小学校の学級園で手探りしながらも野菜を育てていると、育っていく作物はひとつとして同じかたちになっていないなぁというのを目の当たりにする。
同じタイミングで種をまいているのに、芽を出すタイミングや成長していくスピードも観察していると異なっていて、それぞれのリズムでいろいろありながらもうまいことやっているように思えてくる。左右非対称な生命力の表現、緑色のエネルギーがそこかしこ各々のペースで回転している。
育てている方からすると、育ちがゆっくりな個体のことが心配になったりもするが、それはそのペースというものがあるのかもしれないという風にも感じるようになった。色々理由はあるのだと思う。
足並みは違えど、各々が目にみえない大きな流れを感じながら、生命力を発現させていることに変わりはない。
収穫期。
素人がやっているということもあるけれど、画一的、均一的な実りの結果とは程遠く、
その様子はいうなればとっても「でこぼこ」している。
そういう光景のなか作業をしていると、植物に限らず生き物にはでこぼこがつきものだよなぁと改めて思う。成長もかたちもでこぼこ。
つるっとしていると見栄えはいいけれど、触れてみると、でこぼこしているのもいいものだと感じる。
植物の姿を見習って、人間ももっと素直にでこぼこしていてもいいのかもしれないと思う。
