・・・

    畠山裕美

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  • About SOTAI

    こんにちは。畠山裕美です。
    今週一週間宜しくお願い致します。

    今日は操体のバックグラウンドについてお話したいと思います。フォーラムに参加する時の参考・操体の現在を理解する時のヒントになれば幸いです。

    まず『操体』と『操体法』の違いです。
    橋本敬三先生も違いをはっきりさせておられたと聞いていますが、『操体法』というのは、いわゆる臨床(問診、視診、触診、動診、操法の一連)を指します。一方、『操体』というのは、「息食動想+環境」で説かれている、同時相関相補連動性をはじめとする、橋本哲学までも含めた、治療室での臨床だけにとどまらないものを指します。

    東京操体フォーラムの位置づけとして、まとめてみると(三浦理事長談)このようになります。

    『目的に適うにはどうすればいいのか。それを学ぶ場が東京操体フォーラムである。橋本敬三医師は、『太極の意志』という言葉を用いて操体を説明された。言い替えれば、生命の意志に適(かな)う、如何にしたら生命の意志に適うのかということを操体の中で学んでいるのである。
    つまり、からだの要求に適うとは、それを快適感覚、快を通して学んでいるのである。
    もっと分かりやすく言えば、からだが喜ぶように、からだにどう問いかけるのか、それが操体の臨床である。からだの要求に適う、どうすればからだと心が喜ぶか、それがいわゆる操体であり、操体法という学びの場である。それが東京操体フォーラムの位置づけである』

    操体』『操体法』を考えてみると、なかなか不思議な世界なのです。どう不思議なのかと言うと、創始者は医師であり、「温古堂」という診療所を構え、臨床をされており、更には『どこに行ってもダメ、占いやお祓いに行ってもダメ』という患者が日本中から訪れていました。橋本先生が『ここ(温古堂)は病気の墓場だ』と言われていたにも関わらず、今は『操体』『操体法』その内容が健康体操、養生法としての部分のみが有名になってしまっているという事実です。(橋本敬三医師も、健康体操化に一役買ってしまったというところもあるのですが)

    人口としては、健康体操・養生法として愛好している方のほうが多く、私の知っている限り、操体臨床の専門家は本当に少ないのが事実です。

    私が10年ほど前、ある操体法の勉強会に参加した時の話です。私はてっきりプロが集まって、色々研鑽するところだと思って行ったのですが、そこは愛好会であり、一般の参加者が集まって2人
    一組で組んで練習していました。その時『操体が専門です』(当時、第1作の執筆中でした)と言ったところ『操体の専門家なんですか?』と、驚きの声が上がりました。これはどういう意味かと言うと『健康体操にプロがいるの?』っていうような感じでした。人口的には同好会とかサークルの方が多いので、おそらく治療費・施術料を払って専門でやっているというのは想像出来なかったのではと思います。(橋本敬三先生は医師というプロだったのですがね。プロフェッショナルの医師が、医業の間に片手間に創案した健康体操ではなく、本来は医師が実際に治療の場で実践していたものだということなのです)
    そして、治療所である温古堂に、日本中から色々な方が勉強に訪れていたそうです。

    橋本敬三先生は、各地で講演には出られていたそうですが、定例講習などはされていませんでした。そのような方々の中には、医師もいれば、一般の方、スポーツ関係、教育指導者など、様々な方がおられ、見学して勉強したことを持ち帰り、それがその地において『○○操体の会』のようになっていきました。

    操体が『健康体操』『養生法』としてのみ、認識されている方が多いという事実は実に残念なことです。健康法・養生法としての活かし方も、十分とは言えません。

    また、橋本敬三医師は何冊か本を書かれていますが、それは皆何かの連載を纏めたりしたものであり、戦前から昭和50年代くらいまでのものです。実は、その後、85歳になられた橋本敬三先生は、親しい弟子達に『楽ときもちよさは違う』『動きより感覚の勉強をしなさい』『(感覚のききわけを妨げるから)呼吸は自然呼吸でいい』などの言葉を残されています。これらは、出版されている本に書かれている内容とは若干ちがっています。

    現在出版されている本の殆どは、『きもちのよさでよくなる』と、橋本先生が確信された時代よりも先に書かれているものなのです(1986年以降)。

    例えば『万病を治せる妙療法』という本があります。これには『操法は3回から5回』と、書かれていますが、晩年の橋本先生は『快適感覚に委ねる』というスタンスをとっておられたので、『アレは間違ってる』と、言われていたそうです。
    しかし、売っている本(それも一番入手しやすい本)が未だに売れているため、操体に興味を持った方は『快適感覚にゆだねる』以前に書かれた橋本先生の本を『真面目』に読むのです。この時代は『痛いほうから痛くない方に』という『楽な動き』の時代なのですが、今現在、つまり東京操体フォーラム理事長である
    三浦寛先生や、顧問の今昭宏先生が掲げている『きもちよさ』という言葉が操体界自体のトレンドになっている故、

    ・読んでいる本は古い内容で(農文協の健康叢書シリーズなど、楽な方に動かして、瞬間急速脱力メイン)
    ・耳から入ってくる言葉は結構新しい(『きもちよさ』がメイン)

    ということになり、『楽(なうごき)』と『きもちよさ』を混同することになっており、これが今現在の操体の一番の問題だと考えています。

    この混同にどのようなデメリットがあるかというと

    ・臨床に結果がでない
    ・なので、何か他の治療法を取り入れている

    ということになります。操体の「考え」、例えば『息食動想』の考えを臨床に取り入れるのはいいと思うのですが、『楽』と『きもちよさ』の区別がつかないまま、テクニックだけを覚えようとすると、絶対ドツボにはまります。
    (私はドツボにはまった人を何人も見ているので、このように書かせて頂いています)
    ドツボにはまると、臨床の結果がでないのを操体のせいにして、『操体は効かないから、何か他の療法を取り入れよう』となるわけです。それはちょっと勿体なくもあります。どうせかじるのだったら、食い散らかすのではなく、ちゃんと食べて欲しいのです。

    ★ドツボにはまらない為にも、興味のある方はフォーラムにどうぞ!

    操体は体系化されてはいるが、完成されたものではない、と橋本先生も言われています。その後に続いて、自然法則の応用貢献に熱意を傾けているのが、我々東京操体フォーラムの面々です。

    ★自分1人できるから、「自力自療」なのではない。

    また、操体にはおおきくわけて3つの場があるということをご紹介しておきます。

    1.橋本敬三先生がされていたように操者と患者のごとく、相対して行う場合。
    2.スポーツクラブ、カルチャーセンターなどで、指導者が言葉の誘導のみで多人数を指導する場合
    3.自宅などでからだの手入れを自分自身で行う場合

    大きくわけるとこの3つになりますが、これらを全て自力自療といいます。自力自療とは、『本人にしかわからない感覚をききわけ(それがからだの要求に適ったきもちよさならば)味わう』ことです。1も2も3も全て自力自療なのです。なので、「1人でやるから1人操体」「2人でやるから2人操体」「3人でやるから3人操体」←しつこい?ではないのです。

    ちなみに、「自力自動」という言葉があります。これは、自分で自宅などで自分のからだの手入れをすることを指します。3がそれにあたります。

    また、この話をすると、操体は『自力自療』というのに、何故施術者がいるのか?という質問を受けることがあります。
    それは、自力自療が自分では叶えられない方、あるいは自力自動では間に合わない方の為に、プロが存在するのです。
    そのような方の自力自療を促すような指導・サポートを担うエキスパートが必要なのです。

    『何で操体に興味を持ったの?』と聞くと、『自分でできるから』という答えをよく聞きます。勿論自分でできるのですが、単に動いただけでは体操やエクササイズです。『自力自療』の言葉にあらわされる通り、本人にしかわからない感覚をききわけ、からだの要求に適う快適感覚を味わうことをしなければ、単なる体操に過ぎません。

    長くなりましたが、今日はこの辺で

    畠山裕美

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  • ある日の試み

    ふと夜道を散歩しながらふと気付く。ここ数日本当に涼しくなったなって。
    蝉の鳴き声も鈴虫の声一色になっていた。

    季節が変わって行くたびに少しあせって自分をみる、ホントマイペースだな(笑)って感じます。

    先日、父が富士山の登山に行ったとき足をひねったそうで、初めて「診てくれ」って言ってきました。その時の話を少しばかり書かせて頂きます。

    僕はまず何もせずに父のからだをスーっと眺め、いま一番良いなって姿勢をとってもらった、すると仰向きで横になった。父はよくしゃべる人物で終止、怪我した経緯や何処が痛いなど話していたようだった。

    僕は、その話はうる覚えでした(笑)。自分が引っ張られる方に立ち、手を当てていた。そう、ちょっと試してみました。患者さん本人に聞き分けさせる事もしましたが、操者が患者さんから感じる波動って・・・って。これはあくまで試みなので、何気なく読んで頂ければと思います。

    そうして、僕自身が居心地のよいなって場所で触診してみました。
    偶然なのかわかりませんが、そこには確かに圧痛硬結があり明らかに皮膚の流れかたも違っていました。そこに渦状波をあて、十数分たちました。

    渦状波から入っていったのは、自分の直感です、今日この患者さんは静をもとめてるのかなっていう・・・(よいのか悪いのかはからだに聞き分けて試してください)
    父自身もなにか温かさを感じ取った様です。感覚する部位が少しずつ動いてきて、最後は膝にたどりついたようでした。もちろんこれは膝に意識が強かった理由もあると思いますが。
    そのあとふと動へ、動診から操法に入ってきました。これは回復してるなっていう直感なんですけどね・・・トータルで50分くらいでしょうか、無理せず足踏みをしてもらい、少し歩いてもらいました。どうかなって、少し心配でしたが階段を下りるのが辛かった足で階段を普通におりていきました。(う〜ん、父のからだも凄いなって少し感動)

    そうそう、父は毎朝早く起き、週に2日はプールで汗をながし、常に駅迄歩き(徒歩20分)という人物で、視診、触診の時に骨盤のズレ、足の長さを診てみたのですが、著しいズレはなかったのです。かなり驚きました。足の倒れ方や腕の体側にたいしての間隔にはズレがありましたけどね。

    規則正しい生活を続け、適度の運動をしているからだは、ひょっとすると僕よりも治癒の力も強いのかもしれません、年は倍以上はなれているのに(汗)。

    ちょっとした試みをした日と患者さんに触れながら、大切な事を学んだ日でした。

    今日でブログ最後でした、寂しい様なホッとしたような(笑)
    つたない文章を一週間お付き合い頂きまして、ありがとうございました。

    次回からは、僕の大先輩にあたる畠山さんです。お楽しみに!!

    西田でした。

    西田 尚史

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  • 人間だから

    生きて行くと、色々な人に出会う。仕事を通してしか会わない人もいるし、話があい常に会っていく人。どちらであれ、その日の気分や性格も左右される。

    以前の僕は納得いかない事とかにいちいちハラを立て不満を感じたりもしていた。そこには相手の気持ちを考えない行動を目の当たりにしたり・・・イライラする様々な要因があったものです。まあお互い様なのでしょうけど。
    人の気持ちを考えて行動し言葉を発する事のできる人なんて結構いないものです。誰もが持っている部分ですから・・・
    そんな気持ちを当たり前の言葉が心地良い気持ちに変えてくれたのです。

    それが、友人の言った当たり前の言葉「人間だから・・・」だったのです。
    人間だから機嫌の善し悪しもあり、人間だから怒ったり、笑ったりと喜怒哀楽もあり。そう考えるとあまりイライラしないって言うのです。確かにその彼が声を荒げて理不尽に怒ったり意味もなくイライラしたりしたのを見た事がない。

    自分も頭に浮かべて言う様にした。たしかに、人を許す事も出来るし、自分の行動も冷静に見る事ができる。

    それでもやっぱ”人間だから”我慢できない時もありますけどね(笑)
    それは自分もまだまだ未熟だけど成長できるって事ですから!!!

    まあそんな当たり前な言葉でも大きく気持ちの方向を変える事が出来るって事がわかったって言いたいのですけど。

    人間だから楽しめる、人間だから迷い苦しむ、人間だから・・・
    ネガティブにもポジティブにも取れちゃうのですね。

    簡単なシンプルな言葉の様で実は凄く深いですよね、そう思うのは僕だけでしょうか・・・

    西田でした。

    西田 尚史

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  • 真夜中

    僕は夜という時間が凄く落ち着く。それはけして大勢でいるとかではなく。
    一人という時間を感じてです。目を閉じていると日中では聞こえない“静寂の音”が聞こえてきます。虫の鳴き声も、遠くを走る車の音も、そしてなにより風の音。どれも心地良い音です。今いる部屋にはステレオもなくて音楽を聴く事が出来ないので静寂の音が寝る前のリフレッシュの自然の音楽かもしれない。

    昼間の雑踏の音はなく、深夜ならではの雰囲気に包まれるこの時は本当に心やすまりますよね。夜は人だけでなく、普段大勢の人が行き交う道でさえ休む事ができる時ですもんね。

    そして、この静けさこそ、僕の想のときです。
    まだまだ心を無にするという事はできませんが、それでも余計な思考能力はなくなり、なんとも言えない感覚に落ちます。一日の頭の疲れが抜けて行きます。
    そして、なぜかとてもポジティブになれるのですよ。
    明日は今日よりも、もっと頑張ろうとか、もっと楽しくとか・・・
    部屋の明かりは消して、床に座り外の薄明かりのみの中に身をおいている状態です。明かりを消すと、普段見ている部屋の景色も変わってくるから面白いです。こやって見方を変えるってことは非常に大切なことですね。

    操体も形にこだわらず、見方を変えてみる。だから疾患にこだわらないのですよね。僕自身も型にはまったものでなく、自分らしい空気感を出せる臨床家になりたいです。まあその為には基本と常に学ぶって姿勢は続けないといけないと感じています。

    なんか文章まで穏やか!?ですね。これも真夜中の力です(笑)
    今日もまったりと心地良く眠れそうです。
    このブログを見てくれているアナタ!!ありがとう!
    良い夢を見てくださいね〜!!
    ではでは、お休みなさい。
    西田でした。

    西田 尚史

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  • 雨上がりの散歩

    ある日の休日。雨上がりにセンター南から、自宅迄ゆっくりと散歩した。
    普段は車だけど、この日は電車でいって、帰りはゆっくり歩いて帰ってきた。
    なんか頭のなかモヤッとしいてどうしても疲れたかったですよ。
    (ハッキリいってつかれましたけどねー)

    そんな中カメラぶら下げて歩くと水たまりに映った景色に見とれてしまいました、なんか当たり前に映るビルが全く違う世界の者に思えました。いつもと違った感覚で見るって新たな発見もあるんですね。

    写真はそんな水たまり、途中の空、そして近所の公園に到着した写真、これはなんだか空に続く入り口みたいでした。(滑り台ですけどね(笑))なんかスーっと惹かれてシャターをきった一枚です。

    最後はふと撮った一枚です、誰かはご想像におまかせです(笑)。

    さっきも散歩して、パワーを充電してきました。“とてもゆったりとした心地良い時間で気分もリフレッシュされました・・・ありがとう!!明日も元気に行けるよ!!

    すべてのものに感謝感謝です。
    では、また明日。西田でした。

    西田 尚史

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  • 夏もおわりか・・・

    夏ももう終わりなのですね、まだ蒸し暑いですが夜には鈴虫が鳴いています。
    僕は夏が凄くすきです、一年を通して本当にあっという間の季節ですがその分
    いろんな事が凝縮される季節です。若い時は恋に踊る季節?でした?が今では人生の学びの季節でもありますね。夏に学び秋に復習って感じです。

    この夏、普段は江ノ島近辺どまりですが、ちょっと頑張って西伊豆の海までいきました。
    絶句でした、良い意味で。夜中についた海はとても静かで落ちつきをくれ、その綺麗さは月明かりで透き通っているのがわかる程でした。
    普段、都心のちょっと息苦しい空気のなかにいる自分にとってちょっと想像もしてない程でした。まだまだ捨てたものじゃない!!(偉そうに!!)

    仮眠したけど興奮してねれなく明け方明るく変化する砂浜を散歩していると、綺麗で海の底が透けて見えていた。すぐに仲間を起こし、シュノーケルをもって海へ!!実は自分シュノーケリングもした事がなかったのですが・・・(笑)

    それでもなんとか沖迄いってちょっともぐってみました、そこには自身初の世界がありました。何処迄も見えそうな水中で、魚の群れに遭遇し、くっきりと見える海底にはウツボがいて・・・
    知らず知らずにブルーの発光体を追いかけて泳いでいましたが、後から聞くとそれは電気クラゲの幼生?だったらしです。美しさにだまされて、さされる所でした。(無知は怖いということも学びました(笑))美しいものには棘があるとはこの事です!!でも本当にきれだったのですよ!!見とれてしまいましたよ!!生き物が発する光とはとうてい思え無かった、写真では見た事あったのですが、本当に綺麗で・・・
    まるでちょっとした水族館にいうような錯覚におち、時間を忘れていました。(実際数秒ですけどね・・・)

    水中写真をとりたかったですが、装備がなく今回は断念。来年こそは!!!
    う〜ん、スキューバーも取りたい!!いつか必ず!!
    本当に自然のなかにいるとからだも心も癒されますね。
    仲のよい信頼できる者といる時とにたような感覚です、まさに母なる海ですね!!!自然って本当にすごい!!!

    あ、もちろん全身の力を抜いて自然にゆだねてみました、それはとても大らかで、この動きだ!!って自分のなかにイメージとして入ってきましたよ。

    今日はこの辺で。西田でした。
    ※写真は先日話した趣味の一つ、、、何気にお気に入りです。

    西田 尚史

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  • 趣味がなくちゃつまらない!!

    お久しぶりです、今週から担当させて頂く(ハマの操法士)名前だけ先攻してしまっていますが(汗)西田です。

    今日は更新の日付を過ぎてしまいました。何たる失態・・・

    さて自分の趣味という物について少しばかり紹介したいと思います。
    まず、眠ってしまっている趣味はオートバイですね。あの自分のからだから風が出て行く様な、あの感覚は忘れられません。そして操体を勉強している今、また乗ったら一層気持ち良さを感じる事ができると思います。次は、写真ですかね。これは高校生の時から何気なく続いています。
    何年か前では自分の部屋を暗室にしてモノクロ写真を現像したりもしていましたが、現在は自分の愛機GRデジタルをぶら下げて、景色も物も人も自分撮り(笑)もパシャパシャ取ります。自分の感覚を聞き分けてという所は操体と似ていますね。レンズを変えたり光学ファインダーをつけて撮ったり、かっこ良くカスタマイズできる所も男心をくすぐってくれます(笑)。
    また写真って撮影した時の気持ちも写しているって感じがします。目で見える部分の裏に思いやら色々なものが映っているのですね。偉そうな事はいえませんが・・・そんな写真に時々助けられたりします。
    色々な事にぶつかった時に写真を見て、その時の気持ちを思い出させてくれたり過去の自分の思いに助けられたりします。
    他にも(多すぎて中途半端?まあまあ自己満足ですから(笑))レザークラフトを少々、これに至っては本当に初心者です。自分の定期入れはメモ帳カバー等を作成して使っている、そんな感じです。(写真アップできたら見て下さい!!)

    そして唯一健康の為に!?の趣味がウォーキングという名の散歩です。
    基本的に雨の日も歩きます、時間的には夜11時以降が多いです。人も少なく、空を見ながらブラブラしやすいですからね。(えっ怪しい?)何よりも夜の空気が気持ちよいのです、最高に!!朝は自分の場合苦手なので(汗)・・・。そうこの散歩最初は近くのコンビへ行ったり友達との缶コーヒーが目的だったのですが、いつの間にか1時間は歩く様になりました。呼吸の仕方を考えてあるいたり、操体で学んだ歩き方であるいたりと色々自分のからだで遊びながら楽しんでいます。

    本当にどうでもよい紹介文で終わりそうですが、でれも本当に気持ち良いう感覚を味わえる、自分に快適感を与えてくれる趣味です。
    あと、おもちゃも好きです・・・(もうよいですね(笑))
    今後もどんどん自分を楽しませる趣味を増やします!!!
    その為にも一生懸命働かないと〜〜です。

    今日はこの辺で、お休みなさい。
    今週一週間お付き合いお願いします。西田でした。

    西田 尚史

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