投稿者: karib_sotai

  • 記事について

    現在移動中ですので、最近のものしか掲載されておりません。
    以前の記事はこちらをご覧ください。

    東京操体フォーラム実行委員ブログ(仮)

  • 春の嵐

    春の嵐が吹き荒れている東京から、鵜原がお送りします。よろしくお願い致します。

    桜はまだちらほら、お花見が出来るほどではありません。今日満開だったら散っていたかもしれません。

    暑さ寒さも彼岸まで、いろいろな花々が咲き乱れている今日この頃です。その中でもいつも気になるのがクリスマスローズ(キンポウゲ科)という花です。花びらのようながくが落ちないので、学が落ちないと受験生に人気があるそうです。

    ほんとかしら?

    まだ日本の花屋さんに出ていなかった10年位前に、ご自分で育てていた方から教えていただきました。うつむいて咲く可憐な花、今では八重の品種も作られていますが、とても地味な花です。明るい色の花といっしょにすると目立ちません。クリスマスローズだけで楽しみたい花です。

    この花を教えてくださった女性の生き方が自然体で素晴らしいのです。105才まで幸せに過ごし旅立っていかれたお母さま。このお母さまの介護の期間は長かったと思います。
    しかしその間ご自身もしっかり楽しんでおられました。みんなの力を結集して介護をも楽しまれたのではないでしょうか。

    今思い起こしてみると、否定想念が全然感じられなかった、だから気持ちよさが伝わってきたのだと思います。

    私が彼女から学んだことは、いのちを大切にし、いのちを愛し、いのちをいとおしむことでした。人間だけではなくすべてのいのちです。

    花屋さんでクリスマスローズを見かけるとすぐ、好きな人、気になっている人になぜかプレゼントしたくなってしまいます。困ったものです。

    鵜原増満

  • WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)

    WBCワールド・ベースボール・クラシック)も僕のブログもいよいよ大詰めです。
    昨日我等が日本代表は宿命のライバル韓国を6−2で快勝、1組1位での準決勝進出となった
    ・・・が、僕は全く違う所で野球ブームに火がついております。

    漫画『MAJOR(メジャー)』である。

    満田拓也原作の野球漫画でNHKでアニメ化もされている。

    ひとりの野球少年が様々な苦難を乗り越えながら、
    野球人として成長する姿を描いたスポ根漫画である。

    この主人公の吾郎くんときたら本当に良く故障する。
    そのどんな困難にも負けずに立ち向かう不撓不屈の
    精神力には本当に多くの感動を頂いているが、
    その全くからだの声に耳を傾けない傍若無人な
    からだの使い方は治療家としては目を覆いたくなる。
    「おい、コラっ!吾郎。もっとからだにききわけろ!!」
    とひとり漫画に向かって言葉掛けをしてしまう程です。
    そんな中僕が特に大好きなエピソードがあります。

    主人公吾郎くんの父親はプロ野球選手でピッチャーでした。
    特に目立った活躍がある訳でもなく1軍と2軍を行ったり来たり、
    でもそんな父親を吾郎くんは心から尊敬し、父親も吾郎くんのことを
    心から愛していました。
    ところがある日、父親は肘の故障で引退を余儀なくされたのです。
    大好きなお父さんの野球が取り上げられてしまうと吾郎くんは落ち込みました。
    そんな吾郎くんの姿をみて父親はピッチャーを捨て、バッターとして
    プロ野球に残ることを決心しました。そしてその為に死にものぐるいで
    練習に打ち込みました。『自分が吾郎くんに残せるものは野球しかない。』
    そして見事にバッターとして新たな野球人生を歩みだしたのでした。
    めでたしめでたし・・・とは行かないのですが後はお暇なときにでも
    読んでみてください。

    この父親の生き方って本当にカッコいいと思います。
    吾郎くんに心配かけまいと多くのことを語らないまま
    ひたむきに野球に打ち込むその後ろ姿で、吾郎くんに
    生きるために大切なものはなんなのかを伝えているのです。
    親父の背中ってヤツは生き様の百科事典のようです。

    東京操体フォーラムにも三浦理事長、今顧問を始めとした
    大勢のカッコいい背中をもっている親父達が集まっています。
    僕も子を持つ親父の中のひとりとして、自分の背中を見られても
    恥ずかしくないように清く正しく美しい背中作りに励んでいきたいと
    思います。

    それでは明日からは東京の鵜原さんの出番です。
    福岡はずいぶん桜が開いてきましたが、東京の桜はどうですか?
    三茶のターミナルビルから見える桜も最高ですよね〜。

    秋穂一雄

  • 龍くん受難の日

    3月20日

    今日は先日ブログで紹介した僕の爺ちゃんの命日だ。

    14年前、1995年のこの日、
    瀬戸内海のフェリーの船上で爺ちゃんが亡くなったとの連絡を受けた。

    当時僕は柔整学校の2年生で春休みを利用してローリングストーンズの日本公演を
    追っかけるために東京から福岡へと移動している途中だった。
    丁度この日は地下鉄サリン事件が起こった日でもある。

    4年前の2004年の3月20日には福岡の街を福岡西方沖地震が襲った。
    目の前で食器棚か倒れるのを見た時にはさすがに身の危険を感じた。

    今年2009年の3月20日は、僕の長男龍之介くん(8ヶ月)に思わぬ災難が襲いかかった。

    事件は寝室のベットの上で起こった。お姉ちゃんの朱花(4歳)にくすぐりの操法
    を行われている時に暴れ回り過ぎで右肘を捻ってしまい『肘内症』になってしまうわ、
    父親一雄さん(34歳)とふたりで寝ている時に寝返りしすぎてベッドから落ちてしまうわ。
    それだけならまだしも父親のブログのネタにまでされてしまってとにかくもう踏んだり蹴ったりだ。

    龍之介は言う「日本代表が勝ったから良しとしよう。」

    秋穂一雄

  • 2つの額縁 〜パート2〜

    さて3日目の今日も昨日に引き続いて整骨院の額縁のお話です。

    うちの整骨院にある2つ目の額

    これは三浦理事長の治療院に飾ってある物をコピーして頂いたもので
    『歩み入る者に やすらぎを 去り行く人に しあはせを』と書かれてあります。
    この言葉はドイツのローテンブルグにあるシュピタール門という古城の門に刻まれた言葉で
    原文はラテン語で『Pax intrantibus, Salus exeuntibus』(来る者には平和を、去る者には無事を)と
    書かれているということです。

    これがシュピタール門に刻まれた原文
    (旅行ガイドのサイトより頂戴)

    その言葉を日本を代表する画家東山魁夷が『馬車よゆっくり走れ ドイツ・オーストリア紀行』
    と云う紀行文集の中で紹介しており、その言葉を魁夷と親交のあったノーベル賞作家の川端康成
    書に残したものだという大層有り難い一品なのであります。

    ちなみにこの言葉は2007年にNHK連続テレビ小説『どんと晴れ』の中でも取り上げられ、
    老舗旅館のおもてなしの心を的確に表現してありました。

    三浦理事長からこれを頂いた時から、この言葉は僕の一番好きな言葉となり、
    僕の整骨院作りの基本理念として初心忘るべからずと、
    整骨院の一番目立つところに飾って置くことにしました。

    この言葉が刻まれた中世のドイツは小国の領主達が領権争いが繰り広げられていたころです。
    自国の領地から一歩足を踏み出せば常に危険と隣り合わせの命がけの旅となったに違いありません。
    目的地にたどり着いた時の安堵感といいうものは常夏のハワイからマカダミアナッツを山のように抱えて
    自宅に帰った時の比ではないでしょう。(根本的に比べることがまちがっていますが・・・) 
    城壁に守られ食糧があり、人のぬくもりがある。それだけでも命を守れられている安心感と、
    生かされているという感謝の気持ちを感じることが出来たのではないでしょうか。

    現代では町の外に出ても猛獣が牙をむいている訳ではないし、盗賊が待ち構えている訳ではない。
    『一歩外に出たら百人の敵がいると思え!』という位ですから常に社会という見えない敵に
    脅かされているのかもしれません。

    そんな現代社会によって疲れたココロとカラダがここで少しでも安らぎ癒される場所でありたい。
    ここから出る時にはほんのちょっとでも希望の種を持って帰ってほしい。
    何も特別な御馳走が出るわけではないし、とびっきり贅沢なサービスが提供されるわけでもない、
    それでも誰かにとって安心していただける場所になれば良いな。日々、この言葉を眺めながら考えています。

    そう言えば、毎回フォーラムが終わり僕が福岡に帰る時に三浦理事長がかけてくれる
    「さようなら」ではない「いってらっしゃい」という言葉も僕に勇気と希望を与えてくれる魔法の言葉です。
    「いつでもここで待ってるよ〜」という魂の居場所を作ってくれているようで何となく安心するんです。
    さて4月26日は今回も東京に里帰りだ!!

    秋穂一雄

  • 2つの額縁 〜パート1〜

    僕の整骨院には2つの額縁が飾ってある。

    1つ目は開業する時に伯父さんから頂いた額縁でこれはうちの爺ちゃんの書いた書が飾ってあるものだ。

    身内の贔屓目で見てもお世辞にもきれいな字とは言えないがこれは遺伝子レベルで僕にも確実に受け継がれている。
    うちの爺ちゃんは農家の長男坊として生まれながら学生の頃から柔道の道に傾倒し、戦前に京都あった武道の専門学校で柔道を学んだ後、志願兵として満州国へ出征、戦後は故郷の福岡県に戻り柔道の師範や高等学校の保健体育の教師をしながら柔道整復師としてほねつぎを開業していた。

    残念ながら僕は爺ちゃんが仕事をしている姿の記憶は無くその臨床風景は家族の思い出話からその様子を伺い知るしか無いのだが、どうやら患者さんが暴れ回るくらいの強刺激の手技を行っていたらしい。うちの父親曰く「あんな手技をやってたらからだが持たない。」そうだから余程強烈だったのであろう。

    爺ちゃんは武道家だから

    日本伝統の武道によって 体力、気力(心)を増進し世の進運に寄与しよう

    と書かれているが、僕は武道家としてはへっぽこなので橋本先生の操体によって体力、気力(心)を増進し世の進運に寄与したいと思っている。

    そういえば橋本先生も戦中は満州に出征されていたのだから同時期に爺ちゃんも満州にいたんだな〜と思うと大層感慨深い。

    秋穂一雄

  • ついに

    1、2、

    (3)周目 がやって参りました。
    すいませんどうしても3周目の時にはやろうと去年から準備しておりました。

    寒さも落ち着いて、わが町福岡では13日の日に桜の開花宣言がされたようで、なんと今年は観測史上最速で例年に比べると13日間も早い開花日となりました。

    13日も早い春の訪れを噛み締めながら街を歩いていると近所の高校で卒業式があっていました。進学する子、社会へ出る子進路はそれぞれなのでしょうが、夢と希望を胸に抱いて学校の門を旅立っていくのでしょう。

    僕の高校時代を振り返ってみて思い出されるのはロクに勉強もせずにバンドを組んでは音楽活動に勤しんでいた愛すべき思い出達です。

    先日、そんな僕の高校時代の同級生であり音楽仲間の結婚式の2次会に参加してきました。
    新郎は卒業後16年経った今でもバンド活動を続けており2次会もライブハウスを借り切っての笑顔と音楽に満ちあふれた素晴らしいパーティーでした。

    彼らの演奏はその楽曲の出来や演奏技術を超えて「本気さ」が伝わって胸が熱くなりました。
    「継続は力なり」という言葉がありますがここまで音楽活動を続けて来た彼らだから出すことの出来る音の力なのかもしれません。

    以前、三浦理事長に「秋穂、絶対に90歳まで生きろよ。」と云う言葉をかけて頂いた。
    それは「操体も太く短くではなく、細く長くでも続けていくことが大切なんだよ。」と40年以上操体の道を最前線で歩んで来た三浦理事長の実感の籠った言葉でした。

    「その時は俺は100歳をとっくに超えてるな〜」と冗談まじりに言われていたが本当にそんな日が来るのを心から楽しみに1日1日を過ごしています。

    90歳まではまだ56年もありますが、その時にも三浦理事長とこのフォーラムの仲間達と今と変わらぬ面白可笑しい冗談を交えながら操体の話をしていたいと思います。

    しかし、あと56年もフォーラムを続けていたら、実行委員の人数は一体どのくらい増えているのでしょう。もしかしたら世界中にその輪が広がっているかもしれませんね。

    操法も手を使わずに言葉の誘導だけで行っているかも!」なんて考えると今からワクワクして夜も眠れません。

    実行委員ブログはひょっとしたら101、102、ヒャクシャン(103)周目位でしょうか

    Yes.オモロ〜

    秋穂一雄

  • βエンドルフィン

    七日目の最終日よろしくお願いします。

    3月11日に脳内で痛みを記憶したり、身体の痛みを作りですことができるという最新文献を紹介させていただきました。(3/11のブログ参照してください。)
    脳のどこで痛みを作り出しているのでしょうか。
    βエンドルフィンってなに。
    2008年のVision S 82ページの内容を教えて。
    という声がありましたので、最終日の今日はそれにお答えしたいと思います。

    〜脳のどこで痛みを作り出しているのでしょうか。〜
    文献によりますと、慢性腰痛の方や幻肢痛の脳活動において視覚と体性感覚情報の前頭連合野外側部と身体図式が蓄積されている頭頂連合野(7野)の脳活動の増大を認めたとのことです。この領域は感覚刺激がなくとも身体知覚を生成する場所であり、痛みを知覚として形成している可能性が考えられているそうです。

    〜βエンドルフィンってなに〜
    2008年のVision S の内容をそのまま載せます。

    「気持ちよさ」を考察する

    はじめて操体を学んだとき、「楽ではダメ!気持ちよさがからだを治してくれる。だから第三者が治すことまで関与するな!」と大きな声?で言われたことを昨日のように覚えています。でも十数年も西洋医学の中にいた私は、気持ちよさで治る???
    なぜだと思ってしまいました。気持ちよさを味わうだけなんですよ!治すのはからだにおまかせなんですよ!気持ちよさって不思議じゃないですか?
    気持ちよさにはいったいどんな魔法があるのでしょう?
    操体を学んでいくにつれて、不思議ですが理学療法士として学んできた解剖学・生理学・運動学などが一つ一つ繋がってきました。なぜ気持ちよさでからだが治るのか、なぜ操体は自力自療なのかを私なりに考察してみたいと思います。
    気持ちよさを味わうことにより、脳波はα波が優位となり、視床下部ではβエンドルフィンというホルモンが分泌され、副交感神経が優位となります。
    この「βエンドルフィン」がすごいのです!
    人間には快楽物質となるホルモンが20種ほどあるそうですが、その中でも最強の快楽物質とされているのがβエンドルフィンだそうです。βエンドルフィンの効力は麻薬のモルヒネの数倍はあるとされますが、依存性や副作用の危険はまったくないというホルモンです。βエンドルフィンは脳内モルヒネとも言われています。数々の症例報告でβエンドルフィンと痛みの関係が報告されはじめていますが、脳内革命の著者であります春山先生の報告でも、他臓器へ転移した悪性腫瘍の難治性疼痛に苦しむ方にβエンドルフィンを3mmgクモ膜下腔に投与した結果、全例痛みから長い時間(平均33.4 時間)開放され、投与後、恍惚感を訴えた方もいたとのことです。また、ねずみを使った発癌実験で、βエンドルフィンの分泌により発癌率低下や病気にかかりにくくなる可能性を示唆された報告がされています。この魔法のようなβエンドルフィンですが分泌させるためには、快楽物質ですから気持ちよさを感じたり、前向きに考えたり、相手に褒めてもらうなど、「快」に対して分泌されるそうです。
    操体では患者さん自身に一つ一つの動きに対して、気持ちよさがあるのかないのかからだに聞き分けてもらいます。気持ちよさを聞き分けられたら、味わいたい要求感覚があるのかないのかからだに聞き分けてもらうことによって、より質の高い「快」を自分自身のからだに見極めてもらうことで、βエンドルフィンが分泌される状態になります。そして気持ちよさが消えるまで最高の気持ちよさを十分に味わうことにより、βエンドルフィンが十分に分泌され、痛みを抑制する中枢神経系が働いたり、副交感神経が優位になるなどからだが治癒に向けて働きます。
    第三者が気持よさや味わう時間などを決め付けてしまうという行為は、βエンドルフィンが十分に分泌されないことにより、効果がないとか一時的によくなってもすぐ元に戻ってしまうなどの訴えに繋がるのではないかと示唆されます。その他の効果としてβエンドルフィンが分泌されることで、自律神経系では副交感神経が優位に働きます。副交感神経が優位になると、涙腺は緩み、唾液腺は分泌され、血圧・心拍数がさがり、呼吸は深くゆっくりと、消化器官は亢進され便意や尿意を催し、汗腺は特に手掌が分泌されるなどの作用効果があります。気持ちよさを十分に味わうということは、これらの臓器の作用もおこるということになり、βエンドルフィンの効果とはからだの未知数の効果を引き出す魔法のホルモンなのです。
    気持ちよさを味わう他にも、口から発する言葉にもβエンドルフィンは分泌反応するそうです。ただし気持ちのよい言葉、特に褒められることでβエンドルフィンが分泌されやすくなるそうです。NHKのある番組でも、子供は褒めて育てることで、βエンドルフィンの効果が得られ健やかに育つというような内容を特集していました。言葉にはチカラがあるということが立証されていると言ってもよいのではないでしょうか。
    操体では「楽」を通していた時代から「気持ちよさ」をからだに聞き分け・味わうというように進化してきました。ではなぜ「楽」ではだめなのでしょうか。「楽」ということは、どちらが楽とか、治療前より楽になったというように、比較するものがあってはじめて「楽」という言葉が生まれます。この二極対比の「楽」ではβエンドルフィンを十分に分泌させるとこができないのです。βエンドルフィンは「快」にしか反応しないためだったのです。
    気持ちよさについて快楽物質のホルモンであるβエンドルフィンを用いて考察させて頂きました。βエンドルフィンを十分に分泌させるためには、より質の高い気持ちよさが必要だったのです。「楽ではダメ!気持ちよさがからだを治してくれる。だから第三者が治すことまで関与するな!」これが極意だったのです。
    ※ちなみに「楽ではダメ!気持ちよさがからだを治してくれる。だから第三者が治すことまで関与するな!」この言葉を信用していなかったわけではありませんので・・・
    勘違いしませんようよろしくお願いします(^0^)v

    1週間お付き合いしていただきましてありがとうございました!!

  • 学ぶ目的

    六日目よろしくお願いします。

    昨日のブログは真面目になりすぎてしまいましたが、昔の僕は筋金入りの勉強嫌いでした。高校3年の夏まではまったく勉強なんて自分からすすんでするものではないなんて思っていました。 お恥ずかしいはなしですが、高校時代は教科書を家に持ち帰ったことがありませんでした。教科書はマンガで学校にはスポーツをするために行っていたようなものでした。しかも高校まで自転車と電車で2時間もかけてかよっていましたので、朝6時に出て夜11時に帰宅という毎日でした。 こんな僕がなぜ理学療法士の学校にいったのでしょうか。
    理由はいくつかありました。高校時代にスポーツで遠征したり合同合宿でとにかく強豪校との練習試合はとても多く、長野県でどんなに強くても全国ではもっともっと強い人がいるんだということを感じたということと、推薦で大学にいった先輩がケガで学校を辞める姿をみたり、高校に入学した時にいた同期が何人もケガや練習についていけなく辞めていく姿をみて、ケガをしたスポーツ選手を復帰させる手助けができる仕事をしたいと思うようになり、理学療法士の学校へいこうと考えました。

     
    しかし・・・

    高校時代まったく勉強をしていないという壁にぶつかってしまいました。しかも当時は、まだ理学療法士の学校がそれほど多くなかったように思います。倍率の高さに高校時代の進路指導の先生方には大反対されました。そんな状態でしたので、高校時代の夏以降は予備校にいったり、職員室にいりびたって勉強を教えていただいたりしてなんとかギリギリ合格しました。よく頑張ったと今考えても思います。
    目指す目的を持てたからこそ頑張れたのだとは思いますが、目的や目標を持つということは本当に自分のちからになるというか、自分が変われるというか、知らない自分を引き出すことができるのかなと思います。
    ありがとうございました。

  • 僕の目標

    五日目よろしくお願いします。

    僕は理学療法士という免許を持ち、クリニックのリハビリテーション科に勤務しています。治療を西洋医学・東洋医学・民間療法と分けるとするならば、西洋医学に位置する立場にいると思います。
    ここで疑問に思うことがあります。手技療法をやはり西洋医学・東洋医学・民間療法に分けるのでしょうか。自分の持っている免許や、所属している団体によってわけるのかもしれません。同じ人間のからだを診ていて、西洋医学・東洋医学・民間療法とはっきりと区別ができるのかが疑問です。
    ただひとつ言えることは、西洋医学ではEBM(Evidence Based Medicine)を大切に考えているということでしょうか。EBMとは「医療において科学的根拠に基づいて診療方法を選択すること」簡単にいうと、自分のおこなっている治療手技の説明がつくかということになるでしょうか。
    ここで僕が言いたいことは、確かにEBMはとても大切だと思いますが、臨床の治療手技が先行し、あとから科学的根拠がついてくるものではないかと思います。ということは、民間療法として見向きもしないのはいかがなものでしょうか。

    僕は操体を学んでいます。操体で学ぶことは、からだにとって・生きていくことにとって必要なことを学んでいますが、この必要のことの中にたくさんの法則やからだの感覚が秘められていて奥が深いのです。今まで学んだ解剖学・生理学・運動学などがひとつに繋がる学びをさせていただいております。
    操体での学びを、根拠に裏付けるような文献検索や学び(考察)を積み重ねていきたいというのが目標です。その積み重ねで、自分の学びという財産や操体を真剣に学びたいというたくさんの人との出会いがあるのでは、なんて考えています。

    少し偉そうな内容になってしまいましたが、あくまで僕の目標です。
    ありがとうございました。